名古屋の地下鉄「新栄駅」直結の優美な美術館。展示室なのにロココ調で素敵なシャンデリアのある部屋もあります。

 

 この日は常設展で、音声ガイドは無料。かなりの展示作品を網羅しているため、全部聴いている時間が無かったのが残念。

 

 最初に訪れるフロアは絵画。フラゴナール、ブーシェなどふんわりとした画風が並びます。勿論、もう少し近代の作品もありました。

 

 次は家具とガラス。

 ちょうどオルゴールの実演時間で、100年以上前のディスク式オルゴールの音色を聴くことが出来ました。

 直径40センチくらいある円盤を使っているため、響きが複雑で、オルゴールのために編曲された独特の曲調も素敵。聴けて本当に良かった。

 

 アールヌーボーの家具は遊び心溢れるもので、ちょこんと乗った猫も柱から繋がっていました。

 エミール・ガレのガラス器は、自然をモチーフにしたものが多く、今観てもとてもモダンでした。

 名残を惜しみながら、ここから福井さんのコンサート会場へと向かったのでした。