つよぶろ!! -3ページ目

サンクリストバル島上陸。

午後2時にボートに乗る。
約2時間でサンクリストバル島に到着。

宿は海に面した『ホテル・アルバトロス』。
おばちゃんにシングル$10のところを$8にまけてもらう。
ただし、部屋がかなりトイレ臭い。
$2もまけてもらったので文句はいえない・・・。

チェックイン後は近所を散歩。

ちちくりあってるアシカ。
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地元民とサッカー。
すっげえ疲れた。
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タートル・ベイ。

午前6時にイサベラ島を出発。
2時間かけてサンタクルス島へ帰ってきた。

宿は前と同じく『ホテル・サンタクルス』。
再びヒトシさんと一つのベッドを共有する。

チェックイン後はタートルベイへ。
町から歩いて約1時間。
赤道直下の炎天下。
Tシャツ着ていないので背中が焼けるようだ。

タートルベイに到着。
波が強いサーフィン向けのビーチと波がないシュノーケルが出来るビーチがある。
しかし、シュノーケル出来る方は魚もカメもサメもアシカも全然いないのでつまんなかった。

明日は午後2時に最後の島、サンクリストバル島へ出発。
サンクリストバル島にはアシカと泳げるビーチがあるというので、非常に楽しみだ。


カメと泳ぐ。

港の近くでシュノーケル。
ボートで沖まで行かなくても、ここガラパゴスでは簡単にカメと遭遇することが出来る。
アシカもたくさんいる。
面白過ぎる。

明日は再びサンタクルス島。
その次はサンクリストバル島。
ガラパゴス滞在も後半だ。

カメ、サメ、アシカと泳ぐ。

昨夜、TVのことで宿のおっさんともめて、宿替えをすることにした。
あんな宿には頼まれたって泊まりたくない。
新たな宿はセントロにある『TERO REAL HOTEL』。
ベッドが4つあるコテージっぽい2階建ての小屋が一泊$20。
ふたりで割るので一人当たり$10。
ガラパゴスでは妥当な値段。
TVも付いてるし、扇風機もあるので快適だ。
何より他に客がいないってのが最高だ。

午後はツアーに参加。
ペンギンを見ることが出来るという島を目指す。

船でアシカが寝ている。
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アシカは好奇心旺盛。ボートの近くに寄ってくる。
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世界で2番目に小さいというガラパゴスペンギンを発見。
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島上陸。
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キャプテンは片言だが英語を話すことが出来るので、色々教えてくれてすごく面白かった。
島を一周しウミイグアナを見まくる。
相変わらずめちゃくちゃいる。
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まるで怪獣。
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ウミイグアナの赤ちゃんのミイラ。
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ウミイグアナの巣。
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アオアシカツオドリ。マヌケ面。
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かわった鳥。
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島散策のあとはお待ちかねのシュノーケリング。
カメと一緒に泳ぐ。
カメはまるで空を飛んでいるように海中を優雅にゆっくり泳ぐ。
飛行船のようだ。
波に身をゆだねて、ユラユラ泳いでいる。
気持ち良さそう。
念願のカメと一緒に泳げて感動だ。

お次ぎはポイントを変えて岩場を泳ぐ。
キャプテンが「チャネル、チャネル」言うので何があるのかと思ったら、
岩場に1.5mほどの幅の亀裂があった。
まさにチャネル(海峡)だ。
そこを泳いでいると後ろからアシカがついてきた。
アシカは俺の前後を行ったり来たりして遊んでいる。
チャネルを真っすぐ泳いでいると、体調1mを超すと思われるサメが2匹現れた。
アシカがサメにちょっかいを出すのでサメはうっとうしそうにアシカから遠ざかろうとする。
しかし、チャネルの幅が狭いので真っすぐしか逃げる方向が無いので、逃げ切れてない。
サメ、アシカ、俺、ヒトシさんという順番でチャネルを泳ぐ。
なんて面白い体験なんだ。

