もう六月に入った。

新しい生活にもようやく慣れ始め、仕事にも少しずつ慣れてきた。


お金を返却するために、労働時間の長い 割ときつい職場を選んだため

1年間ボーっと過ごしていた私には耐えられるか不安もあったが

意外と今のほうがからだもらくで、精神的にもらくだ。


私は苦労したほうが幸せと感じるタイプなのかもしれないとふと思った。

仕事で得られるものは大きい。社会的に必要とされていると感じることと、

多くの人からえられる影響力。これは、かけがいのないものなのだ。


ふと、数ヶ月前の自分を思い出してみた。

もうその時の自分はいなく、新しい自分に生まれ変わっている

つたないブログですが、公開待ちをして下さってありがとうございます。


今の私の状況ですが、引越しを少しずつしている状態です。

車もなく、手段がないので少しずつ荷物をまとめて、必要最小限のものは

自分の新居に送っている状態なのです。

そこで便利だったのはゆうぱっくサービス。

うちまで取りに来てくれて安い。

赤帽さんとかも安いと思うが、今回は友人に頼んで安く済ますことにした。

なので、日記の続きを書きたいのですが多忙なため、なかなか更新できないのと

ネットを使える状況ではないのです。


私は引越しに関していろいろと考えたのですが

家具 家電は もらえなにので全部、軽い荷物ばかりです。


方法としてはいろいろありますが、節約をこころがけてはいるものの

ダンボールなどをもらえたり購入できるところが付近にないので

ネットで(オークション)で購入してしまいました。


63リットルサイズ10個で1000円弱。

それから引越しは友人に頼んでしまいました。

友人に頼むとお金が余計にかかるとよく聞きますが

本当に気兼ねなく付き合える友人なので 後日落ち着いたらうちに招いて

食事でも・・。

と思っています。むしろみんなお金がない状態なのをしっているので

引越しを手伝ってくれるどころか食事をおごってくれたりするのです。


婚約者は失い 医者と結婚するという安定も失いましたが

でも、私はこんな仲間に囲まれて幸せです。

お金以上に大切なものって身近にたくさんあるんですね。

今 私はどん底だがどん底にいるからこそ見える本当の友情とかがあるんですね。

でも、みーんな本当に救ってくれて私はこんな状況ですら、希望があるし、ウツにもならない。


人ってお金とか、ものとかも大切だけど、周りに人がいるからこそありがたいんですね。

たとえばシャネルを持っていても世界に自分ひとりだったら、欲しいと思うのだろうか?

人がいるからこそ欲もでるし、欲しくなるものってたくさんあるんだな。

と思った。


人はシンプルでも生きていけるし 幸せにもなれる。



食事をおごってくれた女友達。ありがとう。

そして、支えてくれたみんなありがとう。


今後の更新は、5月の第一週目くらいからできるようになると思います。

そのころは新居も整っていると思います。

では、これを読んでくださっている方、同じ状況にいるのならば一諸にがんばれたらいいですね。


宇宙人ふぅ。

今の私は、家を出た状態なのだがこの日記を書いていると

やっぱり出てよかったと思える。


感覚が麻痺しているためか、ふっと気を緩めると帰ろうなんて思ってしまうからだ。

日記を書くことで過去を振り返り、感覚の再現によって今の自分の意思を保とうとしている。


今の私は 毎日食費を削り、細々と暮らしているが心はとっても晴れやかだ。

どんな食事かというと

朝 コーヒー1杯 バナナ2本

昼 パン1枚と、レタスとトマトのサラダ

夜 カップラーメンと、卵一個

合間に、紅茶(砂糖入り)と、野菜ジュースをたっぷり飲んでいる。

こんな感じ。ごく少ないかカロリーしかとっていないから、

体重はすでに2キロ減の44㌔代。(まだ3週間ほど)


勝手に減っていく。でも前向きに考えることにした

ブライダルダイエットだと思えば・・。いつの日か夢見て。

ただ、41㌔までしか減らさないことをここに誓う。

まだ、私が中学生だった頃、33㌔までやせて生理がとまってしまったのだが

それから半年生理がこなかった。どうやら私は40㌔以下になると生理生がこなくなってしまうらしい。

とにかくおなかがすかないのか?というと最初の3日は辛かった。

でもそれをこえると、なんとも思わなくなった。

ただ、拒食症にはならないように気をつけようと思う。


食事に関しては、彼は私が行きたいというところにはどこでも連れて行ってくれた。

叙々園とか、かに道楽とか、料理が作るのがいやな日はなんでも

出前を取ってくれた。

懐かしいがこれもひと時の我慢と思って、今の生活をしている。

そういや学生時代も貧乏で似たような生活をしてたっけ?


