バンヤンSPA

 

先月末オープンした某リゾート施設内にあるバンヤンツリーSPAを開館前に夫婦で体験利用してみました。

残念ながら私は首を痛めているため、背中のマッサージをするとトラブルがおきやすいのです。事情と症状を説明してから、英語が片言のタイ人の若い女性に担当してもらいました。

ヨーロッパやアメリカのSPAと違い、やはりアジアのSPAは心から休まります。オイルと手のひらの感触がなんとも言えず、ほんとうに癒される実感があります。たどたどしい英語でのやり取りには少し戸惑いましたが、これまでのエステまがいの欧米系SPAとは完全に一線を介したサービスには満足です。

 

オイルの選び方も6種類のオイルから自分の気に入ったものを選べます。私は大地の香りを主人は木の香りをそれぞれ選び、ダブルの部屋の中ではそれらの香りが体温で漂って幻想的。足湯に散りばめられたオーキッドにも心癒され、その精神性の高さに驚きました。

アジアにはまだまだ沢山のSPAがあるのでしょう。これからの体験が楽しみです。

 

きれいになるためではなく、人としての心と身体の傷を癒すためのもの。上質を感じられる時間でした。

 

今週から行くバハマではちょっと無理な相談のようです。

それはそれで、こちらはこちらで楽しんでこようと思っています。

海外の旅行はいつも知らないこと、経験のないことを自然に教えてくれますね。

きっとまた新しい驚きをくれるのでしょう。 

bahama

 

 

 

GWを利用して家族で「初BAHAMA」体験に行きます。バハマでの滞在は三泊のみなのであっと今だと思いますが、きれいな海でリフレッシュしてきたいと思います。

今回は初めてですし、使いなれたホテルチェーンのポピュラーなステイを選びました。現地の調査もまだまだで、日々の計画など全く駄目なのですが、これからカリブ海とどうお付き合いするのか、下調べとでも思ってのんびりしようと思います。いつも旅行バッグに入っているPCも今回はお留守番。何も考えないアナログな時間を過ごしたいと思います。

 

NY/Laguardia空港からからエアバスに乗ってCharlotteへ向かう。ここで乗り継いでバハマグランド島Freeport, Bahamas 。4時間弱の空の旅です。宿泊はルカヤ。真南を向いたビーチ。朝日も夕日も見えるかしら?今回は何もわからないながら、ナッソーではなくグランドバハマ島に向かうことにしました。GWなので少しでも日本人観光客だらけでなさそうなところへと思い、場所柄もたいして調査せず、何とかなるでしょってだけで決めました。いつも旅に出るたびに歴史や文化的な背景をもっと調べてくれば良かったと悔やむのですが、今回もまた性懲りもなくあきらかに準備不足。どうも私の人生はいっつも計画なしの衝動が多いようで、結婚も、就職も、二度の転職もみんなそうでした。ブログで現地を良く調べている皆さんを拝見すると、頭が下がります。

 

いつも未知のまま突っ込んでいくだけ。実際には調査していないとどこに行ったら良いのか解らないままに、その辺をうろうろして帰ってくるだけなんですけど。更には主人は旅先ではとりあえずガイドブック通りの「超観光客ノリ」それでも旅は旅。海や空気の違い、人々の違いそれだけだって十分な充電になります。

 

bahama

 

 

仕事に呆けて健康診断さえ長年していない、老化していく私の身体をカリブの海と太陽とが癒してくれることを願って・・・・。

オリビエ

 

 

これはオリビエがデザインを担当しているロシャスの作品。

 

思えば、遡ること7~8年前、PARISコレクションで彼のショーを見たときには本当に感動した。真っ暗な会場に幻想的な音楽。ステージは砂漠のごとく一面に砂が積もっていた。

その中を、研ぎ澄まされた美しいボディラインのモデル達がギリギリに張り詰めたような面持ちで尚且つ凛とした厳しさを感じる表情でにこりともしないで力強く歩く。

 

彼が表現してくれる女性像を見て私は本当にこういう女性観を持つオリビエを称えたい気持ちでいっぱいだったし、また女性として生きていくこと大きな誇りを感じさせてもらった。

物凄くきれいな女性の体が際立つシルエット。なのにどこかに甘さを超えた強く逞しい女性観がにじみ出ている。そう。女性はもっと甘さから解放されて強い人間でいても良いのだ。男性にはそうした逞しくもしなやかな真剣に生きている女性を、敬い賛美する気持ちに満ちている。なんと素晴らしい時代が来たのか。そしてこの若者に感謝した。

