ライブビューイング*ミュージカル『刀剣乱舞』〜幕末天狼傳〜 | + つれづれ in タイ・バンコク +

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つれづれなるままに。

2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

ミュージカル『刀剣乱舞』〜幕末天狼傳〜のライブビューイングに行ってきました
…1人で。

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(画像は公式サイトより)







‪刀剣乱舞(以下「とうらぶ」)とは、サックリにっかりと説明すると、実在する日本の刀剣をカッコよく擬人化(刀剣男子)して、戦ったり、刀剣男子を集めたりするオンラインゲームです。‬

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現在は、アニメ刀剣乱舞-花丸-が放映中☆

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花丸はわちゃわちゃしていて可愛い(*´ω`*)


で、そんなとうらぶがミュージカル化。

いわゆる「2.5次元」とも呼ばれるジャンルで、様々なアニメ・漫画・ゲームなどの2次元作品を、実在する役者が3次元の舞台上で演じるという、2次元と3次元の間のような世界観。
ここ数年で特に「舞台化」は増えたよなーなんていう印象です。


そんなとうらぶミュージカル。
「ミュージカル刀剣乱舞」略して「刀ミュ」。

実際の公演自体は、チケットを取るのも相当な激戦なようで、観たいと思ってもなかなか観れるものではないのだけれど、さいきんは「ライブビューイング」するコトもあったりして、全国の映画館で舞台の様子を生中継したりするイベントもあったり。


そしてその「ライブビューイング(以下「ライビュ」)」が、タイ・バンコクでも上映決定☆

行かないワケ、ないよね

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◆日にち
2016年11月27日(日)
16:00〜(日本時間18:00〜)

◆場所
Major Cineplex Ratchayothin


1839 Phahonyothin Rd, Khwaeng Lat Yao, Khet Chatuchak, Krung Thep Maha Nakhon 10900 タイ
+66 2 515 5555

◆料金
通常シート:600バーツ
特別シート:650バーツ

ちなみに、日本でのチケット代は3,600円だったので、タイではその約半額。


今回ライビュがあったのは、日本国内では100館超え
そして海外上映は4ヶ国(台湾、香港、シンガポール、タイ)。

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コレ…日本の劇場とリアルタイムで同時上映されるというものすごい共有感。

タイにいながらにして、日本の劇場で上演されている舞台を同時刻に共有出来るっていうのが、もう本当、すごい乙女のトキメキ


上演開始は16:00だったけれど、15:30には開場していたみたい。

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16:00ちょっと前に着いたから、正確には分からないけれど、タイの映画館ではお決まりの「国王賛歌」が本編直前に流れるコトがなくて、ちょっと特殊だったなあって思います。
もしかしたら劇場と映像をつなぐ前に入ったりしたのかな?

かなり大きなシアターだったにも関わらず、客席はほぼ満員。
というか上映1週間前にはすでに満席に近くなっていて、慌ててチケットを買ったくらい。

そしてパッと見た限りでは、来ているのはほぼタイ人。

…ヤバい…この劇場にいるの、みんな間違いなくお仲間さんだ…同士めっちゃおる…落ち着く…(*´ω`*)



本編はね、何よりすごいなって思ったのは、タイ語・英語の字幕が一切なし!ってトコロ。(休憩などの案内はタイ語字幕あり)

日本人なので日本語で理解出来てありがたいのだけれど、会場にいるタイ人は舞台の内容を全て日本語で理解するというハードモードだったんじゃあないかと思うのです。
しかも日常会話レベルではなく、「幕末」が舞台なのもあって、ある意味特殊なワードも多い。

普通に「元治元年六月五日」とかテロップが出るのだけれど、日本人でも「ああ、池田屋事件のあった日か」ってはならないと思うのです。
そもそも「池田屋事件」がどんな内容だったかを正確に言えるのかって話や、池田屋に斬り込んだのは誰かとか、その際に使用した刀は何かとか、歴史に興味のない一般人がどこまで分かるのだろうってトコロを、他国の人が分かっているという凄さ。

反応を見る限り、セリフの内容にもちゃんと反応していたし、とんでもない日本語順応力にコッチが驚くほど。

まさか海外で沖田総司について語れて、しかもその愛刀についてまで共有出来るって、とんでもないコトだと思うのです。

お手洗いで「薄桜鬼」について語っている子もいたから、とうらぶだけではなく、いろんな作品の影響を受けている人も多いのかもしれない…

…すごいね…オタクの力…

というか、むしろ私の方が劣っていたのではないかと思うくらい。
今回は得意な幕末が舞台で助かったけれど、別の時代だったら怪しかったかも。
テーマが「新選組」だったからこそ、流山や板橋、市ヶ谷という地名が出るだけで展開が読めたけれど、新選組じゃなかったらどこまで理解出来ていたコトか…



内容の感想を挙げるとキリがないから、いくつか箇条書きで。

・加州清光が好きです。というか好きになりました。か、かわいい…なにあの子本当すごい好き…どうしよう…どうしよう。

・堀川国広くん、元々ゲームでも可愛くて好きだったし、舞台上で可愛いく振舞っていたから愛でるような気持ちで見ていたのに、何あの男らしいギャップ。惚れてまうやろ。

・石田散薬(笑)

・大和守兼定が隊に潜入するときの偽名が「奥沢」とか、史実的にうまいね…!

・新「撰」組。

・かっぽれ、かっぽれヾ(*´∀`)ノ

・板橋の斬首シーンが悲しすぎて本当ツラい…いやもう本当ツラい…めっちゃ泣いた…つらい…

・照明で刀がキラッとなっていくの、うまかった。どういうオペだったんだろう?

・ライブパートの和太鼓演舞をする近藤・土方・沖田がすごいカッコよかった!



はあああ…行ってよかった…行ってよかったよ〜〜!!

正直なトコロを言うと、2.5次元ってそこまで得意ではないし、とうらぶ自体も嗜む程度のハマり方だったから、どこまで楽しめるんだろうって思っていたけれど、すっっっごい楽しかった!
その場の空気を共有できる空間っていうのが、またすごく良くって。
終演後に興奮のまま「よかったよね!」って感想を言い合えるのも楽しいし、普通に「またね」って言えるのも嬉しい。

共通の話題があって、その時の感動を、その場にいた人たちと分かち合えるって、本当に楽しい。

海外に出てから思うのです。
オタクでよかったなあ、って。

日本にいたときはあまりオープンにしていなかったのだけれど、オタクだと公表するようになったら楽チンになったし、そこから始まる交流もあったし。

特にタイの人と感動を共有できるというのは、嬉しくって、楽しい。

もちろん全部をオープンにするのは趣味嗜好的に限られた相手のみにしているけれど、それでも。



ところで、「新選組」って、わりと通過ポイントとするオタクさんも多いと思うのだけれど、ご多分に漏れず、私も通りました(笑)

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 というアメブロ絵文字も作っていたり。

わはは、通る道だねえ