フィリピン料理って、どんなモノがあるの?
と聞かれても、恥ずかしながら一つも料理名が出てこなかった。
韓国、中国、タイ、ベトナム、インドネシア…アジアには、多種多様な料理があって、どれも美味しい。
せっかく此処に住んでるんだから、是非ともフィリピン料理も楽しみたい。
調べてみると、必ず出てくる料理のひとつが「レチョン」
「レチョン ボバイ」は、豚の丸焼き。
フィリピンの家庭料理ではなく、クリスマスやお祭りなどの特別な時に大勢で食べる料理だそうだ。
ちなみに、鶏肉は「レチョン マノッグ」
豚の丸焼きで思い出すのが、30年以上昔にマドリードの世界最古のレストラン『ボディン』で食べた子豚の丸焼き。
皮がパリパリ、中身はジューシー。
スペインでは、ポピュラーな料理。
統治時代にスペインからフィリピンに伝わっかのかなぁ?
と、勝手に想像する。
でも、豚の丸焼きは広州やバリ島でも食べられるね。
味付けは、其々違うんだろうけど、豚を串刺しにして炭火等でじっくり焼くのは何処も似てるようだ。
フィリピン料理レストランに行くのは、一人だとハードルが高い。
近所のモールのテイクアウト店で試し買いしてみる事にした。
店頭には、良い色に焼きあがったレチョン。
見るからに皮がパリッとして美味しそう。
しかし…どうやら、注文を間違えたみたい。
こんなのが出てきた。
期待していたパリパリの皮が無い…
レチョン アドボを頼んだのが失敗だったようだ。
アドボは、酢を使った煮込み料理。
もしかして、レチョンの身の部分を煮込んであるのかな。
素直にLechoneroを頼めば、皮付きの豚肉とご飯、ソースのセットだったと思う。
次回は、絶対Lechoneroにしよう。