 

心と言うのは通じるとよく言うが翌日ある展示会場でまだ若干23~4歳だったオリビエ少年に遭遇した。彼はファンタの瓶を持っておいしそうにごくごく飲みながらあどけない顔で笑って展示されたデザイナーたちの作品を見たり、ビジネスミーティングをしたりしていた。

 

私はそれまで(今もだけど)どんな男性が好き?と聞かれたとき必ず「少年のような心を持った大人」と言っていた。彼の姿を見て、あれ?「大人の哲学を持ったあどけない少年」ってのも凄く魅力的だな。と思った。

 

今年の彼のコレクションも同じ感動をくれた。商業ファッションではない哲学的なアプローチをし続ける少年はいつの間にか逞しい大人になっていたようだ。

間抜けでも良いから真っ直ぐに進みたい。下手でも良いから何度でもあきらめずに取り組みたい。多くの人に解ってもらえなくても良いから、いつも熱く語りかけ続けたい。不器用でもいいから真面目に一つ一つ重ねて行きたい。要領が悪くでも良いから失敗に負けないで小さなことで喜べる自分でありたい。そしていつか自分のことを段々に好きになって行きたい。大好きな私になれるまで出来れば生きていたいな。

 

子供の頃、とっても嬉しかった思い出が二つある。これまで挫けそうになるとこれを思い出して自分を元気付けてきた。

 

一つは小学生の頃、父の一番下の兄妹の叔母が交通事故で入院していたとき、心配で毎日お見舞いに行っていた。ある日おじいちゃんが大事に育てていた菜の花を数本失敬してお見舞いにもって行った。叔母は「あなたは本当に優しいわね」って涙目で言ってくれた。私はおじいちゃんに花を摘んだことで叱られるんじゃないかと思っていたのでその言葉が意外な気がして、とっても嬉しかった。

 

もう一つは大学生のとき、実家から通学するつもりで入った大学だったが、理工学部は思った以上にハードで遠距離通学は到底無理だと後でわかった。父方の叔母さんの家が近かったので急遽居候生活をさせてもらうことにした。叔母の家には同い年の息子と、三つ上のお姉さんがいた。決してスペースに余裕がある訳ではないのに私を受け入れてくれた。せめてもの恩返しと思って、週に一日私が夕飯を担当することにした。早めに学校から帰り、叔母に1000円程度のお金をもらい夕飯を準備する。

あるときから私が担当する夕飯の度に、本当に美味しいね、それに珍しい料理をしてくれるからとっても楽しみなの。それにあなたはみんなを楽しませようとして面白いお話で食事を盛り上げてくれる。本当にありがとうね。って言われるようになった。本気でうれしかった。

 

この二つだけで十分支えになった。

たいして誉められるような良いところもないわたしだったけど、叔母2人のお蔭で、何とか不安に潰されずに歩いてくることが出来た。あらためてほんとにありがとう。

私もこの分誰かに勇気をあげ続けるそう決めている。時々悲しい思いに挫けそうになる。でもそれも私自身。逃げないで前に進む。そうすればきっともう少し自分を好きになれると思うから。これが私の小さな自信。

ファッションの業界では今丁度秋冬のトレンドを捉えるために情報収集する時期です。3月中旬までパリコレなどの情報を集めまくりそれらを整理して丁度4月の声を聞くとトレンドを占うセミナーが盛んになります。

私のところでも多分にもれず先週行われたセミナーに10名ほど参加してもらいました。

 

ところがここでハプニングが・・・。

講師の先生は日本を代表するベテランジャーナリストさんなんですが、迂闊にも無謀な賭けに出てしまったらしいのです。

 

ディオールクロココート

 

 

この商品、クリスチャンディオールの作品なんですが、クロコダイルのコートなんでです。

セミナーに出ている人に値段あたるわけないと思ったらしく、誰か当たったら買ってあげますよ。と大見得切手しまったそうです。ところがどっこいうちのメンバーがたまたまばっちり当ててしまったのでした。

 

もちろん買ってくれるというお約束はなしです。とっても凡人に買える値段じゃないですもの。

 

お値段の答えはコメントに書いておきますね。

ちなみに本当がどうかはわかりません。あくまでも講師のジャーナリストが言った価格なので・・・。

 

 

じばんしー

 

