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発達障害で、生まれてからあらゆる感覚が過敏で、ものすごい偏食な息子。ところが、中学1年生の時に「感覚を殺す方法を覚えた」と言って、これまで全く食べなかった物を突然食べ始めた息子。
・・・とはいえ、まだまだ無くならないたくさんの“こだわり”があります。特に食事の時はすごい・・・。
例えばある日の夕食・・・
分かります?息子は1品1皿が鉄則なのです。
もし、息子に親用と同じ盛り付けで出したら・・・食べません! 1品1皿で出すと・・・食べます!
好きな物でもあっても、他の食品とくっつくと「汚染された」と言って食べません。
これをプア子はこう理解しています。
息子が何かを口に入れると、味覚、食感、舌触り、匂い等々、すごい量の情報が脳に襲いかかります。そのうえ味覚そのものも普通の人の何倍も敏感です。だからトンカツはトンカツだけで情報をインプットして処理したいのだと思います。これが「ちょっぴりスパゲッティと接触したトンカツ」に変化してしまうと、脳にインプットしなければならない情報がものすごく増えます。すると息子は「面倒くさい、もう食べたくない」と思うわけです。確かに、読書感想文を書く量が原稿用紙3枚から急に6枚や9枚になったら書く気失せますもんね。ましてや「スパゲッティ及びコーン炒めと接触したトンカツ」となると、複雑すぎて頭が混乱するのでしょう。
同じ理由で1品ごとにフォークやスプーンも取り換えて食べます。
つまり1品1皿1フォークが鉄則なのです。
ジャーマンポテトを食べたフォークでトマトを食べると、情報が混乱しますからね。
そんなわけで同じメニューでも盛り付けは↓こうなります。
↓親用↓
↓息子用↓
息子・・・皿多すぎ そのうえ1皿1フォーク(あるいはスプーン)です
そして息子はキャベツは食べないので 代わりにぶどうです
そう、息子は↓野菜スープや↓サラダを食べません
これもやっぱり情報処理が大変だからかな~??
色々な食材が入っているからね・・・
(こんな息子がカレーを食べ始めたなんて本当に奇跡・・・(その記事はコチラ))
そのためいつも代わりのフルーツを用意しています。これがバカ高い・・・
・・・とまあ、偏食を克服しつつある息子ですが、それでもたくさんの“こだわり”を貫いて生きています。
プア子は・・・「何にこだわってもいいから、とにかく食べろっ! 生きのびろっ!」って思っています。
そして、今日まで生きてくれている息子の生命に感謝。
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