10年以上前の v0.85からずっと遊んでいるけれど、ついに2021年、完成版が登場!
ファミコンで展開されていたドラゴンボールZのゲーム
『ドラゴンボールZ 強襲サイヤ人』(Z1)
『ドラゴンボールZ II 激神フリーザ!!』(Z2)
『ドラゴンボールZ III 烈戦人造人間!!』(Z3)
恐らくこのページをご覧いただている方の多くは
当時このゲームを遊んでいたファンでしょうから、恐らく説明不要でしょうが…一応軽く触れますね。
このDBZシリーズはアニメのストーリーをベースに
ラディッツ襲来(Z1)からセル初登場(Z3)するところまで展開されていたRPGです。
◆ドラゴンボールZ 強襲サイヤ人
◆ドラゴンボールZ II 激神フリーザ!!
◆ドラゴンボールZ III 烈戦人造人間!!
このRPGの大きな特徴がカードシステム。
当時、流行っていたカードダスを恐らくイメージしたようなシステムで、
これがうまく組み込まれゲームを面白くしています。
ただ、ゲームとしては面白いこのシリーズですが、
惜しまれるのがストーリー展開。
Z1はベジータをやっつけて追い返すまで。
間に劇場版ストーリーもはさむことで
ゲームのスト―リーとして一番上手にまとまっていた印象でした。
私個人的にはこの1作目が好きです。
しかしZ2とZ3は原作となるアニメの展開のほうがゆっくりであったため
しょうがない面はあったかと思いますが、
どちらも最後が中途半端に終わっていました。
Z2はフリーザ編のお話が繰り広げられますが
展開は超サイヤ人になる直前まで。超元気玉をフリーザにぶつけて終了でした。
そしてZ3は特に話が短く、人造人間編のメインであるセルが登場したとたんに終了。
消化不良ですっきりしない!!
そう感じたユーザーは多いはず!いやきっと全員!
そしてこれ以降、このシリーズはファミコンでは発売されず、終了してしまいました…
(ただし独自のストーリーが展開される『外伝』がその後発売されました)
さて、前置きがかなり長くなりましたが、
ようやくここから本題です
ゲームとしてはすごく面白いが、話の展開が中途半端で勿体なかったこのシリーズ。
長い年月を経て、ファミコンのZ3の続編となる
『ドラゴンボールZ IV 超戦!セルゲーム!!』
を引っ提げて、
同人ゲームとしてPC(Windows)でパワーアップして誕生!
DragonBallZ RPG
https://w.atwiki.jp/dbz_rpg/
これ、ファミコンのZ3の続きがただ単に加わっただけではありませんよー
なんと既存のZ1-3のところもパワーアップしています!
◆グラフィック
なつかしきZ1~3のグラフィックスを再現!
※画像はv1.00~v1.06のものです。
そして新作となるZ4では、多くの新キャラと
必殺技のカットインが大量に追加されています!
カットイン技は味方だけでなく、ボス側にも!
もちろん↑の画像はゲームのほんの一部です。
恐ろしく膨大なゲームで、ブログ程度で紹介しきれるようなものではないので
ぜひともゲームを遊んでみてください。
◆ストーリーの大幅追加
Z4以降の追加分は膨大で、
それだけでゲーム2~3本分くらいのボリュームがある巨大なゲームです。
が、実は既存のZ1~Z3の箇所にもファミコンの再現にとどまらず
さらに追加されています。
もしもバーダックが地球にやってきていたら…
アニメ版のオリジナルストーリー「魔凶星編」もあり!
またラストが消化不良だったZ2フリーザ編が大幅パワーアップ!
条件をそろえればファン納得のクライマックスシーンが展開されます!
(条件自体は簡単なのでご安心!ぜひ遊んでお確かめくだされい!)
また、ここで違う条件をそろえれば、なんとSFCの超サイヤ伝説のあのラストの展開にも!
クリア後の追加要素もかなり豊富です。
その追加要素だけで軽くゲーム1本分以上の長さ!
それらクリア後の要素も遊びつくした後は
いろんな要素を引き継いで2周目を遊ぶことも可能です。
しかも、さらに2周目だけの追加要素まで搭載!!
さて、このドラゴンボールZRPG、
もちろんストーリー部分だけではなく
肝心の遊びの部分となるゲームのシステムも
時代に合わせて大幅にパワーアップしています!
