(5)貧しすぎて市役所に請願書を提出 | 夫が失業!なのに子は私立中高一貫校

夫が失業!なのに子は私立中高一貫校

2008年にマイホーム(マンション)を購入した直後に夫が失業…。
苦労の末、持ち直したものの、息子の中学受験・私立中高一貫校進学により、再びピンチな我が家の家計・・・

10年前、2008年12月末、夫は失業しました。その後の数年間、本当に不安定な生活でした。

約2年ほど臨時雇用されては再び失業という状況を繰り返していました。

 

その間、特に家計を苦しめたのが国民健康保険や年金の保険料ローンの支払いです。

追い詰められたプア子…せめて国民健康保険料だけでも減免してもらおうと市役所にお願いに行きました。(市のホームページには非自発的失業者で「雇用保険受給資格者証」があれば減免するって書いてありました)

 

【市役所1回目】

「雇用保険受給資格者証」に記載の理由が減免する理由に該当しないと追い返される

ちなみにプア男の失業理由はこれ↓↓

「事業主からの働きかけによる正当な理由のある自己都合退職」


市役所の担当者さんは

「市の規定により、ご主人は非自発的失業者とは認められない」と…。

 

【ハローワークに泣きつく】

プア男の「雇用保険受給資格者証」を手にハローワークへ

ハローワーク担当者「いいえ、ご主人は非自発的失業よ!」

 

【市役所2回目】

「ハローワークの担当者も非自発的失業者だと言ってる!」と再び市役所へ

その後、市役所の担当者さんと長~い時間話し合いをしました。市役所の担当者さんはプア子を追い返そうと必死でした。プア子も決して引き下がりませんでした。(だって、生活がかかってるんですもの!)

最終的に市役所の担当者さんは言いました。

「市長に請願書でも書いて特別に認めてもらったら?」

…何ともびっくりな話です。市長に直訴しろと!?

でもお金のないプア子。それしか方法がないのなら、そうするしかありません。意外にも市役所の担当者さんは請願書の書き方を詳しく教えてくれました。

“この人、冷たいんだか親切なんだかよく分からないな~”って思いました。

 

【市役所3回目】

市長への請願書を提出しに再び市役所へ

何だかすっかり顔見知りになった市役所の担当者さん。私の書いた請願書を受け取ってくれました。結果は後日連絡するとのことでした。

 

【その後】

…市長ご本人が私の請願書を読んだのかどうか…は分かりませんがプア男の国民健康保険料は減免されることになりました。(全額ではなく数十パーセントの減免でした)

 

そして翌年から、プア男と同じ理由で失業した人は非自発的失業者と認められるようになったようです。もう請願書は書かなくてよくなりました。

 

プア子、思いました。“私、よく頑張った!!”

 

実際に書いた請願書の内容は↓次回↓ご紹介します。

(6)国民健康保険税減免の請願書


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