ワークパミット、ありますか?副業は不法就労??? | + つれづれ in タイ・バンコク +

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つれづれなるままに。

2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

たまには、真面目な話をば



ワークパミット、
持っていますか?

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コレをなくすとエライコッチャになるから
「大事なモノ袋」にちゃんと入れて
持ち歩くようにしています。



ちなみに、
就労ビザとワークパミットは別モノです。


就労ビザは、
就労のために「タイに滞在する許可」

管轄は、入国管理局。


ワークパミットは、
「タイで所定の就労を行う許可」

管轄は、労働省。


その他にも、
90日レポートやら、
リエントリーやら、
なんかいろいろあって、よくわからん!
…ってのが、正直なトコロ



てなワケで、

以下、ひと通り調べはしたものの、
専門家ではないから間違ったコトを
言ってしまっている可能性もあります。

ちなみに私の専攻は日本古代史だ!
まっっったくこうした生活の役には
立ってないんだぜ

法学部とか経済学部とか、もっと役に立つ
学部にしておけばよかったかなって
大人になってからちょっと思います。
なんだよ、「研究テーマ:忍術」って


えっと、
間違いをご指摘いただいた場合には
改めて情報の正誤を確認の上、
早急にお詫びと訂正を入れます。

そのときには、ごめんね!・*;(。оノΔ≦о。)

土下座の練習、再開しておくね!_| ̄|○


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さて。

タイで働くためには、
就労ビザとワークパミットの
両方が必要となります。

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一家に一冊、
タイ国の労働法〜日本語訳併記版



が、関連するのは「労働法」よりも、
「入国法」と「外国人就労法」。

外国人就労法の細かい内容に関しては、
労働裁判所の担当官にすら、
「そんなの聞いたコトがない」なんて
言われるレベルだったり…おっ…おう…

外国人就労法に違反している
タイ国内の日系企業、めっちゃおるで?
聞く限り、ブラックな会社だなあと思うと
その可能性がめっちゃ高いで?

いや本当、辞めてよかったな〜って、
改めて思います。ハハッ☆



そして、

有給・無給を問わず、

ボランティアであっても、

タイで働くためには

労働許可(ワークパミット)が

必要です。


ボランティアに関しては、
ボランティアビザというものもあります。


この場合は、
ボランティアビザ+ワークパミットが必要。



ポイントは、
「無給(ボランティア)であっても」って
トコロだと思っています。

言い方を変えて
「お手伝い」や「サポート」あたりの文言を
使われているコトもあるだろうけど。

賃金が発生していないボランティアだから
問題ないよね、では、どうやらないようで。

コレがいわゆるOビザで滞在している
駐在妻の方が、無給であっても働けない
と言われる所以かと。



そして、労働許可は、

・申請した会社で行う職務
・申請した職務内容

に対して与えられるもの。


ワークパミットを申請した会社の
申請した職務内容以外の労働許可は
原則として認められていません。

繰り返しになるけれど、
ワークパミットで認められているのは、
申請を行った
ひとつの会社での、
ひとつの職務での、
一定の期間における就労のみ
というのが普通です。

関連会社の複数社で就労ふる場合は
該当する複数社の社名をあらかじめ併記して
労働許可を取るコトもあるらしいけど、
基本的にはひとつの会社。



どこからが就労で、
どこまでが就労じゃないのか
ってラインが曖昧だとは思います。

著作権法でもそうであるように
「限られた範囲内での私的利用」なら
就労とは呼べないかもだし。

知り合いに頼まれて、限られた範囲内での
友だちに自分の知識や技術を教えて、
その見返りに足代やお礼の品を受け取る。
コレを就労と呼ぶかと言ったら、
ちょっと違うかなって思う。

私自身も、知り合いのタイ人といっしょに、
日本語を教えて、
代わりにタイ語を教えてもらって、
という教え合いをしていたコトがあります。
…コレは…就労とは言えないような…。

タイで収入を得ていたとしても、
株への投資とか財テクなんかは就労とは
言えないような…。感覚論でしかないけど。



でも、

少なくともグレーなんじゃないかなって
個人的に疑問に思っているのは、

ワークパミットが下りている会社での
本業とは別に、
副業として行う個人起業。

そもそも
就労ビザすらもないのに
それなりの規模での「講座」やら「教室」。


それも有料で。

それもお客となるのは不特定多数。



ましてや、

タイ国内での活動を、

タイ国内でPR・集客し、

タイ国内向けに開催し、

タイバーツで得る収入。


…コレ、

ワークパミット、なくてよいの…?

もしくは、ワークパミットの申請を
ちゃんと出して、許可されているの…?

