「摺子橋」で検索すると奈良県の発電所跡の情報がいっぱい出てきましたが、それとは全く関係ない豊田市の阿摺ダム上流にかかる橋です。
周りに摺子(すりこ)、阿摺(あずり)、摺町(すりまち)の地名があり、奈良のそれも含めてスリに何か地形的特徴などの意味がありそうで気になるが、調べられておらず不明。
阿摺ダムが矢作川をせき止めてできたダム湖左岸へ摺小川が合流する地点にかかる摺子橋。
水色のポニープラットトラスだ。
対岸を走る時いつもこの橋が気になっていた。
中央だけ斜材が交差して×の字になっている。
正対。改修されて路面やガードレールの状態はいい。
上流側からはきれいに見えるポイントがなかった。
橋の上。
桁部分に明らかに最近設置したとわかる銘板がある。
「摺子橋」「すりこはし」「昭和5年11月竣工」と河川名以外の情報がオールインワンになっている。
反対側にも同じものがももう一枚ある。
この黒地に金文字の銘板、最近の橋でよく見るタイプ。
南詰にはオリジナルっぽい親柱が残っているが、銘板はなくなっていたのでこうして新たに設置してくれただけ有難い。
下流のダムのためこの辺りの水面は鏡のように静かだった。