エピキュール(栃木市)-7
まもなく2009年も終わろうとしています。
私にとって今年一番填った街といえば「栃木市」。
今までは元県庁所在地で歴史ある蔵の街という程度しか知りませんでしたが、
行政と市民が一体となり、活性化しようという熱さが伝わる街でした。
2009年栃木市への感謝を込め、今年何度もお世話になった「エピキュール」さんに。
街中に突然現れた洒落たビストロのお店。フッと立ち止まってしまう魅力があります。
赤いソファーにカウンター席。
仲間やカップル、ひとりで来ても気軽に美味しいお料理が楽しめます。
ランチは5種類のメインから選べる「ビストロランチ」1300円と、
2種類の前菜+3種類のメインから選べる「ランチコース」2400円。
お酒も飲まないのに、黒板にある三陸産の牡蠣料理を頂きました。
「牡蠣のエスカルゴバター」1個450円。
表面はカリッと、中はとろーと牡蠣の甘みが口一杯に広がります。
新鮮な牡蠣を使っているのでしょう。癖が無く旨みだけが・・・。う~ワインでも飲みたい!!
私は「ビストロランチ」1300円をチョイス。
まずは「サラダ」。紫イモやピクルスが彩りを添えます。
「パン」はお代わり自由。
今回2人で結構頂いちゃいました。ソースに付けるのもよし、バターで頂くのもよし。
5種類から選んだのは「若鶏のバスク風」
骨付きもも肉がドーンと。見た目からもボリュームあります。
ナイフを入れると・・・これが柔らかいのなんの!
パプリカ、トマトの優しいソースに、青唐辛子がピリリとアクセントを。
各種野菜がたっぷり使われているのも嬉しい~。
奥さんは「ランチコース」2400円
前菜は「キッシュとラタトゥイユ」
生ハムの下にはたっぷりラタトゥイユが。
エピキュールさんのは柔らかく優しい味で大好きで、二口貰ってしまいました。
メインは「本日の鮮魚料理」。熊本産ヒラスズキのポワレ。
アンチョビやブラックオリーブを使ったカプナードソースは、芳醇な香りと甘みでヒラスズキの旨さを引き出します
デザートは自家製デザート3種盛り。
栗の風味のクレームブリュレ、濃厚なチョコがしっかり詰まったショコラ、青リンゴのソルベ。
どれもしっかりした味わいで、食後をしっかりしめてくれました。
どちらのランチもドリンクが付き、私は「エスプレッソ」、奥さんは+200円で「ハーブティー」。
ハーブティーはポットに入っていて、2杯強飲めてお得。
奥さんだけ美味しそうにデザートを食べているので、
私はサイドメニューでデザートを別途注文してしまいました。「紅玉のタルトタタン」550円。
紅玉の良さを最大限引き出し、独特の目が覚める酸味が輝いています。いやー美味しかった!!
次々とお客さんが入ってこられ賑わっているところ、北尾シェフ自ら出てこられ挨拶をしてくれました。
お陰で2009年のお礼も直接言え、嬉しい限りでした。
エピキュールさんから歩いて1分もしない場所に、
テレビ朝日「ちい散歩 」5/11放送で出た「武藤精肉本店」さんがあると聞き、帰りに寄ってみました。
私が生まれた頃よく見かけた木造の建物。懐かしい~。
人が良さそうなおじさんとおばさんが店先に。1個80円のコロッケをお土産に買って帰ろうと声をかけると、
「すみませんね~、午後3時30分から揚げだしますので・・・」と。次回頃合いを見計らって寄らせて貰おう~。
○「エピキュール」
住所:栃木市室町11-4
電話番号:0282-22-8133
定休日:月曜日(詳細は、栃ナビ参照のこと)
営業時間:11時30分~15時(14時L.O)、18時~23時(21時L.O)
栃ナビHP:http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=2873
精進料理 恵風(宇都宮市)
宇都宮市の中心部で精進料理が頂けるお店が、2009年2月にオープン。
場所は県庁前通り、東小学校近くの住宅地。最近付近を通ったのに気がつきませんでした。
駐車場は無いとのことで、三一物産さんの隣にある60分100円のコインパーキングに。
道路を越えて田代武道具店さんがある一方通行の道を入っていきました。
どこかな~と歩いてすぐの場所に庭も素敵な趣ある建物が。
