「開館40周年記念」と副題が付いています。
ここは「庭園美術館」というくらい、素敵な建物と和風庭園、洋風庭園も一緒に観ることが出来ます。
まずは建物に入ると、壁面に公園の風景画。内部にも広がりを感じる装飾が豊富です。そして展示物はいろいろな「博覧会」へ。
1925年の「アールデコ博覧会」はこの邸宅を建てた朝香宮ご夫妻も訪れていて有名ですが、当時は様々なものが開かれていた椅子です。
1931年国際植民地博覧会。初めて聞きました。当時欧州の国々が持っていた植民地を紹介する、エキゾチックなムードが溢れる感じでした。
1937年「パリ国際博覧会」。現代生活における藝術と技術の国際博覧会、だったようです。
同じ頃の日本は博覧会どころでは無かったのかな、とちょっと切なくなりました。
沢山の美しい庭園の写真や、1937年の博覧会は動画でも観ることが出来て、楽しい展示でした。
会期は12月10日まででした。
和風庭園↑
この日の「庭園美術館」の洋風庭園。
目黒駅から徒歩7分のこの美術館の少し先には、先日アップした「港区立郷土歴史館」、その間にあるのが「松岡美術館」。
勝手に「目黒ツアー」と呼び、3館を一度に巡るのも楽しいものです。