行ってきたさ~ | ぷりんno日常生活

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犬話を中心に日々のど~でもいい事を なんも考えずにツラツラと…
内容に一貫性の無いグダグダ日記です。

行って来ましたよ~!

行った時に店長不在だったら無駄足になるかもしれないって思って
行く前に予告してやろうかどうしようか迷ったけど…
事前に打ち合わせされんのもムカツクし
電話代使うのもバカらしいし、何度も同じ話すんのもメンドクサイので
直接行く事にした。

まずは…サービスカウンターで
「店長呼んでもらえます?」
なにも店長「さん」と言う必要も無ければ
「居ますか?」とお伺いを立てる必要もナシ!

当たり前のように、冷静に…。。

何も知らない女子店員はニコーっと笑顔で
「はい。少々お待ち下さい」
と言って奥に入って行った。

しばらくして出て来ると…
「あの、御用件は?」
はぁ?今更?ってかオマエに言うのもメンドクサイ!
「あー、長くなるから来たら直接話すから…」
そしてまたまた裏へ…
「あのぉ…今日、店長お休みでして…」
出たっ!良く聞くセリフ「担当者が不在でして…」みたいなぁ~。。

「代わりの者でもよろしいですか?」
「代わりって…決裁権のある人間?」
ここで女子店員、初めて顔色が変わる。。
あれ?決裁権の意味が分からんかったか?
「店長と同等の権限のある人?」
「あ、はい」
「じゃぁ、イイよ。呼んで。」
それからは時間がかからず…腰の低そうな若い社員が、
どこかの売り場の応援でもしてたんだろう…
タスキをかけたままやってきた。
遠目からも、その人間性が分かるくらい真面目そうな人間だ。

まずは、その雰囲気から私の怒りが少し収まった。
威圧的な人間だったら、それだけでムカムカ来ただろうし
逆に弱っちそうなヤツだったら「大丈夫か?」と
これまたムカムカしただろうし、
チャラオだったら、それだけでアウトだ。

で、時計売り場まで行き、コトの経緯を話した。
話の半分くらいまで話したところで、その店長代理は言った。
「その場しのぎの出まかせを言ったんですね…」と。
おっ、こいつは飲み込みが早い!
話の分かるヤツだ!
しかも言葉も選ばず、ちゃんと自分とこの部下の否を認めた!
こうなりゃ、話は早い!
順を追って話を進める。
と、ココで店長代理
「すみません、実は僕、時計には詳しく無くて…
 売り場の総責任者を呼びますので、ちょっと待ってください。」

そーだよ!そーだよ!
普通、自分に分からない事が有ったら、分かる人間を呼ぶんだよ。
それが普通の当然の対応だよ。
偉い立場の人間なのに知ったかぶりをせず、間違いの無い情報を
伝えるのが真のサービスマンがやる事だよ!!

それを昨日の坊主は、口からポンポンと出まかせ言いやがって…
だからこんな大変な事に至ったんだよ。

で、売り場の総責任者も交え、事情説明。
この総責任者も偉かったゾ。
「全て僕の監督責任です。行きとどかなくてすみません。」と
深々と頭を下げた。
大の男が人目のある場所で深々と頭を下げるなんて
そうそう出来る事じゃ無い。

で、金額とかを問題にしているのでは無く、
キチンとした説明を求めているだけだという私の意向も伝わり
まずは、正しい金額を教えてくれた。
しかも何を何割引きで売っているかとか全部教えてくれた。
そして、結局は、レジを通した19100円で間違い無いと。。。

私は納得した。

でも…店長代理は
「もちろん、当時の提示価格で販売させていただきます。
 僕にはその決裁権がありますから、いくら間違えだったとしても
 その価格で提示していたのだから、
 お客様の見た価格で販売するのは当然です」と。。

男だね!!

まぁ、そう言うなら、そうしてもらいまひょ。

で、結局
「その社員は性質上、問題がある事は間違いないので、
 上の者(マネージャー(?)だかなんだったか忘れたけど)と
 ヒアリングをし、問題が解決しなかったら売り場から外します」
という結論に至りました。

もちろん、私も個人的に、その坊主が嫌いなワケでも無く
人間は皆、間違いは犯すと思っているし、
もしかしたら新入社員で、まだ社会というモノを知らない
将来のある若者かもしれないので叩き潰す気も無い。

だけど…
今回は安い時計だったけど
ロレックスやカルティエやブルガリ…オメガやその他高級ブランドも
売ってるわけだし、ウチも何度かお世話になってる訳で…
これからも先のある事なので
そんな口から出まかせ言うようなヤツが居る売り場は
怖くてしゃーないじゃん。

私のたまに行くバイト先の店長も口から出まかせばっかり言う
アホ極まりない店長だから
「ここまで言うのは、どうかと思うけど…
 人間的にそういう人って居るから…
 キチンと対処した方がイイと思いますよ。」とは言っといた。

で、話がまとまって納得出来れば私も納得。
「こんな嫌な話でごめんなさい。ありがとうございました。」と。。
その後はお互いに
「すみません」「ありがとう」と何度も頭を下げ合いました。
最後は売り場で楽しそうに時計を眺めていた殿にも頭を下げに行き、
私達が見えなくなるまでエスカレーターの所で頭を下げてました。

で、殿が「差額、返してね」だって。。。
はぁ?私がイイ仕事したから戻ってきたんだし、
私がもらったんじゃないの?

あんた、ただ着いて着ただけじゃん。
しかも離れてたし。。。

「だって…俺が傍に居たら…恐喝してるみたいじゃん」

色が黒くてガタイのイイ体。。パッと見、怖いと皆が言う。。。
それは言えてる(^p^)

でも、新横浜のビックリカメラさんには
こういう、まともでちゃんとした人間が居るんだという事に
世知辛い今の世の中で清々しいものを見せてもらいました。

人間、間違いは誰でも起こす。
ただ、その時、正直に…素直に…
そうする事の大事さを改めて学ばせていただきました。