ムーラン・ルージュ 2回目

2023年 8月☓日 マチネ

帝国劇場 S席 2階 E列 セミセンターブロック 

 

 

ムーラン・ルージュ 2023 2回目を見てきました。

 

 

 

 

1回目を見てから、じわじわと感動がやってきて、

 

ムーラン・ルージュのCDを聞き、

 

youtubeの動画と言える動画はどれも見て、

 

作品に出てくる楽曲のオリジナルの曲も研究し、

 

 

→こちら。

 

→こちら。

 

 

ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの映画も見て

 

(舞台のほうが数万倍良いと思いました。)

 

この1ヶ月強相当、ムーラン・ルージュにそまっていました。

 

そして迎えた今回の観劇。

 

 

 

いやあ、

最高すぎました!!

 

 

何より、曲が素敵だなあと思いました。

 

そして

 

それを歌う実力派キャストの方々。

 

豪華なセットや衣装。

 

かっこよいダンス。

 

主演の甲斐翔真さんも相変わらず、

 

優しくて、性格が良さそうで、クリスチャンにピッタリで、

 

歌も姿も素敵だったし、

 

サティーンの望海風斗さんも美しかった。

 

そして、歌うま女子高生だった鈴木瑛美子さんも見れたし

 

二二役の加賀楓さんも相変わらず良かった。

 

上川一哉さんも見れたし、

 

伊礼彼方さんも 役にぴったりで

 

アンサンブルも最高でした。

 

 

↓↓↓↓

 

まずは、劇場に入ったところからレポートです。

 

 

1階B列から。

舞台に高さがあり、あまり近いと見にくいかも?

 

XA〜CDを列より、A列以降の方がよいと思いました。

 

こんな近くで見れたらいいなあ。

 

象。近くで見ると大きい。

 

1階席の風車

 

 

 

 

1階席後方から。

 

 

 

 

2階中央通路から。

 

 

 

 

今回は、プレビュー公演のときより、

 

拍手も多いし、ヒューーーと、掛け声があったり。

 

更に盛り上がっていました。

 

クリスチャン、サティーン、ジドラーなど、

 

キャストが最初に登場すると拍手。

 

会場は満席でした。

 

 

 

 

本日のキャストです。

 

サティーン 望海風斗☆

クリスチャン 甲斐翔真

ジドラー 松村雄基

ロートレック 上川一哉☆

デューク 伊礼彼方☆

サンティアゴ 中河内雅貴

二二 加賀楓

 

 

キャストの感想です。(☆は前回と違うキャストです。)

 

※全く個人的な感想です。

 

 

まず今回の目当てだったのは

 

サティーンの望海風斗さん

 

前回の、平原綾香さんの歌がうますぎて、

 

是非 ダブルキャストの望海風斗さんを見たいと今回臨みました。

 

望海さんは、細い! 

 

そして平原さんは、セリフの時、若干高めの作り声でしたが、

 

望海さんは、セリフ運びが地声に近くて、

 

お芝居と歌を使いこなすところや

 

後ろにダンサーを引き連れて歌うところとか

 

かっこよくて、さすが、宝塚の元トップスターだなあと思いました。

 

望海さんの歌も素晴らしかったのですが、時々声が小さく?聞こえたりして、

 

平原綾香さんの方が、こういうPOPS的な曲に慣れているというか、

 

ビブラートがところどころ効いたりしていて、「おおっーー!」

 

と個人的には思いました。

 

でも、望海さんの、病弱な感じや、

 

年令を重ねて、落ち着いた女性 サティーンのというところがうまく

 

表現されて、素敵でした。

 

 

 

平原さんはどちらかというと、歌手寄りで、

 

望海さんはミュージカル俳優寄りというといったところでしょうか。

 

どちらのサティーンも素晴らしく、美しかった。

 

早替えもたくさんあったと思いますが、見事で見とれました。

 

 

 

 

そして

 

クリスチャンの甲斐翔真さん。

 

 

ワタシはこの方のクリスチャンしか見たことがないのですが

 

やはり、チャーミングで素敵でした。

 

顔をやや左斜めに傾けて、両手を前に出して、

 

観客を見てセリフを言ったり、歌ったりする仕草。

 

なんか、本当若さゆえのまっすぐで、愛!愛!と叫ぶのが、

 

愛らしく、とても合っていました。

 

