20140329 放射線治療のセカオピ。 | 毎日を大切に。

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32歳で子宮頸がん発覚。2a2期診断で2012年11月広汎子宮全摘(卵巣片側温存)。
確定は2a1期、リンパ節転移1カ所、扁平上皮癌+神経内分泌癌が見つかり、化学療法6クール実施。
2014年1月に再発転移確認、TC療法×2クール・放射線治療実施。

連日の更新です。今までのさぼりはなんだったのかw
・・・やっぱり精神的な余裕がなかったなぁ、と思う。
今余裕があるわけではないけれど、書き残す気力がなかった。

あ、本日、久しぶりの出勤でした。やっぱ4時間勤務は短いけども・・・とりあえず仕事はあったので、よかったよかった。
当面は、メイン業務は一個だけで、後は同じ部署メンバーのフォローに入る感じです。
なんせ8月にまた治療に入るかもしれないですしね。。。


さて、いまさらですが、書き損ねていた放射線治療のセカオピ内容について。
もう3ヵ月以上前になってしまうのね。。。
時間が経ってしまった分、自分なりの解釈入りの文章になっちゃっていると思いますが、ご容赦を。
そして、長くなってだいぶつらつら書いてます。読みづらさ満点でごめんなさい。。。

1月に再発転移を告げられてから治療方法を模索する中で、
実家のある鹿児島でできる治療を探していたときに見つけたのがUASオンコロジーセンター。

東京で一人ぐらしを継続しながら治療するか、実家に戻るかは、
仕事を辞める選択も含めて、どうするか悩んでいたポイントでした。
でも東京でできる治療、特に化学療法をわざわざ鹿児島に戻って行う、という選択肢はあまりなくて・・・
他の治療ができるなら鹿児島で、と、放射線治療を考えていて見つけました。
ここで行われている治療がどういうものかは、↓のリンク先記事参考にしてみてください。
 がん治療最前線(3) X線の四次元ピンポイント照射 (日経BPNET 2007/12/3)


コチラの病院、セカンドオピニオンや治療・検査を必要としない面談は、
鹿児島だけでなく東京(品川)でも行っています。
でもセカンドオピニオンの日程が決まるまでが長かった・・・・
この辺の記事(「2月ですね。」「20140204 診察@MRI結果と今後」「もうすぐ放射線治療開始。」)でもちまちま書いていましたが、
最初にお願いしようとメールでセカオピ依頼したのが1/20。
最終的にセカオピを受けたのはタイトルのように3/29、治療開始は5/14でした。

3月末になってしまったのは、進行が早そうな状況なのにあまりに時間が空くことが怖く、先に抗がん剤治療を開始したため。
いったん、父の知人経由で3/6に鹿児島でのセカオピ予約はとれていたのだけど、
治療開始日と重なってしまったので再度日時調整が必要になり、最終的には3/29に東京でのセカオピとなりました。

2回目のTC投与が3/26だったので、副作用で体調は絶不調の中品川へ。
もう電車乗るのがしんどかったのでタクシーで向かいました。
実はこの日、鹿児島から父も同席することになり・・・品川で父と待ち合わせたのですが、
見事に反対方向の駅出口に出てくれまして絶不調の体調で、品川の港南口から高輪口へ徒歩。。。
まあ私がちゃんと指示しなかったのが悪いんだけど。

タクシーで5分ぐらいのマンションの一室で、持参した紹介状・CD-ROM等をお渡しする。

紹介状等のお渡しした内容を見ながら開口一番言われたこと。

「これまでの経過をみて、とても客観的な立場から率直に言わせてもらうと、
 術後の化学療法で体にダメージ受けて、免疫力が下がってしまったのではないか」
「シスプラチン+カンプト(イリノテカン)を6クールって結構きつい治療だよね。
 それなのにこの短期間で再発しているのは、この抗がん剤は効かなかったとみる」
「抗がん剤が効く人は1-2回の投与で効く。どんなタイプの癌でもどんな薬でも。」
「抗がん剤治療を避けることの恐怖はわかるけど、再発した以上、抗がん剤に頼ることはどこかでやめたほうがいいと思う。」


繰り返しますがTC投与2回目の3日後です。 すでにTC2回しちゃいましたけど!!w

でもこれらの言葉をきいて、正直少しほっとしました。

以前の化学療法で体に対してのダメージより、精神的なダメージがきつくて、
元々持っていた自分の考えからも、「抗がん剤は癌を治療する薬じゃない」という意識が強かったから。
でもこのセカオピに至るまでに言われ続けたことは「抗がん剤がベストだ」「抗がん剤以外はない」って言葉ばかりだったから、
正直救われちゃったんですよね。

その後、先生から「今からだったら5月中旬に順番待ち入れられるから、やりましょうか」と言われ、
その場で父も同意して、お願いすることにしました。

ちなみに、放射線治療を始めるにしても、抗がん剤治療のダメージから体を回復させるために
1か月ほどは治療を空けたほうがいい、という意見と、GWがあったのでスタートが5月中旬です。

ただ、もちろん、「放射線治療したら楽に治ります」とは言われてません。
「放射線治療をしたからといって、必ず治るとは言えない。あくまで局所治療だから。」
「残念ながら放射線治療を繰り返しても癌が新たに出てきて、結果的に亡くなってしまった人もいる。」
「あなたの癌に放射線が効くとは言い切れない。それはやってみないとわからない。」

そんな感じのことも言われました。

「でも、多発転移を繰り返した人(胃がんスタートで13か所の転移!)をしつこく治療し、放射線照射をした場所以外の腫瘍も消えた人もいる。」
「そういう人を見てきて、人間の免疫力や体力と放射線治療効果がマッチすれば、
 年単位で生きられるようになる可能性もあるし、やってみる価値はあると思う。」

そういわれたことに、かけてみたい、と私は思いました。

お願いすることにして、K大へのセカオピ返信も「放射線治療可能と判断する」という内容を送ってもらうことに。
そして、3回目投与が4月に予定されていたけど、これはキャンセルしてPETを撮影してもらうように言われる。

この後の流れはこちらの記事(「もうすぐ放射線治療開始。」「いつのまにか放射線治療終了。」にも書いたように、
怒涛のあっさり決定で、5/13にデータをもらって5/14に治療開始~毎日通院~6/13治療終了でした!

受けた感想は、散々書いているように思っていたよりはしんどかった治療でした。
下痢・・・というか腹痛。。。もう通うのも嫌になってしまって、治療後に車の中で泣いた日もたびたびありました。

抗がん剤とどっちがきつかったかっていうと、一長一短かなぁ・・・
抗がん剤の場合投与して何日間がしんどい、っていうのがはっきりしていたけど、
放射線治療はいつ終わるともしれない下痢・腹痛に悩まされ、宿酔もしばしばあり。

一方で抗がん剤は全身攻撃されている=正常な細胞もダメージを受ける、という認識に対し、
放射線治療はあくまで対腫瘍。体の反応で宿酔・下痢はあるけれど、
抗がん剤に比べたら正常細胞は元気なはず。。。髪が伸びたみたいに。

そうやって比べるとどっちもどっちかなぁ・・・と。
この治療の結果がどうなるか、で、考えも変わってしまう部分もあるんですけどね。
今回肺治療していないし。他の部分に何がどう出てくるかわからないし。

どうかどうか、効果がありますように。


コチラの治療に関してご質問等ありましたらお気軽にどうぞ!!
私の受けた治療の範囲内でしたらなんでもお答えしますー。


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