とにかく、話を切れた瞬間の続きに戻そう。


ブチと切れたがその日はとりあえず何事もなかったかのように

一緒に寝てその日の朝を迎えることができた。

その瞬間はもうででいってやる と強く思ったのだが理性がわたしを居座らせた。

荷物をまとめなきゃいけない

ただ理由はそれだけ。

次の日、スーツケースにたくさんの荷物を詰めて友人の家へ迎った。

家を出る瞬間は涙が出そうになった、もうここには戻ることはないんだ。

と、彼との思い出に浸りながらも出るしかないという決意はかわらなった。

最初の1時間は悲しい思いに支配されたが

外の世界に再び出られた喜びのほうが、勝っていった。


この一年なんだか、暗い気持ちだった。

もともとポジティブな私だったがこの一年ばかりは

あーしたらどうなる。とかこうしたらどうなるとか

今の自分もきちんとしていないのに先のことばかり考えていた。

確かに先のことを考えることは大切なのだが、今の自分もしっかり立っていられないのに

未来への恐怖に支配されてはいけない。と。

私はどちらかというと先のことばかり考えてしまう癖がある。

こうしたらこうなるとか。

今の状態だとしたら彼と結婚したら、開業医の妻になれるし生活も安定する。

こどもにも十分な生活をあたえることができて、幸せになれる。

でも、自分はお人形のままだ。などという風に。


しかし彼とはなれて気がついた。

不思議と悲しいが昔の自分に戻れた気がしたのだ。

前向きで何事にも挑戦する自分。

なんてすがすがしい気分だろう。別れはたいしたストレスではない。不思議と

新生活への恐怖心もやわらいでいった。


私は貧しい家庭に育ったから、お金もちと結婚したいと思っていた。

そしたらこどもには自分と同じような思いはさせないですむと思ったから。

ブランドのかばんとかそういうものはいらない。

ただ私は結婚するなら子供には不自由は生活はさせたくないという強い思いがあったのだ。

だから彼から結婚の話を聞いたときには やった!と思った。

出会いについては、また後々書いていこうと思う。


でも今は成功は自分で勝ちとっていくものだと思う。

いつの日か、私は何かで事業を展開し成功者となる。

他人に頼ろうとか思っていたのが間違いだったときがついた。

彼は金持ちでも私がなるわけではないし、結局彼のお金でじぶんで得たお金ではないのだ。

今の自分は0に近いお金しかない。

お金がないと心に余裕がもてない。

だから、平常心でいようと自分に言い聞かせた。


そして・・。


友人宅へ着いた。



ついに『お金を渡さない』事件後 家を出ると決意を固めた。

でも、私にはお金がない。


頑張ってかきあつめて、手元に約2万円。

彼の思惑とおりになったのだろうか?

逃げたくてお金がなければ生きていけない。

ホームレスは別だけどそこまでする自信が自分にはない。


だけど・・・。


でも、お金に縛られていたのでは人生そのものがだめになる。


お金はなんとかなる。


と思い家をでた。


朝、何気ない顔をして彼を送り出す。

それから、即効荷物の整理を始めた。


1週間分の下着と洋服。

ティパックと砂糖。コーヒー(朝食代を浮かせるため)

それから石鹸を100円で買いシャンプー等は友人に恵んでもらった(とほほ)


もちろん他にも食材とかもあったが もう生きていくための最小限のものしかもって行かないことにした。

泥棒みたいでいやだと思ったし、ここまで来ていてもなんだか彼に悪いなんていう甘い思いが残っていたのだ。2万円。出るのはため息だが後ろを見ていても仕方がないとおもった。