イサベラ島上陸。

午後2時の船にてサンタクルス島からイサベラ島へ。
船は荒波を高速で駆け抜けるので、やたら跳ねる。
その度に俺は壁に昨日できたタンコブをぶつける羽目になる。
ものすごく痛い。

船は2時間15分でイサベラ島到着。
港にて客引きしていた『JUNGLE』という宿に泊まることにした。
1泊ふたりで$15。
ロビーにはTVもあり、ESPNもはいる。

夜はもちろんNBA FINA GAME1。
対戦カードはLakers vs Magic。
俺は断然マジックの応援。
KOBEの優勝も見たいが、ドワイトに優勝してほしい。

しかし、試合は一方的な展開。
中のドワイトも外のシューター陣も不発。
一方LakersはKOBEが40点の大活躍。
やっぱKOBEか・・・。

試合がほぼ決まりかけた4Q終盤に事件は起こった。
宿のおっさんがスペイン語で何やら言ってきたが、俺もヒトシさんもスペイン語わからないので
「ノー レ エンティエンド(わからない)」と返事した。
するとおっさんがいきなりチャンネルを変えだした。
どうやら宿のおばさんの好きなドラマが始まるようだ。
そしてソファに寝転がっていたヒトシさんに、「寝転がるな」みたいなことを言っている。

俺はムカついた。
俺たちが先に見てたし、俺たちは客だ。
それにあんな試合終盤でチャンネル変えるなんてあり得ない。
終盤でなくてもあり得ない話なんだが。
俺はおっさんとおばさんに言った。
「NBAを見せろ」
ヒトシさんもボロクソに言った。
「俺たちは客だぞ」

しかし、このふたり英語がからっきしなので話にならない。
俺は仕方ないのでスペイン語で悪口を言った。
悪い言葉なら知っている。
すると、おっさんがいきなり切れだした。逆切れってやつだ。
そんでもって
「トモロー フィニート」と言っている。
おそらく「tomorrow finish」ってことだろう。
「明日で終わり」=「明日出て行け」みたいな感じだろうか。
言われなくてもこんなクソ宿出て行ってやる。

試合終盤だし、勝負は9割9分決まっていたが、もしこれが接戦だったら俺はおっさんから力づくでリモコンを奪ってでもNBAを見ていただろう。
いやあ、それにしてもクソ宿だ。
何が「トモロー フィニート」だ。
アホくさ・・・。

九死に一生・・・。

午前7時に宿にピックアップが来て港へ向った。
ボートに乗り込み、本日のダイブスポット『GORDON'S ROCK』へ。
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メンバーは俺以外にスイス人のアンドリューとルーマニア人のおじさん。
インストラクターは地元ダイバーのサイモン。
本日のダイブはこのメンバーで。

『GORDON'S ROCK』はかなり高確率でハンマーヘッドシャークをみることが出来るという人気スポット。
しかし、それだけに危険度も高くなる。
海流が強く、ダイブ数20回以上の上級者向きのポイントだ。
昨夜、俺は「7回しか潜ったことない」と言うと、
「やめた方がいい」と言われた。
他のダイブショップでも他にいいポイントを紹介された。
でも、俺はどうしてもハンマーヘッドを見たいのだ。
多少危険でも構わない。
波が強い海なら沖縄での最初の海で経験済みだ。
海の中に入ってしまえば、海流なんて関係ないだろう。

結構波が高い。
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ボートは港を出て1時間くらいしてポイントに到着した。
波は全くと言っていいほどない。
これが『GORDON'S ROCK』なのか!?

