ニューイヤーズミュージカルコンサート 2024年1月☓日

東急シアターオーブ渋谷 マチネ

C席 3階 6列 

 

ワタシにとって初めての

 

ニューイヤーズミュージカルコンサート2024に行ってきました。

 

 

渋谷の街は賑わってました。

 

ロビーも沢山の人。

 

 

※ネタバレしない 感想を書きたいと思います。

 

(公式に発表されていることは書いていきます。)

 

 

 

とにかく、

 

歌がうまいとか、素晴らしいとかという言葉では言い尽くせ

 

ないほど、感動しました

 

 

出演者4人の実力が半端なく確実なパフォーマンスと、

 

お客さんを楽しませる人間味のあるコンサート。

 

どの曲も素晴らしかったです!

 

 

具体的に言うと、

 

マイク使わなくてもホールに響きそうな程の声量に感動し、

 

当たり前ですが、

 

英語の発音やら歌の巧さにも感動。

 

4人共余裕で歌っている感じがしましたし、

 

どの曲も表情や身振りもあって皆さん表現豊か

 

それぞれの歌が、歌う方の声質に合っていたし、

 

オーケストラに合わせて難曲を歌うのも流石のプロだったし、

 

そのオーケストラの方々も素晴らしかった

 

ほんと、CDや動画でしか見たことのなかった

 

本人が生の演奏で歌ってくれるという

 

ミュージカルファンにはたまらない贅沢なコンサートでした。

 

 

セットリストも配られましたが、そちらもまだ行かれていない方の楽しみのために

 

内緒にしておきます。




→その後、新たにネタバレ含む記事を書きました。

 

 

ざっくりいうと、

 

1幕目は懐かしめのミュージカル、

 

2幕目はそれぞれの持ち歌を、これでもかーーというくらい

 

歌い上げてくれる

 

贅沢なコンサートでした。

 

 

会場も満席で、最初からヒューヒューと言って盛り上がっていたし、

 

全編英語でしたが、英語のまま通訳無しで笑っているお客さんも多かったし、

 

ミュージカルファンが揃っていたのだと思う。

 

 

 

 

以下は、

 

主演者一人ひとりに関して、勝手な感想です。

 

 

 

J. Harrison Gheeさん

 

やはりね、この方が出てきた時点で涙ですよ。

 

 

 

 

ワタシはキンキーブーツのこの動画を見て以来、なんて美しくて歌のうまい

 

ローラなんだろうと勝手にファンになっていました。

 

キンキーブーツの来日公演でローラ役で出演されていたそうですが、

 

残念ながらその頃は、キンキーブーツの キ の字も知らない人間だったので、

 

見に行かなかったことを後悔しました。

 

今回、ステージに現れると、ものすごく背が高くて、腰の位置がまた高い。

 

そして足が長い!そしてあの声ですよ。

 

衣装もまた、彼女らしいものでした。

 

公式で発表されている、

 

Hold me in your heart(キンキーブーツより)と 

 

You coulda knocked me over with a Feather(お熱いのがお好きより)

 

も歌ってくれましたが、もちろんあのハリのある声で、会場を包んでいたし、

 

その他の曲も、個人的に好きな曲があり、これまた

 

彼女にピッタリの選曲で、感動しました。

 

 

日本に住んでいたこともあるそうで、最後マイクで挨拶したり、

 

また、最近トニー賞を取ったということで、キャストの紹介も4人の中で最後だったり、

 

今回の公演では、目玉?的な立ち位置なのかなと思いましたが、

 

他の3人もめちゃくちゃ素晴らしかったので、

 

もう、その辺は気にしないで、楽しみましたし、みんな良かったです。

 

 

 

 

Ben crawford

 

ファントムやジャベールという、彼が演じてきた役柄や、見た目の印象で

 

かなりシブい男というイメージを勝手に持っていましたが(褒めている)

 

1幕目はわりと明るくおちゃめな感じの歌もありました。

 

しかしながら、やはり2幕目。

 

公式でも発表されている、

 

レ・ミゼラブルの「星よ」

 

オペラ座の怪人メドレー

 

これはね、まず、どちらの曲も歌いこんでいる感じがしました。

 

で、聞いてみたらやっぱり、この曲だけのコンサートだったとしても十分元が取れて

 

しまいそうな素晴らしさでした。

 

星よ の時と、ファントムの時とでは、歌い方がちがうというか、

 

「星よ」では、最近見た、レ・ミゼラブル ザ オールスター ステージコンサート

 

に出てくる歴代のジャベールのようにやはり、

 

警察のような、犯人を追い詰めていく

 

ハイエナのような、立派な歌い方でした。

 

一方、ファントムになると、

 

こちらも声量が半端なく、ジャベールのときとはまた

 

違って、うまい言葉が見つかりませんが、マスクしてないのに、ファントムがそこに

 

