◆日時、会場◆
2022/2/20(日) 12:30~ PARCO劇場
当日券 キャンセル待ち5番
◆脚本、作詞、作曲◆
リチャード、オブライエン
◆演出◆
河原雅彦
◆スタッフ◆
翻訳 高橋ヨシキ
訳詞、音楽監督 ROLLY
振付 MIKEY(東京ゲゲゲイ)
◆出演者◆
オバケ フランク 古田新太
青年 ブラッド 小池徹平
執事 リフラフ ISSA
恋人 ジャネット こん夏美
使用人 マジェンタ フランク莉奈
使用人 コロンビア 峯岸みなみ
人造人間人間 ロッキー 武田真治(ROLLY)
エディ&フロット博士 岡本健一
◆ストーリー
友⼈の結婚式の勢いに乗せられ、自分たちも婚約してしまったブラッド(小池徹平)とジャネット(昆夏美)。
ふたりは恩師に報告しようと、嵐の夜、車を走らせていた。しかしタイヤがパンク。
助けを求めた彼らは、⼈里離れた荒野に建つ古い城にたどり着く。
困り果てた二⼈の前に現れたのは、不気味な執事リフラフ(ISSA)と使用⼈のマジェンタ(フランク莉奈)やコロンビア(峯岸みなみ)たち。
その異様な雰囲気に呑まれて戸惑う二⼈をそっちのけに、城の中ではノリノリのパーティーが始まる。
さらに、黒いガーター&ストッキング姿も妖艶な城の主・フランク “N”・フルター(古田新太)が登場。
いかにも性倒錯者然の彼は、この城で秘密の実験を行っている科学者であると言う。
その実験とは、⼈造⼈間を創り出すこと。
まさにこの夜は、彼の輝かしい実験が最終段階を迎えようとしていたのだった。
困惑する二⼈にフランクは、⼈造⼈間誕⽣の瞬間に立ち会うよう強要する。
誕⽣したのは…フランク好みの美形の筋肉マン・ロッキー(武田真治)。
城の住⼈たちが成功を喜んでいるところに、今度はつぎはぎだらけの謎の男・エディ(岡本健一)が乗り込んで来る。
50 年代のロッカー・スタイルでキメたエディだったが、身長が足りないため、あえなくフランクに始末されてしまう。
邪魔者は消した。フランクはロッキーに抱かれ、新婚のカップルのように寝室へと消えていく。
夜は静かにふけてゆく…はずだったが、ロッキーと寝室に消えたはずのフランクは、いつの間にかジャネットの寝室に押し⼊り…、かと思うと今度はブラッドのベッドに現れ…。
混乱したジャネットが城の中をさまよい歩くうちに、フランクから逃げ出したロッキーに出会い…、そんなこんなで城の中は愛と欲望の大混戦。
ドタバタの騒ぎの中、リフラフが城への侵⼊者を発見する。
広間に誘導されてきたのはスコット博士(岡本健一)。
彼はブラッドとジャネットの恩師であり、UFO を研究する科学者であり、なおかつエディの叔父でもあるというサービスぶり。
だが、ロッキーをジャネットに盗られて怒り狂ったフランクは、スコット博士をブラッド&ジャネットもろとも捕らえてしまう。
3 ⼈の運命は? フランクの⽬的とは?そして執事にしては何か一癖ありそうな、リフラフの正体とは?
◆面白い◆
武田真治のSAXや筋肉美、ROLLYの痩せた体、峯岸みなみのフォーチュンクッキーなど、出演者のネタや特技をうまく織り混ぜ、とても楽しく笑い一杯の演出
岡本健一のセリフが、すごくはっきりしていて、聞きやすい。
武田真治の肉体美、美しい
小池徹平、演技もダンスも所作もとても丁寧で素敵な役者さん
曲中で一緒に踊れる簡単なダンスを、開演前お客さんと練習する
カーテンコールでも、同じ曲が流れ、客席さらに盛り上がる
感染対策で声禁止
ペンライトや空気銃販売
劇中で、役者がそれらを使うので、客席は「待ってました~」とばかりにペンライトを振る。客席ワクワクする
コロナを逆手にとって、笑いにする
武田真治も。自分のコロナ感染~そのあとすぐにインフル感染、嫌みがなく面白い
嵐の夜、車のシーン
ヘッドライト、ワイパーを役者が自分たちで、てでもって動かしているのが、面白い
ショーのシーン
ファーを使って文字を作るの面白い
◆残念◆
歌詞は、全く聞こえなかった
叫ぶセリフは、なに言っているか分からなかった
いつの間にか、カーテンコールだった
公演の詳細