紅葉で有名な香嵐渓の近く、巴川にかかる小原橋(おばらはし)です。
左岸上流から。四径間の内、川の部分のみポニートラスとしてスパンを稼いでいる。
右岸の153号線を走っていると家の間からチラっとこの赤いトラスが見えて、以前から気になっていた。
左岸から正対。5.5t制限があり幅は1.5台分といったところだが一方通行ではない。
自分用メモ。写真手前の「×」形の部材がレーシングバーのダブル、その上の板状の部材をタイプレートという。
左岸から上流向き。
「昭和39年3月」の銘板。竣功とか架設と書いてないので、実は橋とは全然関係ない日付だったりして。
左岸側が銘板なのに対して、右岸側の橋名は親柱に直接「小原橋」と刻まれている。
ひょっとしてこちらの親柱は先代の流用、あるいは先ほどの銘板の昭和39年に改修されたのかもしれない。
おそらく河川名があったであろう右岸上流側の親柱は破壊されていた。
上述のように153号線からは一瞬しか見えないところが個人的にはポイント高し。
--------------------------------------------------------------
おまけ。
左岸のたもとには石仏や記念碑が並んでいる。
この内、右端の石碑には「相撲 金ヶ崎梅吉墓」とあったが詳細不明。
地元出身の力士だろうか?