私が子供の頃、ドンジャラというゲームがありました。麻雀の牌にドラえもんのキャラクターが描かれていて簡略化された子供向けの麻雀です。この中にオールマイティーという牌があります。この牌は自分の好きな牌にすることが出来るいわば最強の牌です。
さて、このオールマイティー、現実の世界でも使われています。使っているのは安倍信者です。どういう物かというと「だったら安倍晋三の代わりに誰がいるんだ！」というセリフです。この言葉はとても便利で、すべての批判はこれひとつでかわせます。
「TPP交渉に参加したぞ、どうするんだ！」
「だったら安倍晋三の代わりに誰がいるんだ！」
「新自由主義政策を推進する気だぞ、止めなければ！」
「だったら安倍晋三の代わりに誰がいるんだ！」
「おいおい、安倍総理自ら国をオープンにするって言ってるぞ！」
「だったら安倍晋三の代わりに誰がいるんだ！」
等々、何を言っても返ってくるのは「だったら安倍晋三の代わりに誰がいるんだ！」です。まさにオールマイティーです。でもこれ、おかしいのはそもそも全部、安倍総理本人がやろうとしている事です。諸悪の根元は安倍晋三です。だから安倍晋三を代えようと言っているのに、「だったら安倍晋三の代わりに誰がいるんだ！」って実際には意味不明な発言です。安倍晋三が最悪なんですから、安倍晋三以外の全てが候補になりますよ。
結局、安倍総理が"善の側の人間"で日本を救える唯一の存在だと勝手に決めつけているのでしょう。完全に思考停止状態ですね。
よろしければ、ポチっとお願いします。
↓
人気ブログランキングへ
よければこちらも
↓
にほんブログ村