
R15指定
1971年、6日で中止になった実在の"スタンフォード大学
監獄実験"を映画化!
1日1,000ドルという高額報酬を得られるはずの14日間の
真理実験は、わずか6日間で終わってしまった…。
広告で募集した被験者24人は囚人役と看守役に分けられ、
刑務所と同じ環境でルールに従って過ごすこと。
始まりはただの役割に過ぎなかったのだが、」2日目には崩壊。
日ごとに極限状態に置かれていく彼ら。やがて、
理性の奥底にひそむ凶暴性が目覚める…。
いったい何が起こったのか?
人気TVシリーズ『プリズン・ブレイク』で注目された
ポール・シェアリングが新たに脚本・監督を手がけた
本作は、ドイツ映画『es[エス]』の元ネタにもなった、
1971年実際に行われた"スタンフォード大学監獄実験"
に題材を見出し、驚くべきリアリズムとスリルを
もって人間の本質をあぶりだす心理スリラー。
日本でもこの映画に似た高額報酬目的での
殺人サイコスリラー「インシテミル」があったが
全然次元が違う。リアル!
復讐の連鎖が戦争にも繋がるから暴力反対、
「赦す」ことが大事だといっていた主人公が
卑しめられ人格を否定され、
仲間まで屈辱を味あわされていく・・・。
最後の最後に爆発するまでカメラが追っていく・・。
きれい事だけでは人は生きられない。
しかし本能だけでも人は生きられない。
うまいのは高額報酬をえさに一人でもルールを
破るとご破算になるという設定。
そこにいたるまでの生活の丁寧な描写もリアルに
描いているからこそ最後まで観客も
引きずられて見入ってしまう。
囚人のルールは
・1日3食の食事は残さず食べること
・娯楽時間は1日30分
・移動は指定範囲内のみ
・勝手に話してはならない
・いかなる状況でも看守に触れてはならない
の5つ
そして
・実験中に暴力行為が行われたら即座に中止
・私物の持ち込みは禁止
・辞める者が出たら実験は中止
・ルール違反の囚人に対しては30分以内に相応の懲罰を与えること
・囚人は番号で呼ばれること
・実験が途中で終了した場合は報酬は支払われない
この実験の目的はナンだったのか?
当時の事件も調べてみたくなる。
アメリカ人と日本人の違いもあると思う。
肉食の文化がこうなるという映画だったが、
草食系の日本人なら14日間というこの実験も
また違った結果になったのではないだろうか?
観てみたい気もする。