そうまサイエンスカフェ -2ページ目

そうまサイエンスカフェ

活きた知識、これからの知識、計測技術の習得の学ぶ場

九州北部豪雨で被害を受けた福岡、熊本、大分の3県、相馬遊楽団の小幡君が被災地熊本へ行ってボランティアに入ります。
http://ameblo.jp/koueidoboku/entry-11304928018.html

これまで、全国各地のたくさんの方が、東北各地に震災支援で暖かい援助をしていただきました。
瓦礫撤去や泥掻きボランティアで入っていただきました。
本来ならばみんなで九州の被災地に赴き泥掻きなど、困っている方々の手助けをしなければいけないのでしょう。でも、なかなか行けません。
九州地方の被害をニュースを見ながら思っていました。

そんな中、フェースブックとブログに支援物資の協力と熊本の現地に入る報告がありました。

彼の行動力と調整力は、平凡な自分にいつも刺激と感銘、感動を与えます。
本当に頭が下がる思いです。

少しですが、支援物資の協力をさせていただきました。
気をつけて行ってきてください。

そういえば、
そんな彼がすごい人と評価するスコップ団の団長さんは、「支援活動はみんな”お互いさま”なんだよ」、と彼に言ったそうです。
確かに、これが原点かも、
人と人とのきずなってお互いさまの心から生まれてくるような気がする。
改めて”お互いさま”を考えさせられました。

明日、土曜日相馬保育園に製作した検出器と鉛遮蔽箱を寄贈します。
検出器の教育用には最適だと思いますので活用してください。

先月末で退職された前中江園長先生も同席していただけることになりました。

電子工作講座は3日の工程は一応終了しました。

続いて、出来上がった検出器シンチスペクトリ・そうま(セシウムカウンタ)を使い、

今後は放射線測定技能講座を行うこととなりました。

初日本日、
PCにソフトはベクレル測定用のベクモニ2011ソフト
http://blog.livedoor.jp/kabuworkman-becqmoni/
と空間線量測定ソフトを使い、測定設定のノウハウを教えていただきました。
先生は既にROI構成をマスターされ、最新(今月)のCs134の半減期を計算しベクモニに反映されてベクレル計算をしていました。こういう技術ってなかなか教えてくれない。
アイソトープ協会の研修でも教えてもらえなかったな。
測定技能は習得しておいて損はないと思います。
いつなんどき何が起きるか分からない時代なので…。

 

 
 

今回の講習で測定技能者が1名増え、検出器も完成しましたので、以前、支援いただいた分の測定器一式を保育園へ寄贈する準備に入ります。

保育園の園長先生も技能者に!

輪を広げていきます。
 
電子工作講座
仕事が終わってから、夜に近所のコミニュティーセンタを貸しきって電子工作講座2日目、3日目開催しました。
子どもたちも同伴で参加しましたが、おとなしく作業を見守っていたのは次女のみ、長女は備え付けの本棚から漫画を取り出しマンガ読み、末っ子の2才の息子は”ヤー、トー、仮面ライダー”と大声ではしゃぎまわり、自由気まま、誰ににたのか 遊びまわっていたので、次女だけを選抜して、自宅へ強制退去。

 

初日は、オームの法則や部品の説明、周波数、電磁波の解説をしっかり教えていただきました。

2日目は、まず、研修用のDVDを見て前日のおさらい、そして、回路図を見ながら部品を基盤に装着、続いて半田ごてへと
 

 

3日目は、パルス信号をPCに取り込むためのオーディオケーブル製作!ケーブルまで自作できてしまいました!作れるんだ。

 

製作中の検出器にUSBコネクタを半田で取り付け、PCから電源供給して通電試験…。
 
LED点灯!通電成功 
 



いよいよ、次回は、ベクモニ2011のインストールをして、スペクトル解析の設定まで行う予定。 
次回は7月18日開催予定






 
先ず隗より始めよ

電子工作講座を始めました。
と言っても私は素人なので回路設計のプロの先生にお願いして電気とは電流とは電圧とはから教えていただきました。
この講座は、放射線測定器「シンチスペクトル・そうま」を製作しながら、電気回路のノウハウを伝授いただくカリキュラムです。受講生は、私を含めて2名の精鋭?でとりあえずやってみます。
自分がやってもみないで他の人に奨められません。
とにかくやってみることが大事です。

なぜ、電子工作?なの?
 

