オットの部下
オットの本命は松子
松子は二股かけられてるのを知らない
オットの控えが梅子
二股掛けられているのを知ってる
相手が松子なのも知ってる
前回の話
傷付くオットが見たい
ざまーみろと言いたい
という超絶ブラック意地悪なわたしが企てた
オット大失恋計画💔
わたしから女たちを呼び出すことなく
梅子の方からわたしに会いたいという申し出
そんなわけで控えの女 梅子と会ったわたし
わたしへのお詫びもそこそこで
まぁ梅子はベラベラとよく喋り
梅子がわたしと会いたかった目的は…
松子のことやオットのことを
わたしにチクること
そしてあわよくば
わたしを味方に付け
オットと松子を別れさせたい
「梅子は二股かけられて可哀想」と
慰謝料とか免除して欲しい
そんな下心が透けて見えた
梅子と会ったわたしは終始冷静だった
言葉の端々からこぼれ出る
梅子の本性を拾い集めて
目的を分析しながら話をひと通り聞いた
さて、わたしのターンだよ
ホラ貝🐚鳴り響いてるよ〜
オットも松子さんも
あなたが二股に気付いていると
知らないのは分かりました
わたしが分からないのは
なぜあなたは二股だと
知りながら関係を続けたの？
ということ。
不満ならば、オットを
振ればよかったじゃない？
別れたら良かったじゃない？
二股に気付いた時に
友だちと二股かけるなんて
サイテーとか、イヤだとか
なぜ言わなかったの？
なぜ気づかないフリしたの？
なぜイヤなのに続けたの？
わたしから言わせて貰えば
二股に気付いていない
松子さんはともかく
あなたは全部知っていながら
それでも続けたのよね？
そもそも不倫である事に加え
友だちと既婚者と三角関係を
続けることが意味不明
ぜんっぜん理解できないし
すっごい気持ち悪い
そんなの、どこが友だちなの？
散々2人の悪口を話してたけど
その2人と関係を続けたのは
あなたの意思と選択よね？
止めなかったのは
あなたの意思と選択よね？
誰かがあなたに強いたこと
ではなく
全部あなた自身が選んだことよね？
違う？ねぇ。なにか違う？？
まだ討ち入りの序盤です
次回へ続く…