 

遊び心満載のジバンシーのパンプス。

未だにオードリーのピュアな心を満たすような夢があるよね。

 

仕事柄、欧米のファッションシーンを見続けてきたのだけれど、やっぱり、おしゃれの上手さはヨーロッパの方が二枚も三枚も上。まだまだわたしも修行が足りないです。日々勉強です。

 

何よりヨーロッパが素敵なところは、若い人は質素、だけど何気に洗練されてるって感じ。おしゃれの主役はお年を召された方。きれいな色を着こなして本当に美しい。ここが日本と大違い。このパンプスだって20代の人が履いてもぜんぜん可愛くないと思うな。ただ幼稚に見えるだけ。多分60歳くらいの方が一番お似合いではないかしら。

 

わたしもそろそろ貫禄の年代だし、おしゃれの資格が十分あるかも。

最近サボり気味なので反省しています。

 

もうちょっと気張っておしゃれしましょっかね。

 

シャネル

 

こんなガーリーなのも良いかも。さすがにちょっとこのブーツは無理そうですけど。

 

 

 

 


そしてやっと話ができたことの安堵感で昨夜は、ただほっとして暖かい気持ちでいました。でも。

 

朝になって冷静に考えてみると彼との会話の中身が気になってきました。

 

彼は一戸建ての家に一人暮らし。長期入院では家のことも心配だろうと思って

「どうしてるの?」って聞いたんです。

 

「郵便物が溜まると留守だってわかって泥棒さんが来るといけないから、妹さんに頼んでPOSTの中を見てもらっているの。」

 

以前から自分の妹のことを「妹さん」って呼んでいるのは知っていたけど、

泥棒のことも「泥棒さん」って呼ぶ。

 

何でだろう・・・。

 

かれこれ4年ほど、友人として彼の孤独と一緒に向き合ってきたのだけれど、

何だか自分の妹を「妹さん」って言うことに彼が孤独になってしなう何かが隠れているような気がしていました。だって、自分の兄弟にも遠慮しているみたいな気がしたから。

 

「泥棒さん」?

彼にとっては泥棒も「ボクとは違う人格を持った誰か」なのでしょうか。

 

誰でも知っている日本を代表するような大企業に勤め、

それなりの貢献をしてきているのに全然自分のことを信じていない。

 

以前、あんまり刹那的なことを言うので電話で喧嘩をしたことがありました。その時・・・。

 

○○さん(私のこと)はボクのたった一人の友達だけれど、もしも嫌われてしまったら仕方がない。

もしもボクのことを嫌いになって友達付き合いをしてもらえなくなったら、

素敵な友達が居たんだってことをボクの頭から消してしまえば良いんだ。

初めっから一人ぼっちだったと思えは失った寂しさを感じないで済む。

そうでないと生きていけないもの。・・・・。

 

と何度も言っていたことを思い出しました。

 

ボクは今までもすっとそうやっていつも自分を守ってきたの・・・。って。

 

これから3ヶ月続く病院暮らし。とても気になるけど病気が病気だけにお見舞いにも行けません。

 

私に出来ることって何なんだろう?


そういえば一度だけ、彼に勇気をあげられたって思えたときがあった。

 

利益が見込めないとの会社の都合である事業への開発投資が打ち切られたとき

彼はその事業の担当から離れるべきかについて悩んでいた。

 

純粋な彼は「ボクを信じて数千万もする仕組みを買ってくれたクライアントがいる。

その人たちにもうこの事業には会社は投資しないんだなんていえないよ。」

長い沈黙の後、彼が言った言葉は、

 

「もういいや。ボク、この事業と心中する。会社の中で日の目を見なくてもいいや。ボクのこと信頼しているクライアントのみなさんとか、○○さんの方が会社よりずっと大事だってやっとわかったんだ。」

 

このときのきらきらしていた眼差しの彼をもう一度プレゼントしたい。

 

できるかな?

彼からの電話が取れなくて悩んだ毎日。

 

でも、みなさん聞いて。

さっき話ができたの!わーーい。

 

思ったとおり、アル中の治療で某専門病院に入院していました。

 

なんだかんだ最初に電話もらってから一ヶ月以上経つ。

どんなに孤独かと思ったけれど

携帯のマナーモード無視状態を続けておよそ2週間。

 

やっと話せましたぁ~。

良かった!

