今回は、麦わらの一味の大幹部は

あと1人増えるのか増えないのか

について考えたいと思います



その前にまずは言葉の定義から説明します


"仲間"という表現になりますと、

ビビ、もものすけ、きんえもん、ヤマト、

その他多くのキャラも含まれる

私は考えています



ただ、一般的には

ゾロからジンベエまでの船員のことを

仲間と思い浮かべる人の方が

多いことでしょう


今回は一応区別する意味で、

ゾロからジンベエまでの船員のことは

"大幹部"と表現することにします



ということで、

麦わらの一味は大幹部含め、

合計10人のままか、11人になるのか

いろんな要素から考えてみます



まず最初に結論として、

100%の自信はありませんが

麦わらの一味は11人になる可能性が高い

と私は考えています


今回は以下の要素から考えました


・ルフィ「仲間、10人は欲しい」

・ビブルカード11番目の枠問題

・初期設定の絵

・麦わらの一味、船での役職

・黒ひげとのマッチアップ、関係性

・21周年インタビュー

・サッカーから考えてみる


では1つずつ見ていきましょう






  ルフィ「仲間、10人は欲しい」


知らない人はいないと思いますが、

第1話でフーシャ村を出たルフィは

こう言ってます



シンプルに考えれば、

ルフィ+大幹部10人で、

合計11人と考えるのが自然です



ただ、ルフィ含めて合計10人だとしても

この言い回しにならないとも言えません


さらに最初に述べたように、

大幹部ではないもものすけのようなキャラも

仲間とカウントするならば、

既に仲間は10人以上いることになります


なので、大幹部がこのまま9人でも

矛盾しないと言えば矛盾しません



ただ、この出航時のルフィが

もものすけのような船員にはならない

友達も仲間と捉えて

「10人は欲しいなァ!!」

と言っているならば、

10人は少なすぎると思います…



なので、ここはシンプルに

仲間=船員(今でいう大幹部)と捉えて


一味合計11人が優勢と判断します



このように考察要素1つ1つに対して

麦わらの一味が合計10人か11人かを

どちらが優勢かで判断していきます





  ビブルカード11番目の枠問題


ワンピースファンお馴染みビブルカード



様々なキャラの情報が載っており、

キャラごとに番号が付けられています


No.1から10までは麦わらの一味で、

11はメリー号、12はサニー号、13はビビ


14以降はキャラクターの登場順に

掲載されています


ここから考えますと、

既に11の枠がメリー号で埋まっていますので

ビビが正式加入する展開以外は

一味合計10人で完結ということになります


この情報だけからも合計10人だろうと

判断する人もいるほどの強い根拠です



しかし、ビブルカードの情報は

変更されることもあります


享年105歳と表記されていたサウロが

実は生きていたって事例もありましたね



つまり、可能性は低いかもしれませんが

ビブルカードの番号付けも

変更されることがあるかもしれません


具体的にどうなるかと言いますと、

大幹部が1人追加された時に

ビブルカードの11番以降が

1つずつ後ろにずれるという感じです


ただ、かなり大掛かりな改変には

なってしまいます


あるとしてもメリーとサニーがNo.12に

まとめられるぐらいでしょうか


いずれにしてもあまりスマートな

改変ではありません



なので、一味11人が

全くあり得ないことはないですが

この要素からは

一味10人の方が優勢としておきます





  初期設定の絵


初期設定の絵により、ジンベエまでは

初期構想からいたことが確定しています


下に貼っている初期構想は連載2年前に

既に描かれていたものです



続いてこちらは連載直前の後期構想です



現在公開されている後期構想には

ジンベエがいません


ジンベエが加入する前に公開されたものなので

ネタバレ回避のために

意図的にジンベエを消しているのでしょう



つまり、大幹部10人目がいるとすれば

現段階では設定画から消されているはずです


もし後期構想に10人目が本来いるのであれば

ジンベエがいるであろうスペースの左側か、


船長のルフィが左側に寄ってることを

考慮すると、サンジの左側に

もう1人いる方がバランス良いです



判断は難しいですが、

2枚目の後期構想から考えると、

もう1人いる方が自然な気がしますので、


この要素からは

一味11人がちょっと優勢とします





  麦わらの一味、船での役職


麦わらの一味にはそれぞれ役職があります

次に仲間になるキャラがいるとすれば

必ず役職がつくはずです



そこで103巻のSBSに

こんな興味深い発言がありました



Q. もしも"麦わらの一味"がカレンダーに

1ヶ月分のスケジュールを書き込むとしたら

それぞれ何の予定が1番多く

書き込まれますか?