ジャケット、マスク、フィンを装着してボートの縁に座り、後ろ向きに倒れるように海へエントリー。
ザッバーンと水しぶきをあげて海の中へ。
他の3人がエントリーしたらいよいよ潜水開始だ。

と、思ったら、どうやらここはダイブポイントではないらしい。
再びボートに乗り、真のダイブポイントへ。
今はただ、腰にする重りの個数とかを確認しただけのようだ。
『GORDON'S ROCK』はそれだけ慎重にしないとヤバいところなのか・・・。
そんなに流れが強いポイントなのか・・・。
俺は少しずつビビってきた。
なんせ俺はカナヅチなのである。


『GORDON'S ROCK』に到着。
波は・・・
かなり強い。
本当にこんな海に潜るんですか??
というような海を想像していただければ、それはまさに『GORDON'S ROCK』だ。
しかし、夢にまでみたハンマーヘッドはこの下にいるんだ。
怖がってちゃここまで来た意味がない。
ダイビングを楽しむぞ!!

再びボートの縁に座る。
インストラクターのサイモンのかけ声でエントリー。
サイモンがカウントする。

「1、2・・・」
さ、行くぞ!!


「3」
俺はサイモンの「スリー」という声と同時に後ろ向きに倒れるように海へエントリーした。






そして次の瞬間。



ゴンッ!!!!!!!!!





鈍い音と同時に俺の意識がぶっ飛びそうになった。
俺は何が起こったかわからない。
どうしていいかわからない。
でも、ちょっと気持ちよかった。
目をつぶったら今すぐ眠れそうな感じ。
薄れ行く意識の中で、うちなるツヨシが叫んだ。
「しっかりしろツヨシ!!ここは海の中だ。今気を失うとお前死んでしまうぞ!!」
そうだ。今俺は海の中。
気を失うわけにはいかない。
「そうだ。頑張れツヨシ!!ボートはすぐそこだ。ボートのロープに掴まるんだ!!」
目をつぶってはいけない。
今目をつぶったらきっと気を失ってしまう。
目を開けろ。
俺の視界がとらえているのは、激しい海流によって生じた無数の海面の泡だけ。
それでも目を開けていなくては気を失ってしまう。

どうやったのか覚えていない。
しかし、気がつけば俺はボートにぶら下がっているロープに掴まってなんとか意識を保っていた。
そして何が起こったかわかった。
きっと俺のすぐ横でエントリーしたおじさんのタンクが俺の頭に直撃したのだろう。
それだけわかったが俺はまだパニック状態。
インストラクターのサイモンが俺を呼んでいるけれど、俺はそれどころじゃない。
一刻も早くボートの上に戻りたい。

近くに偶然居合わせたゴムボートの人が俺を助けてくれた。
俺は力を振り絞りゴムボートに乗って、そしてぶっ倒れた。
目眩がする。頭痛がする。
最悪の状態。

しかし、何を血迷ったのだろう。
俺はすぐに再び海へ飛び込み、ダイビングを開始した。

重りが足りなかったのか、なかなか思うように沈まない。
ジャケットの空気を抜いても海流に負けてしまっているような気がする。
サイモンが俺を引っ張って海底へ引っ張ってくれる。
しかし、そこで問題発生。
なんかマスクの調子が悪い。
水が入ってくる。
本来ならマスクの見ず抜きをやることなんて
ワケは無いんだけど、さっき頭をぶつけたショックからか、やたらと水の中にいるのが恐くなった。
サイモンに手で『上へ行く』サインを送り、俺だけ急浮上する。

海面はすぐそこだと思ったけど、なかなか遠い。
目に見えるのは無数の泡だけ。
いったいいつまでこの泡は続いているのだろう。
ひょっとすると海面はまだまだ数十m先なんじゃないか。
そんな恐怖を感じていたら、急に明るくなり海が終わった。

ボートが遠くに見える。
ただ数m潜って、再び海面に戻ってきただけなのに、俺はこんなに流されていたのか。
俺だけ浮かんできたのを発見したボートが迎えにきてくれた。
そして必死にボートに乗り込む俺。
で、ぶっ倒れた。

