11月に見に行った劇団四季の美女と野獣。
1幕の最後で野獣が歌う、「愛せぬならば」という歌が好きです。
特に、歌の最後で星空の元、「彼女の愛が我が呪いを〜」と声を張り上げるところが
最高。
spotifyで聴き比べました。
「愛せぬならば」「If I Can't love her」と検索するとたくさんの方が歌っています。
(以下のURLは視聴のみですが、spotifyで全曲無料で聞くことができます。)
①芥川英司さん
2000年 劇団四季「美女と野獣」CD
真面目な印象です。
「哀れなやつめ、」と始めに自分を歌う歌詞がとてもしみます。
最後に向けて盛り上げていくところがとても上手い。
「彼女の愛がわが呪いを〜、」とそこからがMAX力が入って最後も劇場を包むような素晴らしい歌声です。
①石丸幹二さん
2015年アルバム「My musical life」
2019年ライブアルバム「An Evening With Kanji Ishimaru」
2020年のベストアルバム「the best」
2022年音コンサートライブ版
ライブ版、スタジオアルバム版などいろいろなバージョンがアップされています!
やはり、実際に舞台で野獣を演じたことがある方なので、耳馴染みがとても良い。
最後に声を張り上げるところなど素晴らしいです。
②井上芳雄さん
アルバム「Yoshio Inoe sings disney〜 one night Dream!The Live」
井上芳雄さんの2016年のライブ版
上の二人に比べると若い声ですが、野獣の切なさがあふれています。
コンサートなのでクラシックな感じですが、ずっと気持がこもっていて、
この方はミュージカルが好きなんだなあ!と思います。
最後の声の張り上げも素晴らしい。
③海宝直人さん
アルバム「I wish. I want」
海宝さんのアルバムの中の一曲
ワタシのなかで「カジモド」の印象が深いです。どの曲を歌っても上手い。
声がとても綺麗です。この方も高音も楽々な感じです。
1曲がドラマのようです。すでに自分のものにして歌ってる感じです。
④小野田龍之介
小野田さんのアルバムの中の一曲。
真面目で誠実な印象です。
そして声が優しいです。
クラシック過ぎず、でも安定感があって最初から最後までテンポよく、お上手!
最後の盛り上がりも素晴らしい。
⑤岡幸二郎さん
「best of musicalという岡さんのアルバムの1曲
1993年の劇団四季を退団されているので、実際に四季の舞台で野獣を演じてはいないようです。
でも芥川さんや石丸さんのように、劇団四季の「野獣」という感じ!
真面目な感じですが、まるで舞台で聞いているかのような、包み込むような印象です。
そしてそれとは別に、今回の新しい美女と野獣で加わった2幕目でベルが歌う
「A chang in me」
「野獣と出会ってすべてが変わった」
という曲もとても素敵な曲です。
「A change in me」 by beauty and the beast
いろいろな国のベルが歌う「A change in me」