加茂橋 (豊田市下川口町、月原町) | 手当次第

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気になる所にいってみる

矢作川の中流域にかかる赤いトラス橋、加茂橋(かもはし)です。

 

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左岸上流からの加茂橋。ワーレントラスの2連で、シンプルな見た目。

 

下流に明らかに旧橋の橋脚と思われる遺構が残っている。

 

左岸、月原側から。車がすれ違える幅はあるが、歩道はなし。

 

ちなみに月原とかいて「わちばら」と読む。いま変換で出てビックリしたが、ずっと「つきはら」と読んでいた。

 

両岸とも、向かって左手の端柱に銘板がある。

 

1962年3月建造、親柱では和暦表示で「昭和三十七年三月架設」となっていた。

製作の「(株)駒井鉄工所」は、現在の株式会社駒井ハルテックか。

 

右岸から旧橋のあった位置へ行ってみる。

 

すると「旧加茂橋跡」の説明看板があった。

 

これによると初代加茂橋は大正十二年二月架設、3連のプラットトラスだった。

昭和三十四年伊勢湾台風で流失、とあるので現橋が再建されるまで2年半ほどかかったようだ。

 

橋台と橋脚の跡が残っているので旧橋の様子がイメージしやすい。

 

月原側の橋台はしっかり残っている。

 

旧橋紹介の看板面白かったから全部の橋でやってほしい。