大きなタンコブ。
頭の形が変わってる。
スタッフが持ってきてくれた水を飲みながら、氷で頭を冷やす。
はっきり言って海が恐い。

3人がダイブから戻ってきた。
「PON、頭大丈夫か??」と俺の頭を気遣ってくれる。
俺は「No problem」と答えるが、はっきり言って大丈夫なんかではない。
インストラクターのサイモンいわく、俺のエントリーのタイミングが早かったのがおじさんのタンクに頭をぶつけた原因だそうだ。
「1、2、3、GO!!」でエントリーのはずが、俺は「1、2、3」でエントリーしてしまった。
遅れてエントリーしたおじさんが俺のうえに降ってきたというわけだ。

頭をぶつけた影響か、船酔いかはさだかではないが、とりあえず大量に吐いた。
これで気持ちリセット。
2回目のダイブに望む。
もう、恐怖心はない。

「1、2、3、GO!!」でエントリー。
となりのサイモンと同時にエントリーしたので何も問題なくエントリーに成功。
ジャケットの空気を抜いて潜水開始。
重りも一個増やしたので、今回はサイモンに引っ張ってもらわなくても潜水出来た。
海面近くの泡エリアを抜け、ガラパゴスの海底へ。

4人で一緒に泳ぐ。
海底と言えど流れはかなり強い。
気を抜くと流されてしまいそう。
これがダイブ数20回を超す上級者向けのポイントか。

海底は岩場。
透明度はあまりよくはない。
ヒトデがやたらたくさんいる。
2m以上あると思われるサメが俺たちのすぐ横を通り過ぎていった。
マンタもほんの一瞬10mほど先に見えた。
カメが優雅に泳いでいる。
こんな大物揃いの海は初めてだ。

と、思って油断した。
流れにつかまってしまい、いくら泳いでもみんなのところに辿り着けない。
流れが強過ぎる。
サイモンが流されていく俺に気付いたときには、もう手遅れ。
いくら頑張っても前に進まないし、沈まない。
サイモンが手で合図をしてくれた。
「上で待ってろ!!」って感じのサイン。

かなり深く潜っていたので、徐々に上昇しなくては体に負担がかかる。
俺は時間をかけて少しずつ上昇する。
インストラクターのサイモンがいないので、深さも時間もわからない。
しかし、とりあえずゆっくり上昇。
泡エリアを抜けて海面へ。
再び俺1人だけ浮上。
みんなより先にボートに乗り込み休憩。

2ndダイブでは、残念ながらハンマーヘッドは拝めなかった。
しかし、俺とサイモン以外の2人はハンマーヘッドを見たらしい。
羨まし過ぎる。

俺に気を遣ってくれたのか、3rdダイブはもっと波の弱いポイントへ。
波が弱くてダイビングしやすいが、ハンマーヘッドはいないらしい。
なんかすごく申し訳ないが、2人はハンマーヘッドを見ているので快くOKしてくれた。

3rdダイブはなんの問題も無く終了。
やっぱりハンマーヘッドはいなかった。
ハンマーヘッドを見てないのは結局俺だけ。
しかし、念願のガラパゴスでのダイビングにすっげえ満足。
いつかかならず『GORDON'S ROCK』にリベンジすることを誓った。

初の一日3ダイブ(1stダイブはなんもやってないけど)の影響か、すっげえ疲労感。
スイス人のアンドリューも同じく疲れきっている。
さらに俺にいたっては、でっかいタンコブのオマケ付き。
未だに頭痛がする。
俺たち2人は夕食もろくに食えんかった。
やっぱり人間は地上が一番。
そう感じた一日だ。
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ガラパゴス2日目。

シュノーケルを持って歩いていたら、自転車に乗ったおっさんにツアーに参加しないかと誘われた。
どうやらおっさんはボートを持っていて、お客さんを探しているようだ。
最初$20と言われたが、お客さんが増えたこともあり、$10まで下がった。

ボートに乗り込みツアー開始。
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アオアシカツオドリ。
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グンカンドリ。
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島に上陸。
歩くことが許されているのは石で出来たトレイルのみ。
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念願のウミイグアナ。
気持ち悪いくらいいっぱいいる。
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アシカ。
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シュノーケル開始。
ボートから海へ。そして入り江の奥へ。
深さはだいたい3mくらい。
浅いし水がきれいなので魚をはっきりと見ることが出来る。