A.-冒頭省略-

「見張り当番」「操舵当番」等を除くと、

答えは全員「自由時間」かな



ということですが、

現在は操舵手のジンベエが加入しているので

操舵当番はいらなくなりました


では、次は見張り当番に該当するキャラが

加入し、みんなのスケジュールは

基本的に自由時間となった方が

自由を求めるルフィの考えとも

合うように思います



ということで、

操舵手は加入して見張りが加入しないのは

気持ち悪いという私の主観から、


この要素からは

一味11人が優勢としておきましょう





  黒ひげとのマッチアップ、関係性


最終章のどこかで黒ひげ海賊団と戦うのは

ほぼ間違いないでしょう


黒ひげ海賊団は黒ひげ率いる

10人の巨漢船長がいます



ルフィと黒ひげが対比されてることからも

同じようにルフィが10人の大幹部を揃えて

それぞれ1on1で戦っていく展開は

なんとなく予想できるでしょう


とすると、やはり麦わらの一味は

合計11人のような気がします



ただ、大幹部が9人だとしても、

全くおかしいわけではありません


例えば、エニエスロビーの時、

ルフィが開幕でブルーノを倒し、



その後ルッチも倒すという展開があったように

誰かが敵を2人倒す展開もありえます


そもそも1on1で戦うことが

確定しているわけではないので

黒ひげ側と麦わらの一味で

人数が合わなくても問題ありません



また、黒ひげ海賊団巨漢船長の中に

クザンがいることが判明しました



人によって考え方が違うかもしれませんが

麦わらの一味の誰かとクザンが

戦闘する展開ってくると思いますか?


クザンは何かしら別の目的があって

潜入しているような気がします



クザンが自分の目的を遂行するのに

麦わらの一味と戦う必要があるのか

戦わない方がいいのか正直微妙なとこです…


ロビンを助けたクザンは少なくとも

ロビンの人生を見届ける義務があります



とすると、やはり

クザンは麦わらの一味と戦わなそうです



クザンを除くと黒ひげ海賊団は計10人で、

麦わらの一味も計10人のままで

きれいにマッチアップできます


この場合は一味計10人です



ただ、私の考察になってしまうのですが

ステューシーは黒ひげ海賊団と考えており、



クザンが自分の真の目的のために

黒ひげ海賊団をoutしたタイミングで

真の10番船船長がステューシーだと

判明するのではないかと予想しています


一旦ステューシーは置いとくにしても

クザンがoutして別キャラがinする展開は

無きにしも非ずです



クザンout別キャラinの場合は

黒ひげ海賊団は11人のままですので

麦わらの一味も計11人となるわけです



まとめると、


黒ひげ海賊団が11人

 →麦わらの一味もそれに合わせて11人

 →1on1対戦じゃなければ10人でもOK


青雉が麦わらの一味と戦わないor途中脱退

 →麦わらの一味10人


青雉抜けて別メンバーが加入(計11人のまま)