挙げるにも紹介しきれないほど多くのパワーアップ要素があるので
今回はその中からいくつかを。
特定の技の組み合わせで
数人のキャラが同時に攻撃を行う協力攻撃が『Sコンボ』。
これがまたかっこいいんですよ
かっこいいだけでなく、威力も強大。ボス戦での攻撃の要となるでしょう。
しかもこのSコンボ、なんと全キャラクターに用意されています。数も豊富!
よくこんなに作ったなあー!
また、技や通常攻撃には熟練度に相当する「使用回数」の概念があり、
たくさん使えば使うほど、威力が高まっていきます。
その回数の上限はなんと9999。
◆キャラのカスタマイズ
ドラゴンボールZRPGのシステム上の大きなパワーアップポイントです。
キャラごとの戦い方をいじれるのでとにかくいろんな遊び方ができて楽しい!
・スキルシステム
数多い仲間たちに個性を与えているのがこのスキル。
強敵との戦いでパワーアップするものから相手の行動を阻害するもの、
回復量を増やしたり防御を捨てて攻撃を高めたり…
など、その種類が豊富で内容もさまざまです。
各個人に固有のスキルが存在していますが、
さらにこの他、自由に付け替え可能な追加スキル枠もあります。
とにかくスキルの数は膨大です。
ゲーム序盤からある程度の数がありますが、
さらに進めていくにつれ様々なスキルが登場します。
これ、実用性の高そうな攻略一辺倒なものばかりを選ぶよりも
あえてキャラの個性が出るようなモノをバラバラに装着するとよりキャラの違いを楽しめるかと思います。
(※どのような組み合わせをしてもゲームクリアは可能なのでご安心を)
・能力値のエディット(底上げ)
キャラの能力値はもちろんレベルアップすることでどんどん伸びていきますが、
それとは別に、ZPというステータス用のポイントを使うことで
HPやKI(MP)、攻撃力などのパラメータを底上げしてさらに高めることができます。
分かり易い、と思われる例をあげるならば、ドラクエでいうところの種&木の実です。
ヤムチャのZPを全部攻撃力につぎ込み、
さらに先に挙げたスキルで攻撃力一辺倒のものを組み合わせて
防御はからっきしだけど破壊力だけはサイヤ人をもしのぐ地球人!なんて遊び方も(笑
◆時の間
やり込みプレイの拠点!
クリア済みの過去のマップやボス戦を再プレイしたり、
天下一武道会のような闘技場システム「バトルアリーナ」に挑戦したりと
ここを利用することでゲームの遊びの幅が大きく広がります。
バトルアリーナを勝ち抜くことでさまざまなお助けカードが手に入ります。
クリア済みマップでのボスへの再挑戦では特殊なスキルを覚えられるカードが入手できます。
ゲームクリア後の追加要素もかなり豊富です。
その追加要素だけで軽くゲーム1本分以上の長さ!
それらクリア後の要素も遊びつくした後は
いろんな要素を引き継いで2周目を遊ぶことも可能。
さらなる2周目だけの追加要素もあり!
◆オプション
この作品を名作に押し上げている重要なポイントが
こういった「遊びやすさ」のところ。
エンカウント率(敵との遭遇率)の変更や
メッセージの早送り、演出のオンオフ、
ゲーム全体の早送りなど、システム面での多くのカスタマイズが可能です。
一見地味ですが、実際に触ってみればよくわかるかと思います。
これらオプションの設定はゲームの快適さに直結します。
◆戦いの記録
自分のプレイの足跡が眺められる重要なモード(笑
敵図鑑&レコードです。
まだ見つけていない隠れた敵の存在に気が付くことも。
◆マニュアルのこだわり!
これがまた凄いのです!
なんと当時のファミコン風!
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数あるドラゴンボールのゲームの中でも
群を抜く完成度を誇るドラゴンボールZRPGですが、
リリースから半年以上経過した現在でも更新が続けられています。
この文章を書いている時点の最新版はv1.061ですが
初リリースのv1.00の頃よりもさらにパワーアップしています。
バグ修正程度の小さな更新じゃないですよ!
より快適に遊べるようシステム面がブラッシュアップされているうえに
追加要素までどんどん増えています。
既に遊んでいる方も時々はサイトをチェックしてね。
いやプレイ中のユーザーには今さらな話ですね。
◆Dragon Ball Z RPG wiki
https://w.atwiki.jp/dbz_rpg/