1/7「リタとナントカのガーデニング」
トマトの苗を守ろうとするナントカだが・・・。

監督:こづつみPON
脚本:高橋洋一
絵コンテ:こづつみPON、稲田陽一
演出・作画監督・原画:朴書女・
総作画監督:髙松さや

色彩設計:佐藤美由紀
色指定:イ ボラン
美術:松ヶ枝恭子
撮影:秋山涼路
編集:渡辺智子
制作進行:呉孝錫




監督 : マシュー・ヴォーン
出演者 : アーロン・ジョンソン、
クロエ・グレース・モレッツ、
クリストファー・ミンツ=プラッセ
: ニコラス・ケイジ
特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙―
あるのは正義を愛する心だけ。

コミックオタクの高校生が自前のヒーロースーツで
勝手に(!!)街を自警。
特殊能力ゼロのためぼこぼこにされるが、
その様子がネットで話題になり
キック・アスとして一躍人気者に。
美少女ヒーローも仲間入りし犯罪組織に立ち向かう!




なんという映画がでてきたか!
今年ナンバー1が決定!
ばかばかしいヒーローものと思い油断して
見に行かないところだった。
とんでもない映画だ。
何度でも観たくなる。
シネセゾン渋谷だった。
満員で立ち見が出るくらいの人出。


ヒットガール役のクロエ・グレース・モレッツは
魅力全開で何度もキュン死状態。
かわいくて強くてかっこいい。
日本の天才子役の芦田愛菜がバリバリアクションを
やっているかっこよさだよ。
この少女の設定が新鮮でこの映画は成功したようなもんだ。

ストーリーはシンプルでヒーローもの、成長物語、
復讐劇、を混在したような映画だが、
バランスがうまく取れていて頭から一気に
魅せられる。

ただし素晴らしい映画だがR15指定に
なるだけのことがあって
「え?」と思うくらい凄惨なシーンもたくさんあります。
でもこれは必見です!

★★★★★満点

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R15指定

1971年、6日で中止になった実在の"スタンフォード大学
監獄実験"を映画化!

1日1,000ドルという高額報酬を得られるはずの14日間の
真理実験は、わずか6日間で終わってしまった…。
広告で募集した被験者24人は囚人役と看守役に分けられ、
刑務所と同じ環境でルールに従って過ごすこと。
始まりはただの役割に過ぎなかったのだが、」2日目には崩壊。
日ごとに極限状態に置かれていく彼ら。やがて、
理性の奥底にひそむ凶暴性が目覚める…。
いったい何が起こったのか?


人気TVシリーズ『プリズン・ブレイク』で注目された
ポール・シェアリングが新たに脚本・監督を手がけた
本作は、ドイツ映画『es[エス]』の元ネタにもなった、
1971年実際に行われた"スタンフォード大学監獄実験"
に題材を見出し、驚くべきリアリズムとスリルを
もって人間の本質をあぶりだす心理スリラー。




日本でもこの映画に似た高額報酬目的での
殺人サイコスリラー「インシテミル」があったが
全然次元が違う。リアル!

復讐の連鎖が戦争にも繋がるから暴力反対、
「赦す」ことが大事だといっていた主人公が
卑しめられ人格を否定され、
仲間まで屈辱を味あわされていく・・・。

最後の最後に爆発するまでカメラが追っていく・・。
きれい事だけでは人は生きられない。
しかし本能だけでも人は生きられない。

うまいのは高額報酬をえさに一人でもルールを
破るとご破算になるという設定。
そこにいたるまでの生活の丁寧な描写もリアルに
描いているからこそ最後まで観客も
引きずられて見入ってしまう。

囚人のルールは
・1日3食の食事は残さず食べること
・娯楽時間は1日30分
・移動は指定範囲内のみ
・勝手に話してはならない
・いかなる状況でも看守に触れてはならない
の5つ