実は、電子工作=放射線教育 なのです。

これまで、たくさんの核物理の先生やDrにお会いして勉強させていただきました。
その中でずっと考えてきたことですが、ここの地域で暮らしていく上での放射線教育ってどうするといいのだろう。
安全安心だけでは難しいような気がしていました。

電子工作の講師の先生と一緒に話しをしましたが、
今回のテキストにもありますが、電流、電圧、抵抗のオームの法則が勉強の起点で、結果的に放射線、ガンマ線の所につながります。
何気ない身近な身の周りの電気を勉強していたら、いつの間にか放射線の勉強もしていたとなります。
急がば回れ、
なのでしょうか?
放射線を知る入り口は電気!
 
  
直接的に放射線教育をすると、安全教育や不安教育どちらかに偏りがちです。

私見ですが、
入り口は電子工作を楽しみながらの方が良いような気がします。
  その流れの一部に放射線があり、そこから放射線とは?
    と学ぶ方が理解しやすいような気がします。
       どうなんでしょう?

放射線測定はミクロの視点でガンマ線だけ捉えると視野が狭くなって全体像が見えないかも。
そして難しくなって思考停止。n±√nで終了…。(これまでの自分)

今回、講義を受けて、放射線測定は、地デジや携帯電話の電磁波、周波数を測定するのと同じことが分かりました。
自分なりの解釈ですが、
 放射線測定器=携帯電話やテレビ放送の受信機と同じく考えればいいようだ。

つまり、家電メーカ等の日本の優秀なテクノロジをもってすれば、海外の測定器技術に負けない信頼できる高性能の測定器ができる!!

でも、実際はどうだろう。ベラルーシ、ウクライナ、USA、ドイツ等々の海外製が氾濫し、日本製は少ないし高い。特に食品検査器、ホールボディカウンタは海外がほとんど。
おそらくこれまでの測定実績がこの結果となっているのでしょう。

私の機器も海外製がほとんどです。
悔しい…。

講師の先生が作られた「シンチスペクトリ・そうま」は当然、日本製です。

逆もまた真なり、
 この放射線測定器を作れば電子工作回路技術が身に付くこととなります。
 

 
電子工作技術が身に付けば、その過程で数学的知識が必要になり、学校で習うルートやπとリンクし数学の世界を体験することとなりますね。
例えば、高校生などがやれば良い教材になると思います。
私も学生時代に体験できれば人生変わっていたかも。なんて!いまさら。
電子工作って結構面白いです。
個人的に自然エネルギーのソーラーパネルに興味があるので、もっとスキルアップしてからソーラー発電を勉強したいな…。

地元には誘致企業として某大手企業がありますが、地元には普通高校しかありません。以前そこに就職している状況を調べたら、圧倒的に人数の多いのは工業系の高校を卒業した人たちでした。
誘致企業が地元企業となるには、やはり、地元の人材からその企業の中核を担う人材をたくさん輩出することが望まれる。
そうなれば、地元雇用はもっと増えるはずだろうな。

今回、被災してもただでは起きたくない。
相馬製の検出器が完成しました。これを用いた放射線測定器学習が人材育成のきっかけになり、地元から優秀な企業が欲しがるエンジニアが育てばいいのですが…。
どうなんでしょう?