(ワークパミット2冊持ちは可能そうだから
副業分も許可されていればたぶん大丈夫。)



タイでは副業を持つコト自体は一般的で、
むしろ本業の勤務時間中に
副業をやっていたなんて話もよく聞きます。

副業を認めている会社も多いです。



でも、それと
外国人に課せられている就労許可は別。


会社で副業を認められていても、
国(労働省)で認められているのか。



コレ、実はずっと疑問だったんです。

バレなきゃ良いとか、
みんなやっているから問題ない、
とかそういうのではなく、
実際のルールとしてOKなのかどうか。


本来の意味を考えると、
「駐在妻だから働けない」だけではなくて
「就労許可証がないから働けない」も
あるんじゃないかなって思うのです。

前者はあくまでも就労ビザの問題、
後者はビザだけではなくて
就労内容の問題。

だから後者は、タイで
すでに働いている日本人にも
関係あるんじゃあないかなって
考えているのです。


…どうなんだろうね、コレ。


明確な答えって、調べてみても
なかなか見つからなくて、

「バレないようにやればよいでしょ」

っていうのが、ほとんどじゃないかなあ
というのが、個人的な見解です。



ひっそりコッソリとやる分には
好きにしたら良いと個人的には思ってます。

わざわざ「ダメですよ!」と言ったり、
労働省にチクったりするような
正義感なんて持ち合わせていないし。

きちんとリスクを知った上で、
それでもやりたいと思うなら
好きにやればよいのでは…?
と思っています。

不法なにおいがしたものには
自分からは極力近づかないし、
自分と関係なければ正直割とどうでもよい。

日本人がカットする美容院にも
ぜったいに行かないです。
だってアレ、NGだもの。



まあぶっちゃけ、違反に対しての刑罰も、
「5年以下の自由刑もしくは2,000バーツ以上10万バーツ以下の罰金、またはその両方」
の程度だから、
強制送還だけはいやだなあって思うけど、
人によっては大したコトはないのかも?


ただ、

リスクや法律を知らずにやるのは
どうなのかなあって思うし、

大々的にネット上等で違法であるものを
発信するコトではないのかな〜って
思います。



例外として、例えば永住権を取得していれば
ワークパミットが必要ないのかな〜っても
考えたのだけれど、
調べた限りだと、永住権があっても
ワークパミットは必要なようで、
日本国籍である以上、結局ワークパミットは
必要となるのではないか、と思っています。


だから、タイで副業をしている人は
きちんとワークパミットを申請して
許可されているのか
とても気になっているのです。


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いやね、なんでこんな話をしたかと言うと、
副業のお誘いをさいきんチラホラと
いただいたりするのです。

ありがたいこっちゃです。

お金を要する明確な理由もあるので
週末や夜なんかを使って副業なんかを
少しでもできたらよいのになあ…なんて
考えたりもします。


もう少しタイにいられるのであれば、
ゆくゆくはボランティア活動にも
従事できたらよいなあとも思います。


でもね。


ワークパミットね、いまお世話になってる
会社のものしかないのです。

お誘いしてくれているトコロはどこからも、
ワークパミットはたぶん出ないです。
個人で申請するしかない。


だから、
就労許可を得ていない状況で、
就労するワケにはいかないかなあ…なんて。

なんとか、就労許可なしで
働ける方法ってないのかなあ…なんて。


コレね、
マジメというより、チキンなのです。

チキンゆえに、めっちゃ調べて
可能な方法を調べまくるっていう、ね。



いやでも、本業だろうと副業だろうと、
自分から起業するくらいの人ならば、
当然それくらいのコトはしているだろうし、
不法就労なんてコト、ないよね。きっと。

申請したらちゃんと通るものなのかな?


えっ、じゃあいっそ、副業をするために
起業しちゃう…?

なんてコトも考えて調べたのだけど、

タイで起業するためには、

資本金200万バーツ+タイ人の雇用
が必要で、

しかも有限会社ではなく株式会社である
必要がある、

だったように思います。


…いや…そんな力があるなら、
お金を目的としての副業をする必要ないな…



結論としては、私の場合、
副業はしないで、本業をしっかり頑張って、
経験と実績と自信をたくさんつくって、
日本に帰ったときに良い条件で転職できる
ための準備をするのがベストかな、
なんて思います。

資格もアレコレ取っていたけれど、
もっと勉強して当たり前のように
使いこなせるようにもなりたいし。

あくまでお金のためだけならば、
リスクと手間をかけてまで副業する必要は
なさそうかな…


ものすごくたまに、好奇心が大爆発して
全くの畑違いなしごとをやりたくなる病気が
再発してしまうから、そこはなんとか
抑えるしかない(ノω<`*)


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…てなカンジで
ものごっつい話がアチコチとんだけど、

ワークパミット、
本業のはあります。

ワークパミット、
副業のは作るのが難しそうです。

なので、タイにいる間の
副業は私は一切しません。

もしワーパミが出るなら、ちょっと考えちゃうかも


必要なお金は、
なんとか他で工面しましょうね。


…しかたない、
年末ジャンボ宝くじでも買いますか!

\\\\٩( 'ω' )و ////