秋葉橋 (浜松市天竜区西雲名、東雲名) | 手当次第

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気になる所にいってみる

秋葉神社の本宮が鎮座する秋葉山の南西、天竜川にかかる秋葉橋です。

 

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左岸から。スッカスカで大丈夫かとちょっと不安になる(けどカッコいい)トラスの主塔。

 

橋のたもとには遠鉄のコミュニティバスの停留所がある。

 

ちなみに停留所名の扇岩は左岸に見られる、層が積み重なったような岩に由来すると思われる。

 

上の写真に見切れているトンネルも扇岩隧道という名前だった。

 

橋に正対。制限標識が三つ並んでなんか迫力がある。

 

車両通行禁止だが、原付でかつ20㎞/h以下なら通っていいようだ。

それはまぁ強度的な理由としても、高さ制限を設けているのはなぜだろう。

 

橋の上から右岸を望む。

 

床版は木。

ネット上には昔は2.0t制限で車も通れたとの情報があるが(参考)、この感じだとかなり勇気が要りそう。

 

上流には秋葉神社へ西側の入り口となる雲名橋(うんなはし)が見える。

 

下流側。左手の山陰から気田川が合流してくる。

 

振り返るとトラスの主塔とケーブルの織り成す幾何学模様がたまらない。

 

右岸の主塔は竹林の中に隠れて見えない。これもまたよし。

 

近づくとこんな感じ。

 

右岸、国道152号からのアプローチ。たもとには釣り人のものらしい車が数台停まっていた。

 

主塔の横から、その釣り人たちが使っているらしい道が川へ続いているので行ってみた。

 

橋の下へまわると補剛桁は三弦トラスだ。

 

いいねぇ~。

 

しかしよく見ると華奢なうえに結構錆びててやっぱり不安だな…。

 

下からも画になる。

 

銘板など見当たらなかったが、とりあえず河川許可標で名前だけはわかった。「秋葉橋」。

 

建造年は不明だが主塔をコンクリートではなく鉄製に、しかも手間をかけて細かいトラスにしているところからして、資材が貴重だった昭和30年代のものだろうか。

 

とにかく超カッコいい。