入り江の奥にサメ発見。
おとなしい種類のサメとは聞いていたけど、やっぱりいざ目の前にすると結構ビビってしまった。
ちびりそうになった。
だってサメだもん。
おとなしいって言ったってサメだし。
でも、なんだかサメ、俺のこと怖がってるようで逃げていく。
深く潜って近くで見てみようと思ったけど、やっぱり逃げていく。
サメと言えど、しょせん魚類。
人間様が恐いと見える。


帰りの船で泳いでいるウミイグアナを発見。
ホントに泳ぐんだ。
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再び漁港へ。
上空には鳥がたくさん。まるでヨクリュウだ。
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グンカンドリ。
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アシカ。
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今日もダーウィン研究所へ。
ガラパゴを見ようと思って、近くに行ってみると、ものすごいうなり声が聞こえた。
何かと思ったら、なんとこんな状況だった。
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ガラパゴが交尾してる。
ちなみに後ろにもう一匹かくれてた。

4匹目が発情してよってきた。
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滑った。
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パートナーを変えて・・・。
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あれ?
さっきまで下だったヤツが、今度は上にのっかってるぞ!?
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お取り込み中、すみません・・・。
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交尾までダイナミックなガラパゴ。
感動だ。
ただ、こいつら全員オスらしい・・・。

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明日はいよいよダイビング。
上級者向けの『GORDON'S ROCK』へ。

ガラパゴス上陸。

午前6時に宿を出発。タクシーで空港へ。
2時間前には空港にいた方が良いと言われたので、こんな早くに来てみたけど、ガラパゴスと言えど国内線。
チェックインは1時間前からとのこと。
そしていざチェックインカウンターへ行ってみると、俺の予約に問題発生。
8時20分のフライトに乗れないらしい。
ってことで結局9時台のフライトでガラパゴスへ。
せっかく朝早く起きたのに。

飛行機はグアヤキルを経由してガラパゴスへ到着。
ガラパゴス諸島バルトラ島に着陸。
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情報通り空港以外は何も無い島。
空港にしても滑走路と大きな小屋(?)があるだけ。
免税店もバゲッジクレームもない。
小屋にて、フルーツなどの持ち込みをしてないかチェックを受け、入島料のUS$100を払う。
んで、バスに乗って港へ行って、そっから船に乗って、またバスに乗る。
空港から約1時間でガラパゴスで一番大きな町、プエルト・アヨラに到着。

宿は『HOTEL SANTA CURZ』。
1泊ひとり$10のところを、$8まで値切った。
その代わり部屋はダブル。
悲惨なことにヒトシさんとベッドを共有することになってしまった・・・。

チェックイン後はさっそく『ダーウィン研究所』へ向う。
研究所は町の東の外れ。
海沿いを行く。
すると上空にまるでヨクリュウのようなでっかい鳥がウジャウジャいた。
どうやら漁港でさばいた魚目当てに群がっているようだ。
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アオアシカツオドリ。
ウソみたいに青い足。
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ガラパゴスアシカ。
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ダーウィン研究所にて。
リクイグアナ。
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念願のガラパゴ。
でかすぎる。
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明日は海へシュノーケルをしに行こう。
イグアナやアシカと一緒に泳ぎたいな。

旅終盤。

世界一周の旅ももう終盤。
あと2ヶ月半である。
残るフライトはイースター島の往復とサンパウロから日本へ帰る便。

今日スカイプでJALに電話し、フライトを予約。
イースター島は7/14~17。
サンパウロから日本に帰るのは8/13。

日本に帰りたいと思ったことは何度もある。
ヒモジイ想いも幾度となくしたし、辛い想いもした。
しかし、旅の終わりが見えてしまうとすごくさみしい。

残りの旅、全力で楽しもう!!
さ、明日は念願のガラパゴスだ!!


