2023年 3月×日 マチネ

東京国際フォーラム ホールC

またまたまた 3階 B席 センターブロック

 

やはり

柿澤さんのジキルハイドがもう一度見たい。

しかし連日の満席。

運良くチケットを手に入れる事ができ、

3度目の観劇に行って来ました!

 

 

 

 

 

今日は劇場に早めの到着。すでにたくさんの方がいました。

開場するとすぐキャストボードを撮影する列ができ、係員が「並ばないで」と注意する程。

 

劇場は満席でした。

今回も3階席でした。

 

 東京千秋楽も近い

柿澤さんのジキル&ハイド!

劇場は、

 

更に盛り上がっていました!!

 

「時が来た」では拍手が鳴り止まず

 

柿澤さんもさらにパワーアップ!!

 

 

前回もすでに自分のものにされていましたが、

今回のジキル&ハイドは、観客の反応を楽しむような、更に進化したジキル&ハイドになっていました!!

 

ジキルの時の真っ直ぐで優しい男。そして

ハイドになってからの壊れ方がまたとてもうまかったです。

 

高音がハスキーになるところもさらに良い!

歌声もパワーアップ。

 

大劇場だけど、小劇場でみる演劇みたいな、セリフや感情の動きも素晴らしかったです!!

 

 

 

 

 

 

今回のキャストは

ジキル&ハイド 柿澤勇人さん

ルーシー   笹本玲奈さん

エマ     Dream Amiさん。

 

 

キャストの感想です。

 

ジキルとハイド 

柿澤勇人さん。

 

前にも述べましたが、更にパワーアップしていました。

(前回もでしたが)演技も1つ1つが細かく、感情の動きがわかりやすかったです。

 

例えば、実験室で最初の変身をするところ。

1つ1つの動作に見入ってしまいました。

 

「実験開始。」とノートに記録をかくところも、

時計の時間に気づいて→書く など

前の行動が次につながっていて自然でした。

 

ランプにキスするところも、

笑う→ランプが目に入り→ランプに気づく→キス。

など、細かな動作の1つ1つが自然なのです。

 

 

酒場のシーンで最初にルーシーに会った時、ルーシーが歌っている間、

石丸さんはずっとルーシーを見ていましたが、

柿澤さんは、割と「しらんぷり」というか 一貫して興味がないような表情で

その違いがまた面白かったです。

 

 

「時が来た」では実験室へ向かう下手の外の階段を上がるところからワクワク。

Now there is no choice が始まり、時が来たがスタート。

 

サビの所。

換気扇のスイッチを入れ、

ライトのスイッチを入れ

高まる舞台。

最後も会場に轟く熱唱でした!

 

全ての歌が素晴らしかったけれど、

時が来た は、

歌い終わってからの拍手が鳴り止みませんでした。

その後、演技に戻ってからもやりすぎないところがまた偉い。

 

 

ハイドになってからが更に凄い。

左手がハイド、右手がジキルなのですね。

これまた上手でした。

 

そしてあの高音ですよね。

エドワードハーイド!と歌うハスキーな声が劇場いっぱいに響いていました。

細い体でどうしてあんなすごい声がでるのだろう。

 

そしてハイドになってからの「〜誰なんだぁ」とか「〜じゃぁ」みたいに壊れるところが更に良かった。

 

悪役ですが悪者を退治していくヒーローにも見えました。

「対決」も素晴らしかったです。

 

ラストの表情と言い、悲しみといい。

素晴らしい。

確実に二人の人間が1つの体に存在していました。

 

余裕というか、貫禄さえ感じましたよ。

カーテンコールでは、最後に はける前に、

客席に向けて両手を上げて、拍手をあおり、観客が大きく手を叩くと、両手でピース!

 

終始、双眼鏡で見ていましたが、

3階席まで見てくれると、もっと見てくれー!と思いました。

 3時間があっという間でした。

 石丸さんのジキルハイドも大変素晴らしかったですが、今日の公演も素晴らしかったです。

 

 

そしてルーシー役の

笹本玲奈さん。

 

前回は気づかなかったところがたくさんありました。

やり過ぎてもしらけてしまう、絶妙な加減が大事なのですよね。

派手ですが、本当は純粋なルーシー。

裏声多め。

「新しい生活」が更に良かったです。

最後も目を開けて死んでいたかも。

目も大きくて、歌もパワフル。演技も上手でした。

 

 

エマ役の

Dream Amiさん

 

やはりとても可愛らしい。エマにぴったりでした。

セリフのところも、声といい、表情といいとても良かったです。

前回少し歌が残念だったと書きましたが、

「その目に。」もしっかり届きました!

たぶん、歌うときに、もう少し口を大きく開けたらいいんだなと思いました。開けすぎても変だけど。

優しくて可愛くて、そして若い。

婚約パーティーや、結婚式のシーンでは二人お似合いで羨ましい。

 

 

アターソン

上川一哉さん

今回初めての拝見する唯一のキャストでした!

リトルマーメイドでは若き王子エリックだったのに、

今は随分と貫禄がおありに。

でも大きな目で、しっかりした滑舌。柿澤さんに歳も近く

仲の良い友人というのがしっくり来ました。

 

そういえば宮川浩さんも司教役やバーの亭主役で出演されていますが

昔はミス・サイゴンのクリスだったのに、

ずいぶんと貫禄がでていらっしゃって、

 時代を感じます!

 

 

 

アンサンブルの方も皆良かったです。

「事件 事件」のところとか、観劇が3度目なので流石に飽きるかなと

思いましたが、まとまっていて、釘付けで見ました。

 

音楽もとても良くて、何より歌詞がいいですね!

this is the moment! 時が来た♪

now there is no choice   道はない♪。

dangerous game  罪な遊び♪

訳詩がうまいから、しらけない。

 

東京公演ももう終わってしまいますが、

最後にもう一度、ジキル&ハイドを見れて良かったです。

石丸さんの回も盛り上がっていることでしょう。

こうやって劇場に行けば、素晴らしい舞台を見れるありがたさ。

この気持を味わいながら、あと数ヶ月は生きられそうです。

 

幸せな時間をありがとう!!

 

 

 

→①石丸&笹本Ver.の感想

 

→柿澤&真彩Ver.の感想