イブラヒムは12歳の時
西アフリカから
イタリアに移住しました
イタリア語は一言も知らず
吃音に苦しみ移民排斥の
いやがらせも受けました
しかしくじけずに頑張り
20代でピザ屋を開きました
トレント市のその店は
世界のピザ屋トップ50の
一つになり懐疑的な人々
を納得させました
次の目標は路上生活の
子どもたちに食事を
提供することでした
そこで
「カフェ・ソスペーゾ」
(自分のコーヒー代に加えて
もう1杯分の支払いをして
必要のある誰かにおごる)
というナポリの伝統を使って
「ピザ・チャリティ」
を始めました
また偏見に屈せず人生を
あきらめないようにと
移民の子どもたちを
励ましています
このような忍耐は
使徒パウロの
ガラテヤ人に対する教え
「失望せずに善を行いましょう
あきらめずに続ければ
時が来て刈り取ることになります」
(ガラ6:9)を思い出させます
イブラヒムは移民に
対する
偏見や言葉の壁に
苦しみながらも
善行の機会を作りました
食事が寛容と理解のための
「架け橋」となりました
愛猫のシオンにカラフルな
アフロヘアーのかつらをかぶせたら
そのアフロは地球になっていました
そこから新芽が出てきました
そしてアフロヘアーを
作っている いろんな色の
大きい丸や小さい丸やハートは
地球に住むいろんな人種の
人々の いろんな形、
いろんな色の愛でできています