フィリピンでも日本食スーパーに行けば、日本から空輸された納豆を売ってる。
BGCには、日本食専門の店は無いけど、三越に行けば手に入る。
でも、飛行機代が上乗せされてるので、当然高い。
我が家は、インド駐在時にも自家製していたので、今回も持ってきた。
納豆用小粒大豆「スズマル」と納豆菌。
納豆の作り方は、大雑把に書くと。
① 大豆の浸漬(水に浸す) 24時間。
② 大豆の蒸煮(圧力鍋で蒸す) 1時間。
③ 納豆菌液をかけた大豆を発酵 24時間。
④ 冷蔵庫で熟成 3~5日間。
とまぁ…やたらと時間が掛かる。
但し大豆を蒸したり、容器や器具を熱湯消毒したりする以外はほゞ放置なので、手間暇が掛かるわけではない。
難しいのは、40度前後の温度で安定して24時間発酵させる事。
ポン助納豆は、発泡スチロールにペット用ヒーターを入れてる。
蒸しあがった大豆に納豆菌液を振りかけて、この中で24時間。
24時間後。豆に白い膜が張ってればOK。
ねっとり糸を引いてる。
この後、熟成させると、アンモニア臭が消えて旨味が増す。
一回に作る量は、大豆80グラム。(蒸す前の重さ)
凡そ、納豆ご飯三杯分くらいかな。
旦那曰く、「冷凍納豆は、糸の引きが悪いからキライ」なんだそうだ。(←贅沢なヤツ…茨城出身なのだ)
だから、ポン助納豆は大量生産しない。