性格も良さそうで、優しそう。

 

他の人が演技しているときや、舞台の端にいる時も、ちゃんと演じている。

 

例えば、サティーンと、恋敵のデュークが象の部屋で初めて二人きりになる時も、

 

後ろでクリスチャンはそれを見ている。

 

2幕目の芝居の稽古中の時も、サティーンは仕方なくデュークとイチャイチャするわけですが、

 

二人が仲良さげにしてる所も、クリスチャンがそれを見て、

 

あからさまに嫉妬した顔してないところが、やりすぎず、

 

今っぽくていいなと思いました。

 

 

そこで、やっぱり見たくなるのが

 

井上芳雄さんのクリスチャンなのです。

 

 

テレビなどで彼のクリスチャンを見て、

 

やばい。

 

これは絶対想像を超えている。 とすごく見たくなりました。

 

 

見れることなら、

 

井上クリスチャン&平原サティーン

 

をみたい。

 

(しかしチケット持ってない。)

 

 

 

そして、ショコラ役の鈴木瑛美子さん

 

彼女を見たかったんです。

 

歌うま高校生で、新妻聖子さんと争っていた。

 

ダンスもうまかったし、もっとソロの歌を聞きたかったな。

 

今回のキャストを見て、見たかったうちの一人です。

 

ツンツンしているところが、かっこいい女でした。

 

 

 

ニニさんの加賀楓さんも上手。

 

 

そして上川一哉さん。

 

やはりね。四季の方!

 

台詞の言い方とかが聞きやすい。

 

でもこの役の音域は低いので、この方の音域とばっちりと合っていたかな

 

と思うと疑問。

 

NATURE BOYは、ちょっとイマイチでした。

 

 

それから、

 

伊礼彼方さん。

 

役にぴったりすぎでしたが、でもデュークというのは

 

歌もそんなに多くなくて、一貫して嫌味な役だし、

 

なんか彼にはもったいないな。

 

もっと歌ったり、できる方だと思いました。

 

 

 

 

話は変わりますが、

 

1回目見たときは、ベタなラブストーリーだなと思いましたが、

 

若いクリスチャンと、歳を重ねたサティーンの恋が

 

素敵な音楽に重ねられて、

 

素敵な歌。素敵な話だな〜!

 

と思いました。

 

 

 

2幕目、デュークが、サティーンとクリスチャンの恋仲を知り、

 

「クリスチャンをめちゃくちゃにしてやる、」とサティーンを脅し、

 

そこへ、クリスチャンがやってきて、

 

サティーンが、わざと、彼に、「あなたを愛していない」と、冷たくいうところ。

 

めちゃくちゃ切ないですね。

 

絶対あんなことひどいこと、言えないです。

 

だからもっと、苦しそうに言っても良かったんじゃないか?

 

と二人のサティーンに思いました。

 

 

 

あと、CRAZY ROLLING 歌うときは、

 

クリスチャンは拳銃屋さんに行き、玉を買い、拳銃に玉をこめる

 

というストーリーがあるのですね。

 

自暴自棄な感じが良かったです。

 

それから、

 

サティーンはこの歌を歌う時、瀕死状態だけど、

 

ここは、そんなの忘れて、パンチだして、歌っていいよ。

 

と思いました。

 

 

この歌の最中、サティーンが、ジドラーに

 

「ワタシの葬式で、下品な歌、歌ってね」

 

というセリフ。

 

二人のサティーン。もっと、言い方!!!!

 

ここ、惜しいなあと思いました。

 

 

 

 

1幕目終わりのサティーンと、クリスチャンのelephant love メドレー

 

2幕目冒頭の、ダンス

 

大好きなcrazy rollingも目に焼き付けて、最高でした。

 

 

 

1幕目が終わると、ああもう半分終わってしまった。

 

と思い、

 

観劇が終わると、

 

ああ、またもう一度見たい。と、

 

本当に、きりがない。

 

やはり1度目は何も下見をせずに観劇し、

 

 

その後、勉強して、

 

 

間を空けて2回目をみる  

 

 

というのが味わい深くていいなと思いました。(経済的には苦しいが)

 

今もぐるぐると、歌が回っています。

 

どのキャストもほんとに素晴らしく、愛おしい!

 

もう一度見れるものなら見たい。

 

 

 

 

→こちらは1回目のプレビュー公演の観劇記。