 

アル中治療のあれこれ聞きましたわ。

彼のテレカがなくなるまで話してましたわ。

 

よかった。元気で生きててくれた。

 

ありがとう。

 

五回目までかける勇気が彼にあったこと、

すんごくうれしい。

 

頑張れよ!

 

秋吉さんの

LONG YELLOW ROAD. 

聞いたことありますか?

 

日本人の音楽的アイデンティティをアメリカのジャズ界で認めさせたのは、彼女のすばらしい業績だと思っています。

「Birdland」は言わずと知れたチャーリー・パーカーの伝説的なライブハウスですが、彼女は毎週月曜日ここで演奏していました。

 

一体何度行ったことか。

NYに月曜日に滞在する機会があったら必ず行きました。

 


 

ご主人はルータバキンさん。

ある意味で彼女の魅力を世界的に表現してくれた素敵な旦那様です。

 

でもね。何回もバードランドに通った私としては

タバキンさんがいないときの秋吉さんが一番好きでした。

自由で力強かったから。

 

一昨年末に現役を引退し、最後にカーネギーホールで華やかなリサイタルを実現しました。

Birdlandでは一度もお目にかかったことがなかった宮本亜門さんもお見えでした。

幸いにも最前列で鑑賞できたのですが。

涙が止まりませんでした。

 

彼女は今、70を越えて、原爆の広島や秋田などで

静かに演奏を続けています。

 

こういう人に私もなりたい。

とても尊敬する人です。

 

LONG YELLOW ROAD

私たちに共通の課題ですよね。

4月に入ってから新卒の採用活動のため最終面接の前段階の面接官しています。

でも、今の若い人って本当にかわいそう。

 

ファッションが好きだって言うから、じゃあ世界一好きなファッションは何?って聞くと「特にない。ブランド嫌いだから。」って言うの。別に私はスーパーブランドのことを言って欲しいのではないんですけど。世界一って言うとリアリティがなくなってしまうらしいです。

 

昨年10月のアエラの企画で「かしずく女の時代」って特集があった。

結婚願望が強く、男女雇用機会均等法がもたらした、「負け犬」になりたくないために、

幸せ=結婚の図式に縛られている感じ。

 

思えば、私が結婚したときって、「しょうがない結婚してやるかぁ~。」なんて不遜な思いがあった。結果、結婚式なんてものをやらされてみたら、何だか囚われの身になってしまったようで悲しくて最初から最後までずっと泣いてた。(VTRって最低。全部証拠が残っている。)

 

ほえ?って思いと、なるーって思いが交錯したなか、直接、若者に問いただしてみた。そうしたら、自分たちの世代ははわがままでひとりひとり皆個性的でそういうところが駄目。だって思っていると言う。

 

個性があることが何でいけないのか、私にはわからない。

 

就職を希望する人の中に際立った人がいた。既に数社大手から内定を受けているが当社が一番の希望だと言う。レポートも秀逸ですぐに目に留まった。

でも、会ってみると彼女は自分を「勝ち組」に置くことにこだわっていた。

 

私は黒い服でスマートな印象をみんなに与えている。でも、本当は私の部屋はぬいぐるみでいっぱいなんです。って。でも、ぬいぐるみを好きな私は絶対に見せない。と言う。勝つパターンがあるらしい。どうして、ぬいぐるみは駄目なの?

 

なんでやねん。???。

 

彼女のレポートに「日本人女性のアイデンティティ希薄化」ってのがあった。

私がこのテーマに対して問題提起をすると彼女はなんて言ったと思います?

 

「随分先輩なのに、よくおわかりになりますね。素晴らしいですね。」

 

もうしわけありませんが、あんたに誉められたくありません。あんた何勘違いしてるの?ばかか?

 

無理するなよ。ぬいぐるみ好きだっていいじゃない。そんなの隠すなよ。そんな既成概念の中で生きていることこそが「アイデンティティの希薄化」の象徴じゃない。

マジで説教に入っちゃいました。

 

今の世の中は、弱いままで生きるか、優位に立つかの二分割らしい。そうした価値観を作ってしまった私たちは罪深い。勝ちとか負けとかって価値が唯一みたいだ。

何より悲しいのはいずれも自己を肯定したがること。

 

人間は誰でもとっても素敵になれる、でもともすると切ないものだよ。

いつも自分をなりたい自分になれるよう演出するだけでは、いつか本当の自分が誰だかわからなくなるよ。

本当の自分を探してごらん?

 

私にはそれしか言えなかった。