2023年10月29日(日)。天気小雨のち晴れ。

ほぼ一年前、「小石川後楽園」の近くにある「日中友好会館」のレストラン「中国茶芸苑 馥(ふく)」に行きました。今日も再び「ビャンビャン麺」を食べるために、「馥」を訪れました。

趣のある店内の造り。

ビャンビャン麺です。これでは様子がよく分かりません。

麺と具をかき混ぜてみると、太い麺が現れます。

「日中友好会館美術館」では、「クーばあちゃんの魔法の花空間 ~庫淑蘭切り絵展~」が開催中(会期:2023年9月22日(金)~11月5日(日))です。庫淑蘭(クー・シューラン 1920年-2004年)という、陝西省の農村部で生まれ育った民間芸術家の切り絵が紹介されています。伝統的な一枚の紙を「切る」というだけではなく、「切る」と「貼る」とを組み合わせたオリジナルの創作法ということです。また、1985年に崖の上から転落するという事故に遭って生死をさまよった後、鮮やかな色彩を持った「切り絵の女神」を創作するようになりました。

展示の様子です。

「切り絵の女神」シリーズ。

切り絵を作るための道具を入れていた自作の箱。

上野広小路に出ました。

2017(平成29)年に竣工した「上野フロンティアタワー」。「松坂屋」は地下1階だけで、地上1階~6階は「パルコ」になっています。

「上野松坂屋前」バス停から、都バス「上58 早稲田行き」に乗って、根津にやって来ました。子どもたちがハロウィーンの仮装をして路地を歩き回っていました。

こんなに子どもがいたんだと驚くくらい、歓声をあげて走り回っていました。ハロウィーンは、子どものお祭りがちょうど良いですね。

大人も子どもたちのためにがんばっています。

次に大手町に移りました。2020(令和2)年に竣工した「三井物産ビル」と「Otemachi Oneタワー」。

「Otemachi One Garden」越しに、「東京消防庁」の建物を望みます。

内堀通り。

大手濠。

柳越しに皇居の「大手門」を望む。

ああ!「東京海上日動ビルディング」がこんな姿になってしまっています。前川國男設計、1974(昭和49)年竣工。先代のビルは、1918(大正7)年竣工、1966(昭和41)年解体でしたので、このような周期なのですかね。

「行幸通り」では、「東京味わいフェスタ2023」(会期:2023年10月27日(金)~29日(日))が開催されていました。

「東京駅」は、夕方の光の中で輝いていました。

今日のお土産です。練馬産のはちみつと、小平産のブルーベリー・ジュース。

本日の東京競馬場メイン11Rは、「第168回天皇賞(秋)」(芝・左・2000m)。11頭が出走です。

1番人気は、当代最強馬の呼び声も高い「⑦イクイノックス」(牡・4、C.ルメール騎手)。クラシックは「皐月賞(GⅠ)」、「ダービー(GⅠ)」ともに2着でしたが、昨年の「天皇賞(秋)」以来、「有馬記念(GⅠ)」、「ドバイシーマクラシック(GⅠ)」、「宝塚記念(GⅠ)」と、国内外のGⅠレースを4連勝中。昨年の年度代表馬、最優秀3歳牡馬。ルメール騎手は、デビュー以来9戦連続の騎乗です。私は、本場の重賞初挑戦・初勝利となった2021年の「東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)」を見たことが自慢です。

2番人気は、昨年の「ダービー」にて「⑦イクイノックス」を制した「③ドゥデュース」(牡・4、戸崎圭太騎手)。その後、フランスに遠征して「ニエル賞(GⅡ)」4着、「凱旋門賞(GⅠ)」19位。帰国後第1戦の「京都記念(GⅡ)」で優勝、前走はドバイに遠征して「ドバイターフ(GⅠ)」に挑戦する予定でしたが、直前で出走取消となり、本レースが仕切り直しです。武豊騎手がデビュー以来11戦連続の騎乗予定(「ドバイターフ」含む)でしたが、負傷のため急遽戸崎騎手に乗り替わりとなりました。

3番人気は、「⑨プログノーシス」(牡・5、川田将雅騎手)。今年に入って、「金鯱賞(GⅡ)」優勝、前々走は香港に遠征して「クイーンエリザベスⅡ世カップ(GⅠ)」2着、前走「札幌記念(GⅡ)」優勝と好調を維持しています。川田騎手は、前走に続いての騎乗です。

4番人気は、「④ダノンベルーガ」(牡・4、J.モレイラ騎手)。最後の勝利は、昨年の「共同通信杯(GⅢ)」です。昨年の「天皇賞(秋)」は「⑦イクイノックス」の3着、三走前「ジャパンカップ(GⅠ)」は「ヴェラアズール」の5着、前々走「ドバイターフ」2着、前走「札幌記念」は「⑨プログノーシス」の4着。モレイラ騎手は、3戦連続の騎乗です。

5番人気は、「⑩ジャックドール」(牡・5、藤岡佑介騎手)。三走前「大阪杯(GⅠ)」優勝、前々走「安田記念(GⅠ)」5着、前走「札幌記念」6着。藤岡佑介騎手は、昨年の「天皇賞(秋)」(4着)以来、5戦ぶりの騎乗です。

6番人気は、「⑥ジャスティンパレス」(牡・4、横山武史騎手)。三走前「阪神大章典(GⅡ)」、前々走「天皇賞(春)(GⅠ)」を連勝しました。前走「宝塚記念」は「⑦イクイノックス」の3着。横山武史騎手は初騎乗です。

レースは、スタート後に「⑩ジャックドール」が飛び出します。これに「⑤ガイアフォース」(牡・4、西村淳也騎手)<7番人気>が続きます。「⑦イクイノックス」は3番手の位置取り。「③ドゥデュース」は中段、「⑨プログノーシス」は最後方、「⑥ジャスティンパレス」も後方。1000mは57秒7という高速になりました。4角を周って直線を向いたところで、依然として「⑩ジャックドール」が先頭、「⑤ガイアフォース」が2番、「⑦イクイノックス」が3番の体制。残り400mで3頭がほぼ横一線となり、ここから「⑦イクイノックス」が当然のように発進します。高速ペースにも関わらず、全く衰えのない走りで堂々のGⅠ5連勝をあげました。1分55秒2のJRAレコードです。1馬身半差の2着には、後方待機していて上りメンバー1位で追って来た「⑥ジャスティンパレス」、1馬身1/4差の3着には、やはり後方から上りメンバー2位の「⑨プログノーシス」。4着「④ダノンベルーガ」、5着「⑤ガイアフォース」。「③ドゥデュース」は良いところなく7着。高速レースを引っ張った「⑩ジャックドール」は11着。高速ペースに関わらず、3番手の位置取りで衰えなかった「⑦イクイノックス」の強さがひと際輝いたレースになりました。