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侍JAPAN。

パネシージョの丘の女神像。
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丘から眺めたキトの街並。
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・・・。
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宿のみんなでサッカーをしにいった。
メンバーは俺、ひとしさん、ようすけさん、板倉さん、コリアンのプー、宿のスタッフのリカルド、とリカルドの友達(通称オカマ)。

場所はカテドラルのすぐそこ。
バスケコートやバレーコートなどもある緑に囲まれた公園。
市民の憩いの場的なところだ。

相手はエクアドル人。
結構気合い入ってる人ばかり。
コートの大きさはフットサルより少しでかいかなって感じ。
地面は砂なのでスニーカーはかなり滑る。


$1を賭けて試合開始。
3点先に取った方が勝ち。
相手から1ドルずつもらえる。
こっちのチームでサッカー経験者はようすけさんと板倉さん。
そしてリカルドがエクアドルの4部のチームでプレイしている。
俺はラグビーとバスケ、ひとしさんは野球、ブーは日本縦断して現在中南米縦断中のチャリダー。

スリッピーな地面と運動不足のせいで、なかなか思うように動けない。
俺は「割とサッカーウマい方かな」なんて思ってたけど、全然動けないので自主的にディフェンスに徹する。
しかし、やっぱ地面が滑るので後手後手のディフェンスになってしまう。

先制点は侍JAPAN。
リカルドの巧みなドリブルから豪快なシュート。
しかしキーパー俺のオウンゴール気味な感じで失点。
その後JAPANが1点追加するが、相手の至近距離での超豪快なシュートが炸裂し2-2の同点。
キーパー俺。2失点だ。

あと1点とれば勝てる。
頑張れみんな。
俺は交代して、コートの外からの応援。

試合はあと1点でこう着状態
相手チームが我慢の限界に達したのか、全員攻撃をしかけてきた。
それを守りきり前線のひとしさんにボールがわたった。
ひとしさんがオカマにパス。
オカマがきっちり決めて侍JAPANの勝利!!!!!



と、思いきや相手チームの抗議。
オフサイドらしい。
俺らはビックリ。
これフットサルじゃないの??オフサイドなんてあるの??
どうやら前線に2人残ってたらオフサイドらしい。
苦し紛れに作っただろうと思われる『キトルール』。
2-2からやり直しだ・・・。


しかし、勢いにのった侍JAPANを止めることは出来ない。
もう一度オカマがシュートを決め見事勝利!!
$1ゲット~!!
ちなみにエクアドルでは$1.25で定食を食べられるので、$1って結構大金である。


運動不足で疲弊しきった侍JAPAN。
なんと2試合目開始。

今回も2-2から侍JAPANが3点目を決めたところで『キトルール』炸裂。
どうやらゴールは認められたようだが、ドゥースらしい。
テニスやバレーじゃないんだから・・・。
サッカーでそんなルール聞いたこと無いっちゅうの。

試合再開。
相手のカウンター。
ひとしさんがディフェンスするが滑って転び、相手に抜かれてしまう。
そして失点。
しかし、ひとしさんが転んだことが物議を醸し出す。
エクアドルチームのファールかファールじゃないか。
もしエクアドルのファールなら今のゴールはノーゴールになるわけだから、相手は必死だ。
ひとしさんいわく滑って転んだだけ。
だが、こっちだって『キトルール』に悩まされているから、ここぞとばかりに反撃。
ひとしさんにいたっては、激しく転ぶジェスチャーをしてファールをアピール。
ただ滑っただけなのに。

結局この試合は没収試合。
日が暮れていたこともあり、これ以上続けることは無理って判断したのか。
今日のファイトマネーは$1。
エクアドルでは結構でかい。

それにしても『キトルール』には頭を抱えた。
これが南米のサッカーか。
色んな意味でズルいサッカーをしてくるな。
明日はきっと筋肉痛だ。
明後日のガラパゴス行きのために完全休養日にしよう。