 →麦わらの一味も11人

 →1on1対戦じゃなければ10人でもOK



こうやってまとめると、この要素からは

麦わらの一味は計10人の方がちょっと優勢

かもしれませんね





  21周年インタビュー


このインタビューで、

尾田先生からこんな発言がありました


最初は10人の仲間を1年半で

集めようと思っていました。

20年以上かかって物語は80%位まで

来ましたが、仲間はまだ9人です。

引用 2018年7月21日読売新聞朝刊


これを素直に受け止めると、

あと1人加入して一味は11人になるのが

濃厚だと思われます



しかし、

このインタビューが掲載された時期は

ワノ国編に入ったあたりで

まだ麦わらの一味とジンベエは

合流できていません



ジンベエを除き、ルフィを含めて

仲間はまだ9人と言っていた場合、


インタビュー後にジンベエが加入して

麦わらの一味は合計10人となりますので、

一味10人という解釈もできてしまいます



つまり、この21周年インタビューが

ジンベエを含んだ発言か、

含んでいない発言か、

というとこが争点となるわけです


私としては、ビッグ・マムに盃を返した

段階で既にジンベエは麦わらの一味であり、



ビブルカードにはワノ国にジンベエが

戻ってくる前から麦わらの一味操舵手として

書かれていたはずなので、


このインタビューは、

ジンベエを含んだ発言として

考えたいと思います



よって、この要素からは

11人がやや優勢とします



  6.に関する補足


この記事をここまで読んでくれている人で


「そもそもなんで大幹部11人以上の可能性を

 最初から切ってるんや?」


って思った人もいるかもしれません

その理由がこの21周年インタビューです



最初は10人の仲間を1年半で

集めようと思っていました。


この発言がポイントで、

尾田先生の初期構想では

仲間は10人なのです


結局ルフィ含めて合計10人か、

ルフィ含めず大幹部(仲間)が10人なのかは

明確ではありませんが、


それ以上の人数になる事は初期段階では

構想されていないのです



Film REDの副音声でも、

谷口監督は誰がどの順番で仲間になるか

尾田先生から聞いているという発言もあり

聞いた順番通りに仲間になっているそうです


谷口監督がこれを聞いたのは

連載が始まって割とすぐだそうです

(正確な年数は忘れました)



どう捉えるかにもよりますが、

仲間になる人数や順番の変更が

途中で聞かされていなそうなため、


最初に決めた仲間に関する設定は

変更していないと考える方が自然

気がします



とすれば、最初は1年半で10人の仲間を

集めようとしたそうなので

この発言が全てであり答えでしょう



これ以上の人数にはならないと

私は断言します


メタ的に考えても、最終章で大幹部が

1人増えるだけでも多いように感じるのに、

2人以上大幹部が増えてしまうのは

たまに読むぐらいのライト読者にとっては

ついていけない展開かもしれませんね





  サッカーから考えてみる


尾田先生のウィキペディアを開くと、

こう書いてあります


小学5年生時にはキャプテン翼の影響で

サッカー部に入部。

このサッカー部での経験が元で

後に自分の漫画内でチームの楽しさを描く

きっかけになったと語っている。



尾田先生にとってキャプテン翼、

つまりサッカーはワンピースにとって

かなり重要なところに影響を与えている

可能性は高そうですが、


今のところ特にサッカー要素は見当たりません

(ないことはないですが…)


チームの楽しさを書くきっかけ

と言うところに焦点を当てますと、


サッカー要素はまさしくチームである

麦わらの一味に入れ込むのではないか

予想してみました



サッカーは11人のスポーツで、

とりあえず画像のように

麦わらの一味のイメージ数字を

サッカーのポジションに合うように

振ってみました



適当に右から順番に並べただけですが、

なんとなくキャラのイメージとポジションは

合ってるような気もします



例えばですが、

両翼と言われたゾロとサンジが

ちょうど左右に配置されたり、

(本来はもう1個攻撃側のポジションの方が

 イメージに会いますが)



ワノ国でちょっと引いたポジションから

行動していたナミとウソップが

センターバックだったり、

(センターバックは本来

 ガタイの良い人がやるポジション)



一味の中では年長者でしっかりしている

フランキーとロビンが

ボランチ(真ん中)だったり、

(サイボーグやハナハナで技が変則的なとこが

 フィールドの魔術師→ボランチっぽい)



10番でフォワードのジンベエは

まさに10番にふさわしい強さを

持っていたりしますし、

(10番はサッカーのエースナンバー)


