【映画】湯を沸かすほどの熱い愛*JAPANESE FILM FESTIVAL 2017 | + つれづれ in タイ・バンコク +

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つれづれなるままに。

2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を観てきました

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JAPANESE FILM FESTIVAL 2017‬の上映全14作品踏破リレー・14作品目気合いピスケカナヘイきらきら

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◆公開日

日本:2016年10月29日〜
タイ:2017年02月12日(日) 18:40〜



◆公式予告動画





◆関連書籍・DVD


◆あらすじ

最高の愛を込めて、葬ります。

余命2ヶ月。

そう宣告された母は、残される家族のために、その事実を隠しながら、出来うる限りの事をする。

家出した夫を連れ帰る。
いじめられっ子で気弱な娘を強くする。
夫の連れ子を受け入れる。
休業していた銭湯を復活させる。

娘たちに、事実を伝える。

そんな母の愛を受け止め、そうして母を葬るその日には。

家族からの「湯を沸かすほどの熱い愛」の返し方。



◆感想

ラストでタイトルの意味を知って、「ああああああああ!!!カナヘイびっくり」ってなった。
なるほどね!なるほどね…!!

この作品について、言いたい感想を述べようとすると、盛大なネタバレにしかならないジレンマ。うぐぐ…



宮沢りえが演じる「母親」の、余命2ヶ月という恐怖と病魔の苦しみとに耐える姿に、強すぎるほどの芯の強さに、胸を打たれるものがありました。

残された短い時間の間で何とかしなくてはと気が逸る気持ちが、事情を知っている観客側からは痛いほどにわかるので、娘たちが今まで通りに甘える姿にジレンマを覚え、苛立ちまで感じてしまうほど、母親の立場に気持ちを持っていかれてしまいました。

一方で、突然求められる「強さ」に動揺する娘の気持ちもわかるので、踏ん張りどころとは言え、辛いだろうなあ…と、やはり感情移入してしまったり。

この親子には、かなり感情を揺さぶられました。


ああ…しかし、「お母さん」にはやはり会って欲しかった。
最期なのに…「お母さん」なのに…約束をしたのに…
家族が家族であるのに必要なものは、血の繋がりではなく、愛情の繋がりであるのだろうな、とこの作品を観て感じました。


それにしても、ラストのシーンは、もう本当、もう本当、ああああああああああ!!!!!!!



ところで。

作中で「誰かの誕生日にはしゃぶしゃぶを食べる家のルールがある」というシーンがあったんです。

…で、映画を観終わってから、そのまましゃぶしゃぶへ。

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たまたま同じ映画を観ていた友人と終映後に落ち合って、
「しゃぶしゃぶだよね」
「しゃぶしゃぶだね」
と即決。

そのまましゃぶしゃぶ食べ放題のお店「モーパラ」へGO カナヘイきらきら

いやあ、食べたね、肉。
めくるめく肉まつり。

感想も言い合えたりしたのが、すごく嬉しくて楽しかったー!
肉、美味しかったー!!