ここじゃないよな~と通り過ぎようとしたら・・・。
門にお店の看板が。「精進料理 恵風(けいふう)」さん。
看板がなければお店だと言うことも気がつかないかも。
街にとけ込み、奥ゆかしさを感じます。
築60年の木造の一軒家。まさに私が20歳過ぎまで住んでいた家を思い出します。
現在は某高校の駐輪場になってしまいましたが、今でもよく夢に出てくる住まい。
ガラリと引き戸を開けると、オーデリックの美しい照明が目に飛び込んできました。
古きを残しつつ中は綺麗に改装されていました。左手には個室が。
今回は右手のテーブルが2つ用意されている部屋に通して頂きました。
烏山和紙で作った洒落た照明や木製のテーブルなど綺麗に装飾されていますが、
ゆがんだ窓硝子や鍵などを見ると、長い生活の温もりを感じます。
前日までの要予約の場合は、8品3500円のお料理を選べるようですが、
今回は当日に電話したので通常の「6品 おまかせ料理」2100円をお願いしました。
「師走 本日の六品」と書かれたお品書きを眺めながら、ワクワクしながら料理が来るのを待っていると・・・。
最初の一品目がやってきました。
「ほっこり大根 とろ~りソースかけ」
ふんわり湯気を立てた立派な大根は、柔らかい甘みで心を落ち着かせてくれます。
大根の葉と皮で作ったキンピラは、シャキシャキとした食感。
大皿に「5品盛」での登場です。
「冬至夜とうふ」。出汁で煮込まれた豆腐は、しっかり味がしみ込んでいます。甘く濃い出汁も美味しい。
「南瓜と小豆の里芋サラダ」。素材の甘さがじゅわーと口の中で広がります。
「巻ゆばの炊合」。薄味に炊かれ、ゆばの真の美味しさ・食感が伝わります。
「白菜ロール」。中にはヤーコンが。軽快な歯ごたえがたまりません。
「胡麻とうふの生姜あんかけ」
もっちり!!胡麻をふんだんに使った贅沢な一品。
喜連川産石臼ひきそば粉を使用したお蕎麦が二品。
玄関先には、手打ちされている蕎麦道具が置かれていて、どんなお蕎麦がいただけるのか期待してたんです。
結論から言うと、期待以上のお蕎麦を頂けました。
最初の一品は温かいお蕎麦「ミニ温豆乳そば」。
極細のお蕎麦にまろやかな豆乳が絡み合う・・・何て美味しいのでしょう。
豆乳の中にあっても、温かいので蕎麦の香りや味がしっかり伝わってきました。
二品目は「二八せいろそば」
極細で繊細かと思いきや、しっかりコシが有り食べ応え十分。
芳醇な風味が伝わる贅沢な精進つゆ。そのまま食べても、少し付けて食べても美味しい~。
薬味には「ミラノ大根」が添えられていました。
食べる前にはこの薬味に興味津々でしたが、気がついたらお蕎麦を綺麗に頂いてました。
季節のご飯は、「菜めし」。
大根の葉と銀杏のご飯で、米が一粒一粒立っています。
お代わりOKとのことでしたが、私には十分の量でした。「香の物」も上質!!
そば湯も素晴らしい。
とろみある濃厚なそば湯。蕎麦をそのまま頂いているようで、綺麗に飲み干させてもらいました。
甘味は「柚子釜の柑きつ寄せ」
最後の最後まで上質でゆったりとした時間を過ごさせて貰いました。
こんな素晴らしいお店を今まで気がつかなかったとは・・・。
またお邪魔いたします。
席が限られているため、通常の昼営業も電話予約をされてから足を運ばれるのをお奨めします。
12月31日は蕎麦のみの営業。蕎麦だけでも食べる価値あります!!
○「精進料理 恵風(けいふう)」
住所:宇都宮市東塙田1-3-5
電話番号:028-623-9689
定休日:日曜日、祝日 2009年の年末年始は、1月1日~1月11日まで。但し12月31日はお蕎麦のみ営業。
営業時間:11時30分~15時30分 (土曜日のみ2日前要予約で17時30分~20時30分の夜の部も営業)
公式HP:http://www.keifu-shojin.com/
RESTAURANT chihiro(宇都宮市)-14
年末でバタバタしていると、つい「忙しい」と感じてしまいます。でも「心」を「亡くす」と書いて忙しい・・・。
こういう時だからこそ、心を柔らかく活き活きした状態に保ちたいモノです。
今日はひとりランチ。
コンビニや牛丼屋さんで食事を済ましてしまおうかと思いましたが、ちょっと待て!!
