精進料理 恵風(宇都宮市)
宇都宮市の中心部で精進料理が頂けるお店が、2009年2月にオープン。
場所は県庁前通り、東小学校近くの住宅地。最近付近を通ったのに気がつきませんでした。
駐車場は無いとのことで、三一物産さんの隣にある60分100円のコインパーキングに。
道路を越えて田代武道具店さんがある一方通行の道を入っていきました。
どこかな~と歩いてすぐの場所に庭も素敵な趣ある建物が。
ここじゃないよな~と通り過ぎようとしたら・・・。
門にお店の看板が。「精進料理 恵風(けいふう)」さん。
看板がなければお店だと言うことも気がつかないかも。
街にとけ込み、奥ゆかしさを感じます。
築60年の木造の一軒家。まさに私が20歳過ぎまで住んでいた家を思い出します。
現在は某高校の駐輪場になってしまいましたが、今でもよく夢に出てくる住まい。
ガラリと引き戸を開けると、オーデリックの美しい照明が目に飛び込んできました。
古きを残しつつ中は綺麗に改装されていました。左手には個室が。
今回は右手のテーブルが2つ用意されている部屋に通して頂きました。
烏山和紙で作った洒落た照明や木製のテーブルなど綺麗に装飾されていますが、
ゆがんだ窓硝子や鍵などを見ると、長い生活の温もりを感じます。
前日までの要予約の場合は、8品3500円のお料理を選べるようですが、
今回は当日に電話したので通常の「6品 おまかせ料理」2100円をお願いしました。
「師走 本日の六品」と書かれたお品書きを眺めながら、ワクワクしながら料理が来るのを待っていると・・・。
最初の一品目がやってきました。
「ほっこり大根 とろ~りソースかけ」
ふんわり湯気を立てた立派な大根は、柔らかい甘みで心を落ち着かせてくれます。
大根の葉と皮で作ったキンピラは、シャキシャキとした食感。
大皿に「5品盛」での登場です。
「冬至夜とうふ」。出汁で煮込まれた豆腐は、しっかり味がしみ込んでいます。甘く濃い出汁も美味しい。
「南瓜と小豆の里芋サラダ」。素材の甘さがじゅわーと口の中で広がります。
「巻ゆばの炊合」。薄味に炊かれ、ゆばの真の美味しさ・食感が伝わります。
「白菜ロール」。中にはヤーコンが。軽快な歯ごたえがたまりません。
「胡麻とうふの生姜あんかけ」
もっちり!!胡麻をふんだんに使った贅沢な一品。
喜連川産石臼ひきそば粉を使用したお蕎麦が二品。
玄関先には、手打ちされている蕎麦道具が置かれていて、どんなお蕎麦がいただけるのか期待してたんです。
結論から言うと、期待以上のお蕎麦を頂けました。
最初の一品は温かいお蕎麦「ミニ温豆乳そば」。
極細のお蕎麦にまろやかな豆乳が絡み合う・・・何て美味しいのでしょう。
豆乳の中にあっても、温かいので蕎麦の香りや味がしっかり伝わってきました。
二品目は「二八せいろそば」
極細で繊細かと思いきや、しっかりコシが有り食べ応え十分。
芳醇な風味が伝わる贅沢な精進つゆ。そのまま食べても、少し付けて食べても美味しい~。
薬味には「ミラノ大根」が添えられていました。
食べる前にはこの薬味に興味津々でしたが、気がついたらお蕎麦を綺麗に頂いてました。
季節のご飯は、「菜めし」。
大根の葉と銀杏のご飯で、米が一粒一粒立っています。
お代わりOKとのことでしたが、私には十分の量でした。「香の物」も上質!!
そば湯も素晴らしい。
とろみある濃厚なそば湯。蕎麦をそのまま頂いているようで、綺麗に飲み干させてもらいました。
甘味は「柚子釜の柑きつ寄せ」
最後の最後まで上質でゆったりとした時間を過ごさせて貰いました。
こんな素晴らしいお店を今まで気がつかなかったとは・・・。
またお邪魔いたします。
席が限られているため、通常の昼営業も電話予約をされてから足を運ばれるのをお奨めします。
12月31日は蕎麦のみの営業。蕎麦だけでも食べる価値あります!!
○「精進料理 恵風(けいふう)」
住所:宇都宮市東塙田1-3-5
電話番号:028-623-9689
定休日:日曜日、祝日 2009年の年末年始は、1月1日~1月11日まで。但し12月31日はお蕎麦のみ営業。
営業時間:11時30分~15時30分 (土曜日のみ2日前要予約で17時30分~20時30分の夜の部も営業)
公式HP:http://www.keifu-shojin.com/