いる感じで、唸るくらい上手かったし、

 

さいご、高音のところ、くるぞくるぞーと待ってましたが、

 

期待以上。会場に歌声が轟いていました。

 

歌い終わったあと、拍手もなかなか鳴り止みませんでした。

 

なんかどちらの曲も、早くなったり、遅くなったりするパートがあり、

 

オーケストラも、彼に合わせて演奏するのが難しそうだなあと思ったのですが、

 

さすが、彼もプロだし、指揮者もプロ。

 

全く問題なく、スラスラと 歌っていました。

 

これは絶対生歌を聞いてほしいです。

 

シブい男、と言いましたがまだ41歳。

 

これからの活躍も楽しみです。

 

 

 

 

そして

 

Telly Leungさん。

 

他の二人の男性が大きかったので、小柄に見えました。

 

ヒールを履いたKerry Ellisさんと同じくらいかな?

 

アジア人のような見た目なので勝手に親近感をもってしまいましたが、

 

当たり前ですが、英語が流暢で、

 

リズム感も良くて、笑顔も素敵で、存在感がありました

 

かっこよかったです。

 

J. Harrison Gheeさんと歌ったレントのI'll cover youも、

 

二人の男の友情を歌った歌なのかな? 

 

二人にこやかで素敵だったし、

 

やはり彼といえば、アラジン

 

proud of your boy はこれまた歌いこんでいる感じがして、まさにアラジン。

 

感動していたら、あっという間に終わってしまった。

 

小柄だけれど、声量は半端なかった。

 

 

 

 

そして、最後にKerry Ellisさん。

 

彼女はイギリス英語でした。

 

やはり女性は(一応)一人なので、衣装は楽しみですよね。

 

コンサートのときはいつも思うのですが、やはり着替えて新しいドレスで出てくると

 

わあ〜♡と思います。それぞれの歌にあった衣装でした。

 

しっかしながら、やはりですよね。

 

もう1幕目に、彼女が歌っている曲を聞いている時点で、

 

このあと、ウィキッドのエルファバを歌ったらすごそうだなあ、、、、というのが

 

頭にちらつきました。

 

高音も素晴らしいし、音程がとにかく確実というか、

 

歌い方も崩さないで歌ってたし、エルファバをやっていたので自信も

 

あるのでしょう。後で、ウィキッド歌うから楽しみにしててね!と言ってました。

 

1幕目の歌も、素晴らしかったです。やはり低音から高音になるところとかが

 

個人的にはしびれました。

 

ソロで歌う曲も、デュエットの曲も、ほんとね、完璧でした。

 

公式でも発表されている

 

Don't cry for me Argentina も、やはり当たり前ですが、

 

英語を理解して歌っているので、身振りにもなんか説得力がありますよね。

 

日本人が歌うと、どうしても、あのアンドリュー・ロイド・ウェバーの名曲のコンサ

 

ートという感じになってしまう曲ですが、

 

彼女は、確実にエバ・ペロンを意識した役の上で歌っていました。

 

そして最後は、もう1幕目から、観客が盛り上がっていたと思う、

 

あのウィキッドの

 

Defying gravity。

 

イントロが流れただけでみんなワクワク。

 

オーケストラの音楽に合わせて歌うのなんか難しそうだなあと勝手に思って聞いてま

 

したが、

 

もちろん、歌い慣れているのでしょう。そんな心配全く無用で、

 

彼女のエルファバでした。

 

1秒1秒が終わってしまうのがもったいないほどでした。

 

観客もやはりこの曲を楽しみにしていた方が多かったようで、

 

拍手がなかなか鳴り止みませんでしたし、それも納得の

 

会場盛り上がりだったし、パフォーマンスでした。

 

 

ということで、一人で熱くなっていますが、(笑)

 

何より、ワタシは、アンコールの歌が、あの曲、あの曲!!!(内緒)

 

もう大好きな曲だったので、本当に行ってよかったです。

 

他の観客の方も、おそらくミュージカルオタクだと思われますが(笑)

 

この曲には「コレコレ!」という熱量を感じました。

 

 

ほんと、今回のコンサート。

 

ミュージカルファン一人ひとりに、

 

思い出の曲や、お気に入りの曲があり、

 

各自でそれに浸りつつ、楽しんだ時間だったのでは

 

と思います。

 

 

 

 

 

時間もわりと短めで、まとめてサクサクと曲が進んでいき、良かったです。

 

客層も、大人が多めで、男女も等しくいらっしゃいました。

 

休憩中にカウンターでワイン飲んでいる方もいて、きっと楽しいお酒でしょうね。

 

いつものごとく、終演後のエレベーターは激混みで、

 

電車に乗れたのは1730くらいでした。

 

 

こんなに素敵なコンサートだったので、ぜひ来年も行きたいと思います!