単なる作業の一貫としてと食事をするのではなく、今日はゆったり楽しむ食事をしよう~。
そういえば「RESTAURANT chihiro」さんに半年お邪魔していないのを思い出し、ダメ元で直前電話予約を。
何と1名OKと。10分後には、お店の前にいました。^^;
(電話予約時点では私だと思わなかったようですので、poolじゃなくても席が空いていたら大丈夫)
本来は数日前が良いのでしょうが、急に利用したいと言うときもチャレンジしてみる価値はあります。
お邪魔した日は、1席のみ空いていました。
でもカップルさんが両端を使われており、その中央に親父がひとり入るのも・・・
それもカメラを持ったブロガーですので、マダムが機転を利かせて4人用の個室にエスコートしてくれました。
随所にクリスマス用の飾り付けがされ、ワクワク感を醸し出してくれます。
ちなみにクリスマス特別コースは12月23日~27日の五日間味わえます。
今日は「おまかせコース」3150円をお願いしました。
綺麗に並べられているフォーク類。期待が高まります。水もウスハリのグラスで飲むと美味しく感じます。
「フォアグラのフラン ナメコのコンソメで」
スプーンを入れた瞬間、芳醇な香りがフワーと。しばらく香りを楽しんでいたい衝動に駆られました。
キョロッとしたナメコとなめらかなフランの食感のハーモニーはたまりません。
「自家製パン」
噛むほどに香り、甘みが滲み出てくるパン。もちろんお代わり自由です。
お隣の「Patisserie chihiro
」で買い求めることが出来ますよ。
「ヨコワの米藁燻製 九条ネギ アボカドのテリーヌと共に」
マグロの稚魚ヨコワ。山口県萩のもの。
燻製と言っても、とろっと入ってしまいます。旨さが内包され、これだけの大きさでも飽きが来ない美味しさ。
敷かれている九条ネギもしっかりシャキシャキ感が残っている~。
葉の部分を魚醤と合わせてソースに。アボカドのテリーヌとヨコワは良く合います。
「本日のサラダ」
色鮮やかな野菜が満載!!
大根(赤・緑・黒)、カリフラワー(ライム・バイオレット)、オレンジブーケ、ブロッコリー、黄かぶ、ひのなかぶ、
京かぶ、紅芯大根、人参(紫・黄・黒)、その他二十数種類の野菜が使われています。
なんて表情豊かなんでしょう。大地と太陽、水と作り手の愛情がこもった野菜達。
まるでフルーツのような瑞々しいモノなど、甘さ・苦さ・食感・渋さなど様々。
「アオハタのポワレ カリフラワー(ホワイト)と百合根、小松菜のフォンデュと合わせて」
皮は芳ばしいほどのパリパリ感、身はプリプリで上品なアオハタ。一品にかける手の入れようはお見事。
百合根や小松菜のシャキシャキ感を残しながら、カリフラワーのスープの中に存在している・・・。
「洋梨のコンポート アールグレーのアイスクリームと共に」
なんて上品な甘さなんでしょう・・・。
コンポートにアイスに形状は変っていますが、素材の美味しさがしっかり伝わってきます。
コーヒーか紅茶からのチョイスですが、やはりいつものマダムがサイフォンで煎れる「コーヒー」を。
実はこのあとに頂くもう一品の為に、しっかり濃いめにいれてくれました。
最後の一品とは何か・・・。
お隣で営業している「Patisserie chihiro 」さんの新商品をこちらのテーブルでイートインさせて貰いました。
その品とは「苺のショートケーキ」380円。
王道的なケーキですが、美味しい苺が手にはいるまで封印していた一品。
まさに苺が主役!!
この甘酸っぱい苺のために、淡い口どけの生クリームとスポンジが存在している。
新雪のようなピュアな純白世界に、真っ赤なルビーが輝くいているようです。
毎年1月は長期休業をされる「chihiro」さん。
挨拶のため出てこられた相馬千尋シェフに、この期間どうされるのか尋ねてみました。
どこかスタッフの皆とフランスなどに食べ歩きの旅に出るのかと思ったら・・・。
今年はスタッフ全員自分で門を叩き、様々な職場で働かせて貰うのだそうです。
ある人はホテルのスタッフとして、ある人は食肉センターへ。相馬シェフも県外のパティスリーで働くとのこと。
様々な経験をして1ヶ月後に戻ってくるスタッフ達。
違う視点を得た彼らがどんなモノを創っていくのか・・・2010年も面白くなりそうです。
○「RESTAURANT chihiro」
住所:宇都宮市吉野1-7-10
電話番号:028-633-5929
定休日:火曜日・第三月曜日(2009年12月28日~2010年1月26日まで冬期休暇&社員研修でお休み)
営業時間:11時30分~15時(ラストオーダー13時) ランチタイム
18時~23時(ラストオーダー20時30分) ディナータイム
注:ランチ・ディナータイムは予約制です。12才以下のご来店はご遠慮ください。
栃ナビHP:http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=5661



