放射線問題は、我々の世代では解決できないかもしれない。
せめて我々の世代の大人たちが研究し、道筋をつけ、
そして、
次世代に ”繋ぐ” ことが必要があるのではないかと思います。

という訳で
先ず隗より始めよ
二名の素人が電子工作で放射線測定器製作に挑戦します。

検出器の命
CsI結晶体を加工しました。
ここが失敗すると検出器の性能に関わるそうなので
とても緊張しました。
 
半田ごての練習後
ようやく、回路図を見ながら部品を装着。

 



これまで、スペクトル解析のため、シンチスペクトリそうまを使っていましたが、
空間線量計に使えないかアプリを探していたところ良いの見つけました。
iPhoneアプリで、「Geiger Bot」というガイガーカウンタソフトを見つけました。
Geiger Bot ガイガーボット。
http://itunes.apple.com/us/app/geiger-bot/id427728355

他にもアプリあったのですが、高感度検出器に対応できていなくて困っていたところだったので、このGeiger Botは助かりました。
感度調整もしっかりできる。
念願のCsI検出器の空間線量計に早変わり、本当に素晴らしい。
無料アプリの作者に感謝。
設定後、室内の線量を計測、手持ちの線量計と同じくなりました。
 
1341667326030.jpg 

第3回相馬市政勉強会 特別講演
http://ameblo.jp/koueidoboku/entry-11280808189.html
開催日時  7月7日(土)18:30~20:00
場所  相馬市総合福祉センターはまなす館 第2会議室
参加費  無料

自分たちの街を自分たちで、
 復興、まちづくりを改めて考える
         いい機会だと思います。

みなさん、ぜひ参加ください。

主催は、相馬遊楽応援団さんです。





 
土壌測定してみました。
U8容器で測定
 
 遮蔽箱 
 
測定開始
 
セシウム出てます。
自宅周辺測定して子どもの遊び場検証してみよう。



シンチスペクトリ・そうま
2012-06-10 その2
遮蔽箱 到着!!
チャッピー先生設計オリジナル遮蔽箱
隙間なく完璧室内0.15μSv→0.01μSV 1/10に

http://ameblo.jp/chappy-diy/entry-11266287967.html


 
検出器を入れる
 

蓋を閉めて


測定開始
とりあえず、遮蔽箱内のμSvは
 
から


に減少。


2012-06-10 その1
放射線分析計測 環境放射能
環境中に存在する放射線・放射能の量を計測するには放射化学に関する基礎知識が必要。
まず基礎知識を習得したうえで計測法を学ばないといけないそうです。

と弱音を吐いたところで、今日も頑張る。


放射線計測時の統計誤差

放射線測定時の統計誤差は測定カウント数をNとするとその平方根(ルート)となる。
測定誤差を1%以内にするとすれば10000カウントの測定が必要となる。
周辺線量当量H*(d))や個人線量当量Hp(d)の測定時、放射線の計数を計数効率を考慮し(エネルギー効率も必要)、Svの単位に換算しているが一定時間(時定数)の放射線のカウント数が少ないと誤差が大きくなることに注意する必要がある。
検出効率が低い検出器では測定時間内のカウント数量から大きな誤差が生まれる。
測定誤差を10%以内にするためには時間内の測定が100カウント以上必要である。
誤差が大きい場合は測定時間を増す。
または時定数を大きくする。
または測定回数を増やすなどの工夫が必要である。

統計誤差 ± が必ず付いてくる

2012-06-09
試作機2号機を使ってみます。


従来は、GS-1100AやNAIプローブ、特殊コネクターを使ってました。
 
↑ これだけ揃えるの結構大変です。 
海外からお取り寄せしました。
プローブも高価です。

シンチスペクトリ・そうま は、開発者の意向ですべて流通品部材を用いることにしているので、接続方法を簡単にすることにこだわりました。

 
 上、写真左端が    USBサウンド(ノイズ対策)
      左から2番目「シンチスペクトリ・そうま」本体
          3番目 USBコード(電源供給用)
          右端  オーディオコード (放射線カウント)

これを、PCに接続
 


 完了

測定開始!! 非常に簡単。
ノイズでなかなか捕らえられない低エネルギー領域のAmも感知。

次回は遮蔽箱 

すみません、告知遅れました。

6月20日(水)
ホールボディ-カウンターで全国的に有名内な坪倉先生をお招きした座談会があります。
内部被ばく検査は私たちにとって重要な検査です。
内部被曝通信 福島・浜通りから~スーパーで買って水道を使えば「問題なし」
朝日新聞の医療サイト「アピタル」で連載されている内容です。
www.asahi.com/apital/
一読いただき参加されると良いのではないでしょうか。

