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さて…発達障害であり、ものすごい偏食の息子のために、食費がかかって困っている我が家です。
息子の好物は、白いごはんと、サーモンのお刺身と、果物です。この３種ばっかり食べています。サーモンのお刺身って…高いのに… 
↑酢飯とサーモンで握り寿司にして食べてます 
なぜかそれに海苔も巻いて…
療育センターの先生には「ごはんとサーモンと果物を食べていれば、栄養は足りています。大丈夫！！」と言われ、学校の先生や親戚には「しつけがなっていない！」と言われ、ママ友には困惑される毎日…
でも、無理に食べさせたり、訓練しても無駄です。息子は普通の人とは感覚が違うから食べられないのです。
でもね…“ある日突然食べ始める可能性”はあると思っていました。息子の頭の中で何かが閃けば、多分食べ始めるのだろうと…
息子は４歳までテレビを見ませんでした。周囲の人は「やっぱり成長が遅れてるんだね」って心配してくれました。それがある日、突然見始めました。息子の頭の中で何かが閃いて、「あ、テレビってこういうものなんだ」って分かったのだと思います。最初は乳児向けの番組を見ていましたが、すごい勢いでテレビから情報を吸収して、半年くらいで同年齢の子たちに追い付きました。同じ事が“食べる”という行為についても起こるかも知れないと、プア子は待ち続けました。
息子中学１年生の春…その日が来ました 
。それまでほとんど食べなかった給食を突然食べ始めました。もちろん、食べる量は少ないし、全く手を付けない物もあります。でも、今までと比べれば大進歩 
です。生まれてから一度も食べたことがなかったカレーライス 
も食べられるようになりました（でも刺激が強すぎるから家では食べたくないんだって…）。
息子曰く「感覚を殺す 
方法を覚えた」のだそうです…。 
その言い方、何とかならないの～
息子が何かを口に入れると、味覚、食感、舌触り、匂い等々、すごい量の情報が脳に襲いかかります。そのうえ味覚そのものも普通の人の何倍も敏感です。“食べる＝すんごい量の情報に襲われる”わけですが、その情報をうまく処理する方法が分かったってことなのかな…？？？
とにかく、息子の食べられる物は増えました。これまで、ほぼ毎日サーモンのお刺身だったのが、週３日くらいに減りました。これを週１日くらいまで減らせれば、食費はかなり楽になります。
これまで、ずっと手をつけられなかった食費削減…。息子も覚醒したことだし、プア子も頑張るしかないですね 
。
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