椿神明社 (名古屋市中村区則武) | 手当次第

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気になる所にいってみる

用事のついでに名古屋駅に一番近い神社、椿神明社へ行ってきました。
社標は神明社となっていますが、看板や資料では椿神明社としていることが多いようなのでそちらに従います。
 
駅西の太閤口(ビックカメラがある方)から歩いて5分くらい。
 
 
神社全景。奥に見えているのは名鉄イン。
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正面。名前の通り椿がお出迎え。
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アーバンな神門。素材のせいでちょっと駐車場の屋根のようでもある。
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境内の様子。横にも入り口があります。
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見ての通りそれほど広くない境内ですが、狛犬は3対もあるので入り口に近い側からご紹介。
 
子取り玉取り、昭和14年、作者不明。還暦記念。
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昭和14年、作者不明。
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これは当ブログではたぶん初登場の、護国系とか招魂社系と言われるタイプ。
戦没者等を祀る護国神社にこの姿の狛犬が多いことからそう呼びます。
外見的には突き出した胸と、より厳めしい表情に特徴があります。
護国神社の性格にこの見た目がふさわしいのでしょう。
 
もう一対は柵で仕切られた本殿の前にあり、近づけないので姿だけ。
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岡崎型が完成する前の過渡期的な姿に見えます。
台座には大正…とあるようですが狛犬も同じ頃のものなのかな?
 
拝殿と柵の向こうの本殿。
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この神社、柵で近づけないところが多く、手水舎も由緒書きも囲われています。
街中にあっていろんな人がいるからしょうがないんでしょうけど。
 
ということで由緒書きが見づらくてすみません。
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この辺りが伊勢神宮の神領だったことから内宮外宮をともに勧請した内の、椿神明社は外宮にあたるそうです。
なので祭神は豊宇気比売神(とようけひめのかみ)。
 
こっちの方が見やすいですね。
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近くにあるもう一つの神明社が内宮になるようです。
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ただしこれは古い資料の写しのようで、住所表記は変わっているので注意。
 
最近はいろいろ建ってきたとはいえもともと裏側だからか、駅からの近さの割に静かな場所でした。
 
人が入れない柵の向こうは都会のネコのオアシス。
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