で、その後友人宅へ連絡。

とりあえず クラブで夜働いてお金をもらおうと思ったのだが

私にはできなかった。

むかし学生時代、週2日で20万円もらっていた記憶があり、

今回もできると思ったのだが 彼の顔、親の顔が浮かんできてできなくなっていた。

そこは、そこそこの高級クラブで客の質もよく、お触りもないのだが

どうしてもできない。

客にも『ねー今 素でしょう』って言われてしまった。

擬似恋愛の世界。

もう、興味のない男に恋している瞳を向けることができなくなっていた。

それは年齢だとか今までの経験でそうなっていたのかもしれない。

とにかく、もういくらもらっても興味のない男たちへ関心のあるようなそぶりもできなくなっており

わたしはとにかく落ち着きたいのだと感じた。


昔はとにかく週1でも2でも ついた客は落とすと思っていたし

それが楽しかったのに。

とにかく、こんなときにそんなことを言っている場合ではないのだが

夜の世界からは完璧に 足を洗うことにしたのだ。


久々のクラブ出の仕事。NO1は相変わらずオーラが出ていた。


私は思うのだが、クラブとか夜の世界の女は夜顔の少し派手な感じの人のほうが売れるような

気がする。

そして話が上手で人懐っこい。

押すことも引くこともできる。

私の場合は、昔は隣にいるだけでいいという客の声から、

お客さんを特に営業することもなくとっていた。

そして言われていたのが 朝顔だ。

そう、わたしは派手なメイクが似合わない。

そして今回も客に言われてしまったのだが純粋に見えて

色気がないのだそうだ。

それではNO1にはなれない。


夜には夜に適した女がいる

ただもてるのとは訳が違うのだ。

昼 もてる女と 夜もてる女はどこかがちがう。



で、次にどうするか考えたのだが


君が必要だとか、愛しているとか、反省している、だとか話し合おう

なんて連絡が彼から来て、途方にくれたたわたしは彼の元へ戻るしかないと思い

この時は戻ってしまったのだ。


彼の場合、暴力を振るうわけではないのでそこが難しい。

私が自意識過剰なのか 彼が異常なのか 頑張っていい問題なのか?

それともやめたほうがいいのか?

そこら辺が難しい。

一見 簡単そうなのに答えが出せない。

そして同棲を解消することにより社会へ放り出されることへの恐怖。


友人宅にて気をつかいすぎて この時は

疲れてしまい 結局 彼の元へ戻ることになるのである。


今思えは、本当に時間の無駄だった。

だが・・。

そのときは本当にそれしか見えない状態になっていたのだと思う。


『今月はお金を渡さない』 


この言葉を聴いた瞬間ふつふつと怒りがこみあげ

体中の血が逆流した気分になった。


そして、彼とはもう口も聞きたくもないし一緒にはいたくないと思った。


ことのはじまりは 私が友人宅へ遊びに行った事がきっかけだ。

彼は 夕食の時間には帰宅していないと機嫌が悪くなる。


ただこの日は私も1年半ぶりの友人との再会。

彼にも帰宅は22時過ぎるといってあり『承諾』を得ていた。


それなのに『帰ってきなさい』とメールが。

そこで一度うんざりと思った。

なんで、命令されなくてはいけないのか。そして、彼に承諾を得ないといけないのか?

そこで私は帰らなかった。


で、帰宅して彼が言った第一声が

『金は渡さない』だった。


私は彼にお金を渡さないなどとどうして言われなくてはいけないんだろう?


彼と同棲し始めて金銭の管理は全て彼が行っている。

話し合いの元そうなったのではなく、勝手にそうなっていた。

そして お金のことをがつがつ言いたくないと思った私は

それでもいいか?なんて最初思ってしまった。

また、彼は 金持ちなので、金目的でそばにいると思われたくないというのが正直な思いだった。


私はもともと 専門職として働いていたからそれなりに収入はあったほうだった。

彼と 同棲する前は彼も 好きに働けばいいよ といってくれていた。

だから一緒に暮らす前は何も心配はしていなかった。


それなのに ともに暮らしたとたん、亭主関白?ぶりを少しずつ出して来、

専業主婦 お金は全て彼管理

と簡単に言えばそれを希望した.あの時 それがわかっていたら彼にはついていかなかったと思う。


一方私はシャンプーひとつをとっても彼がいなければならない状況まで落ちていた。

買い物はいつも彼と一緒。

友人と遊ぶときは彼の許可をとりお金をもらう状態。

自立し生活していた私には苦痛でたまらなかった。


どうして異常とかおかしいとか思わなかったのだろう?

自分の本当の姿ではないと思わなかったのだろう?

でもこの時は彼が好きだったし、お金のことは大きいが

一部分のいやなところで全てがいやなわけではない。

そして急にそうなったのではなく 序所にその姿が見えてきたため私も麻痺していたのかもしれない。

だから、この状況から抜け出せずにぐるぐると同じところにいたのだと今は思える。


だが、『お金を渡さない』

と聞いたその瞬間、私の中で何かがはじけたのだ。





彼と暮らし始めたのは、1年前の春。


この同棲の目的は、結婚を前提とした生活をしてみることだった。


今思えは、本当に結婚前に生活してみてよかったと思う。


結婚していたらとりかえしのつかないことになっていたと思う。


でもやっかいなのは、こうなってしまった今でさえ彼のことが好きだし、いいところもあると思うのだ。


それでもどうしても結婚できない。


それが辛いし、自分を責めてしまう。


今、結婚しなかったら将来 後悔するかもしれない。それでもいいのか?


そんな事をぐるぐると考えなららも家を出たい。逃げたい。


そんな思いに支配され、毎晩考えてしまうのだ。


といっても簡単にはいかない。


彼に仕事をすることを反対され続け今日まで至った私には


お金がないのだ。


逃げたくても逃げられるお金もない。


本当に困った・・。


だけどこんなときだからこそ 強い心を持たなければ私の人生は、お先真っ暗だ。


自分の人生を新しく切り開いていくために 決意をかためるためにも


今この瞬間の気持ちをここに書いていきたいと思う。