そして
・実験中に暴力行為が行われたら即座に中止
・私物の持ち込みは禁止
・辞める者が出たら実験は中止
・ルール違反の囚人に対しては30分以内に相応の懲罰を与えること
・囚人は番号で呼ばれること
・実験が途中で終了した場合は報酬は支払われない


この実験の目的はナンだったのか?
当時の事件も調べてみたくなる。

アメリカ人と日本人の違いもあると思う。
肉食の文化がこうなるという映画だったが、
草食系の日本人なら14日間というこの実験も
また違った結果になったのではないだろうか?
観てみたい気もする。
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私たち誰もが知っている<忠臣蔵>は、
まだ物語の途中だった―。

忠義という名の、気高く美しい愛が、
時代を超えて人々の心を打ち、膨大な数の小説、
映画、ドラマ、舞台に形を変えて、
今も語り継がれている史実<忠臣蔵>。
大石内蔵助以下、赤穂浪士四十七士による討入り、
切腹というクライマックスはしかし、
<忠臣蔵>の本当の結末ではなかった。

なぜなら赤穂浪士の中に、討入り後の
<使命を与えられた>二人の生き残りがいたのだ。

一人は、討入り前夜にすべてを捨てて姿を消した
瀬尾孫左衛門(役所広司)。もう一人は討入り後、
切腹の列に加わることを許されず、
大石内蔵助(片岡仁左衛門)より「生き証人として、
後世に真実を伝えよ」との密命を受けた
寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。それから16年、
名誉の死を許されなかった二人が再会する。
かつては厚い友情で結ばれた二人が、
かたや命惜しさに逃げた裏切り者、
かたや英雄になれなかった死に損ないとして――。


日本人は自分の考えを人前ではっきり言わないとか、
日本人は何を考えているのか分からない、
と言う外国人がよくいます。
又、日本人が実際に言葉で言うことと本当に
考えていることが違うことがよくある、と言う人もいます。
そんな外国人にこの映画を見てもらえれば充分
理解できる映画になってます。

「北の国から」の杉田監督自身の生きかたがそのまま
映画にもちりばめられていると思う。
お互いがお互いを想いあい、簡単に気持ちを伝え合わない。
「謙譲の美徳」そのもの。
最近の日本ではあまりいい意味では使われない
くらい国益だとか情けない日本のリーダーのために貶められている。

映画全体に流れる「間」や人々の所作テンポ動作に
対する「受けの間」などしっかりリアルな
臨場感を感じさせてくれた。
ゆったりと心地よい時間に身を任せることが出来た。

役所広司の演技はすごすぎ!
強い信念と使命のために人生を全うする男をしっかり演じている。
これは彼以外考えられない。
桜庭ななみも素晴らしい美しさで少女から大人の女に
成長していく様を見事に浄瑠璃を間に挟み展開していく。
この部分の近親相姦的な危うさ、緊張感をこの二人が
やることによって見事に昇華してる。
例えば佐藤浩一が演じたらこの危うさ緊張感は成立しなかった。
桜庭ななみの代表作になった。


細かいこというと、あとを付けるシーンなどで間に坊さんの
行列を挟むとかうそ臭い演技で観客がシラケル要素を
一切排除している。細かいカットにも心が
行き届いていることが伝わってくる。

ラストの結末は果たしてこれでいいのかどうか?
ただ、この映画はワーナーが製作していることを考えると
外人から見た日本人として象徴的な映画かもしれない。
「最後の忠臣蔵」というタイトルは内容とあってはいない。
客を呼ぶためにキーワードとして使ってはいるが
もっと心に機微を最大限に描ききった傑作!




【謙譲の美徳】
へりくだりゆずること。
また、控えめであるさま。
如何なるときも他人を差別することなく、
心から尊敬する。
ほぼ日本人同士でしか分かり得ない日本民族特有の
伝統というか古くからの慣習



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今年も「リタとナントカ」ともども
こづつみPONもよろしくお願いします。
今年はいろいろ新しいこともやっていきます