坪倉先生の座談会は南相馬市では定期的に開催されております。
相馬市でもホールボディーカウンタで配備され順次検査をすることとなっています。
検査を行い、市民の声を直接聞き、そして語り合う
地道に行う坪倉先生姿勢ありがたいです。
内部被ばくについて聞いてみたいこと、知りたいことある方はぜひご参加ください。

座談会は、震災支援ネット・相馬さんが今後定期的に開催してくれるそうです。
http://ameblo.jp/somadeikiru/entry-11269384904.html
 
 
第1回 座談会
 
「おしえて?坪倉先生!!」
 

・日時:6月20日(水) 18:00~20:00
 ・場所:コミュニティセンター研修室1
 ・講師:坪倉 正治医師
 ・定員:10名・申し込み先
  (社)震災支援ネット相馬
  窓口 白石
 info.shinsaishiennetto@gmail.comまで
 氏名と人数をお知らせください。



御礼
このたび、走馬会様を通じて、
そうまサイエンスカフェに支援金をいただきました。
支援いただきましたみなさまありがとうございます。
この場をお借りして御礼申し上げます。

走馬会さんとは歩む道は違うものの、目的方向性は一緒の同志と思っております。
http://ameblo.jp/koueidoboku/entry-11271436850.html
震災で受けたダメージをただ受け入れるのではなく、逆転の発想で、人間力(支援いただいている皆様の絆)、市民力(地元で志ある人たちの絆)で震災前以上の活力ある街にしななければ、犠牲になった大勢の方々にこの地で生かされている者として面目が立たないと思っています。

これまでを振り返ると

不幸にも身近なものとなってしまった放射線、子ども達を守るため自分の出来る範囲で活動してまいりました。
非常に複雑で難解で分からないことばかり、いつしか考えられなくなり思考停止に陥りました。
そして、
津波被害の最前線での消防団活動を通して、惨状を目の当たりにし、生きること死ぬことを考えさせられました。
不思議と自分は生かされるのだなと感じ。
この時から生き方が変わったような気がします。

自分のできる範囲で”何かをしないと”と思った次第です。

不安な表情で外にも出れなかった子ども達を見ていて、走馬会さんの協力を得ながら自治会を通して行った放射線測定、そして除染活動、どれも限界を感じました。
測定しても一定しない線量。(何の機械が本当の測定数値なのか)
除染はただ汚染物を移動させるだけ。
どうしたらよいのか。
何の解決にもならい。
悶々と悩んでいるとき

坪倉医師と出会い、先生が地域の子ども達のために一生懸命活動する姿に感銘を受けました。
そこで内部被ばく対策ならば、食についてならば、何かできることがあるのでは、と思いました。

その後、私のブログを見た東北学院大学の社会学の齋藤先生と出会い、地元市民グループと繋がるきっかけをいただきました。
さらに、放射線を独学しようとしていた時、東京大学の原子力専攻の澤幡先生と出会い、放射線の専門家、農学の専門家の先生方とつながり、さらに地元農家の方々と繋がるきっかけをいただきました。
そこから、そうまサイエンスカフェを企画、また、回路設計の技術者(チャッピさん)の協力を得て、放射線計測原理を研究することとなり、その過程で検出器開発することとなりました。
さらに計測器に必要不可欠なソフトウェアのプログラムのプロの方ともつながることもでき、現在に至っております。
すべて志ある方ばかりです。

今必要なのは、納得して食べるためには測ること。
もっと身近に測定できる環境を作れないかと思い、現在模索しております。

支援いただいたお金については、みなさまの気持ちに応えられるよう、
この地域の子ども達の将来のため、計測器開発費という形で大切に、そして有効に使わせていただきます。
ありがとうございました。

そうまサイエンスカフェ 代表 但野

私は何もできない素人ですが、
開発者チャッピーさんは回路技術のプロの方です。
http://ameblo.jp/chappy-diy/
シンチスペクトリ・そうま という検出器を開発中です。
シンチレーション式でスペクトル解析ができる相馬で作った検出器です。
現在試作機は2台しかありません、支援いただきお金であと数台開発者に製造していただき、機能、精度を複数人で検証していきたいと思います。