安倍総理の告白 | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

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安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。



安倍総理 経済政策に関する講演

水色が安倍総理の発言です。赤字が注目発言です。


日本の雰囲気は、大胆な金融政策と、機動的な財政政策という、私の射込んだ一本目、①二本目の矢で、確かに大きく変わりました。

中略

なぜかというと、日本は、第一に、デフレからの脱却。第二に、労働生産性の向上。第三に、②財政規律の維持、というトリプルの構造課題を、同時に解かなくてはならず、それには成長が、必須の条件だからです。 

ではいかにして、成長を図るのか。国を開くこと、日本の市場を、オープンにすることです。 
これは、③政治家となって以来、私の中に流れる一貫した哲学でした。 

7年前に総理となったとき、私は、日本とASEANのEPAを締結するよう、交渉を急がせました。 

今回、再び総理となって最初の課題が、米国を中心とするTPP、そしてEUとのEPAに、果たして乗り出すべきか否かでした。 
TPPへの反対は、自民党を支持した皆さんにもありました。④私は、全力で、説得しました。そのうえで、交渉参加に断を下しました。

⑤私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本です。

日本の再興に必要なものは、⑥古い日本を新しくし、新しい日本をもっと強くする、強力な触媒です。対日直接投資に、その期待がかかります。


中略

ひとつ、例を紹介します。限りないイノベーションの起こり得る、大きな市場が、日本に現れようとしています。電力市場のことです。

福島を襲った悲劇は、終息しておりません。被災者の苦労を思うと、いても、立ってもいられない思いがします。 
しかし、⑦電力市場を改革するなら、最大の危機を、機会に変えるべし。私のなかで、次第にそういう考えが強くなりました。



本当は今までの安倍発言集をやろうと思っていたのですが、これだけでお腹一杯になりました。凄いですね。これらを聴いて安倍支持でいられる反新自由主義の人達を安倍信者と呼んでもなんの差し支えもないですね。


まず①と②なんですが財政出動と財政規律の両立ってそもそも矛盾している気がするのですが、どうなんでしょう?しかもこれ聞くと財政出動はもう打ち止めでおしまいのような印象を受けたのですが、財政出動って余り増えて無いんじゃないですか?


③日本市場をオープンにする事が政治家になってからの一貫した哲学って、まさに筋金入りの新自由主義者じゃないですか!


④TPPで安倍総理が全力で説得した人って誰なんですか?夢でも見たんでしょうか?しかも、この発言はTPP交渉参加をやむを得ずした人の発言じゃないですよ。入りたくてしょうがない人の発言です。


⑤はダメ押しの新自由主義者発言ですね。ここまで来たら安倍総理はみんなから「よっ、新自由主義者!」と言ってもらいたいんじゃないかと思うぐらいです。


⑥はつまり構造改革を推進するという意味でしょ?もう、自分が新自由主義者だと世界中に訴えかけたくてしょうがないと言った風ですね。


⑦はビビりました。安倍総理の高らかなショックドクトリン発言です。これ国のリーダーが公の場でこんな発言した事無かったんじゃないでしょうか?
恐ろしい男ですよ。


ねっ、皆さんもお腹一杯になったでしょ?




●今日の一枚
Neil Yong 「After The Goldrush」
After The Goldrush←クリック
これは歴史的名盤ですね。これまたジャケがカッコいい!これはニール・ヤングの中でもピカ一です。



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