今日、というか明日早朝からブラジルでサッカーのコンフェデがあります。今から起きておくか、一眠りするか悩みますね。そんな訳で今日の記事はブラジルずくしです。
先ずは、「え~、小林よしのり~」と言わないでお読み下さい。この本は色々と面白いのですが、私が一番衝撃的だったのが、ブラジルの日系人の「勝ち組」「負け組」の話です。
これは何の話かというと日本が戦争に負けて6年経過してなおブラジルで実に八割の日系人が日本が戦争に勝ったと信じていたそうです。それら「勝ち組」と負けたと認識する現実派「負け組」に別れていたそうです。
聞こえないラジオから日本の勝利を伝える人や敗戦国のはずなのに日の丸を掲げ町を闊歩する日系人等の異様な話は興味深く読みました。
一番衝撃的だったのが、「勝ち組」「負け組」の対立を仲裁するため立ち上ったブラジル州政府の集会の議事録から日本敗戦と無条件降服の文言をゴネて削除させる場面です。まるで何処かの国の人です。
結論としては人は信じたい情報しか信じないということです。これは今の日本にも通じる話ではありませんか?
●今日の一枚
Antonio Carlos Jobim「Wave」
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ボサノバは良いのですよね。私が外国の音楽が好きなのはそこに日本ではない異文化があるからです。グローバリズムで均一化された世界って、退屈じゃないですか?
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