ブルックは敵を出し抜いて

ポーネグリフの写しを奪ったり、

ワノ国ではロビンを援護したりと

ミッドフィルダーぽさがあります



チョッパーも医術でサポートしたり、

モンスターポイントで爆発的に攻撃力を

発揮したりと、攻撃、サポートを兼ね備えた

ミッドフィルダーな感じがあります



必然的にルフィはキーパーになりますが、

ルフィはキーパーというよりも

センターフォワードのイメージの方が

強いかもしれません


しかし、ルフィには"仲間を守る"意識が

他のキャラよりも高いという側面もあります



守る→まさにキーパーですね


ちなみにキャプテン翼のキーパーの

若林君はキーパーでありながら

敵陣ゴールへ攻め上がるプレーを

することもあります



この敵に突っ込んでいく感じが

ルフィと似てるような気もしなくもないです






ちなみに若林君は点を決められたことがない

無敵のキーパーだったらしいのですが、

初めて点を許した相手が翼君です





10番をつける翼君に、

若林君は初めて敗北を味合わされるのですが、


10番の翼君に値する麦わらの一味は

イメージナンバー10のジンベエです



ルフィは別にジンベエに敗北していませんが、

ジンベエが一緒にいたタイミングで

敗北を痛感したことならあります


ルフィが己の弱さを自覚した頂上戦争です




若林君

翼君に人生初の敗北を味合わされる


ルフィ

ジンベエに諭される




なんかちょっと違う気もしますが、

翼君若林君の、ジンベエルフィの人生を

大きく動かしているという意味でも

共通してるかなと思います



こういう他作品とのリンク?みたいなものは

あまり自信ないのでもしかしたらー?

ぐらいに思っててください



あと、キャプテン翼のセンターバックに

石崎君というキャラがいますが、

性格というか雰囲気というか、

ちょっとウソップぽさがあります







で、キャプテン翼から麦わらの一味11人の

可能性を考えるならば、

キャプテン翼の11番のキャラを

考えなければいけません



キャプテン翼の11番といえば

岬君です




岬君を深掘れば何かわかることも

あるかもしれませんね

今のところ何もわかっていません🙃



ここまでで、サッカー、キャプテン翼と

麦わらの一味の関係について

リンク、繋がりを説明しましたが


ここの繋がりが見つけられれば

見つけられるほど一味11人の可能性が

上がってくるわけです



麦わらの一味とサッカーって

なんかリンクしてるかも?!

って思ってくれたら嬉しいです


ちなみに私はキャプテン翼、

全然わからないので

いつかちゃんと読もうと思います…






ここまでで全て総括します


・ルフィ「仲間、10人は欲しい」

 →11人が優勢

・ビブルカード11番目の枠問題

 →10人が優勢

・初期設定の絵

 →11人がちょっと優勢

・麦わらの一味、船での役職

 →11人が優勢

・黒ひげとのマッチアップ、関係性

 →10人がちょっと優勢

・21周年インタビュー

 →11人がやや優勢

・サッカーから考えてみる

 →発展途上の説



今回の結果を見ると、

11人優勢が4つ

10人優勢が2つ


ということで、

単純多数決によると、

麦わらの一味は11人ということになります



当然10人の可能性がゼロではなく、

もう最終章だし誰も増えんやろって意見も

わかります


実際アンケートを取ると半々です

(n数が少ないアンケートですが)



まあ今回の結論は、

麦わらの一味は11人!

ということで終了したいと思います



じゃあ11人だとして、


あと1人誰なん?

ってところが気になるところだと思います


この"あと1人"に関しても

考えているところはあるので

それはまた次回ということで


では、TO BE コンティニュー






おまけ


もし麦わらの一味が合計11人だとして、

追加キャラが私の予想するキャラだとして、

黒ひげ海賊団と1on1で戦うとして、

青雉が抜けてステューシーが加入するとして


というもしもの展開があった場合の

麦わらvs黒ひげのマッチアップ

考えましたので、紹介して終わります



ルフィvsティーチ(そりゃそう


ゾロvsシリュウ(ほぼ確


ウソップvsヴァン・オーガー(ほぼ確?


チョッパーvsドクQ(ほぼ確?


サンジvsバージェス(No.3対決


フランキーvsバスコ・ショット

(コーラvs酒の対決)


ロビンvsサンファン・ウルフ

(ハナハナで巨人に対応、巨人対決?)


ブルックvsラフィット

(ヨホホvsホホホ、杖似てるよね)


ナミvsステューシー(女の戦い)


?????vsカタリーナ・デボン

→?のキャラは次回説明します


ジンベエvsアバロ・ピサロ

(正直言うと余りもん…)




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