ぽんです。
もうすぐ「村の人生」ってゲームがビッグボックスで出るそうですね!
とっても面白くてお勧めゲームなので、買うの迷ってる~って方に読んでいただきたいなと思って紹介マンガを描いてみました。ゲームの雰囲気よ雰囲気。
とりあえずは、私の拙い絵で少しでも伝わったら良いな。
読んだら買いたくなりました~!なんてことになったら最高ですけど。
では、はじまりはじまり~!長くてすみません。
~村の人生~
箱絵を頑張って描いてみたけど、超難しかったんで人物はミープルに変えちまった笑。
さて、村の人生はどんなゲームかというと……
お腹の数字は初代、2代目~って意味です。4代目まであるよ(子孫増やせばの話ですが)
牛を飼ったり、麦を育てたり。
こんな感じに村人たちにいろんな場所でアクションさせるよ!すると……
影響力コマというものを貰えます。アクションするたびにっていうか、アクションするために受け取るってのが正解ですが……。
最年長の者から亡くなるんだけど、同じ世代のミープルたちが数人いるんですよね。
どのコマを先に亡くならせるかここが重要!
名誉村民になれるのは限られた人数だけ。なれないと共同墓地に入れられちゃうよ。
こんな感じのゲームです。え?全然面白さ伝わらなかったですって???
では、もうちょっと詳しくお話しします。長くなりますが最後までお付き合いいただければ幸いです。
メインボードと個人ボード
メインボードはこんな感じ。
アクションスペースがたくさんあります。ワーカーは必要に応じて置いたりします。左上に市場、右上に旅のマップ、左下に教会などいろいろあります。
個人ボードはこんな感じ。ほぼ物置。まだ派遣してないワーカーや、得た影響力コマや小麦の保管スペースとして使います。小麦が5個しか置けないのが憎いのよね。
重要なのがこの個人ボード(牧場)を取り囲むたくさんの砂時計。
これが時間の経過を表してます。ここにコマを置き、時間が経つとそのコマが前進し、一番上の橋を超えると自分のワーカーの一つが死んじゃうんですよ!!!
ワーカーが減るんですよ!!!ちゃんと子孫増やすアクションしておかないと、一族全滅します笑。
どんな感じのゲーム?
アクションスペースにはそれぞれ広場みたいなのがあって、ラウンド開始時そこに指定された数だけ袋の中から影響力コマ(4種類あり、リソースとなる)や疫病コマを出します。
そこに置かれた影響力コマを取ることで、そこのアクションができる仕組みです。
これは二人用のですが、指示通りの数のキューブを袋に入れて、メインボード上に指示された数だけ袋から出して配置します。
影響力のコマは4種類、オレンジ=能力、緑=説得力、茶色=信仰、ピンク=知識とそれぞれ意味があり、これらは他のアクションを行うときのコストとして使ったりします。
例えば、馬車を購入するにはオレンジとピンクの影響力のコマを1個ずつ支払うなど。
なのでたまに
なんてこともあったり、場合によってはやりたいアクションの広場に一個もコマが残っていなくてそのアクションを選択できないこともしばしば(早い者勝ちですよ!)
欲しい影響力のコマとアクションが一致してたらひゃっほ~って言いながらプレイしちゃいます。
時には、影響力のコマではなく
疫病コマという黒いコマしか残ってない時も。これを取ると何も恩恵をもたらさず、ただ時間2を消費します。(牧場の時間トラックが2つ進むということ)恐ろしや~。
例えば、「旅行に行こうかな~」ってとき、まず旅のアクションスペースに影響力コマが残ってるかを見ます。残ってたら好きな方選びます(今回はどっちも同じ色だ~)
*写真の赤い文字や〇が見にくくてすみません
北か南ルートどちらかを選び、次の都市にいく道に描かれてるコストを支払います。
今回の例で言うと馬車タイルと茶色の影響力コマ2個。そして時間は2進みます。
それらを支払ったらワーカーを目的地の街に移動させ、そこのボーナスをゲット!今回は3名声点ですね。最後にそこに行った形跡を残すため自分の円盤のマーカーを街のボーナス描かれてるところに置きます。たくさんの街を訪れると最終得点計算時いっぱい名声点もらえるよ!
とまあこんな感じに、各プレイヤーが順番にアクションを行い、メインボード上の影響力のコマまたは疫病コマが全部なくなったらラウンド終了です。うん、まあ、あれだ...最後まで残るのよ、疫病コマがね
どんなアクションがあるかは、先ほどの漫画に描いた通りです~(省略
面白ポイント!
いろんなアクションができるんですが、各アクションには時間の経過というものがついてくるって書きました。それが
これ、このマーク!
上の例は職人アクションで、馬車製造小屋にワーカーを派遣するのに2マス時間が進み(修行?)、そのワーカーが馬車を作るのにさらに2マス時間が進むって感じ。
このアクションだけで時間4つも進むのかよ~!
先にも書きましたが時間が進めば死んじゃうワーカーが出る。
でもね、死ぬのは自然の摂理であって、悪いことではない
大切なのは
その人の死を無駄にしないことなのです!!
このゲーム、死んでしまうと二つの方法で埋葬されます。
ひとつは村の歴史に刻まれる、要は名誉村民として埋葬される。
もうひとつは……共同墓地にぶち込まれる
これ、いつどのタイミングで死ぬかで決まる(キリッ
こんな本みたいな場所がボードにあってですね、その死んでしまったコマ(除外するコマ)が最後にどこの場所にいたかで名誉村民の場所に入れるかどうかが決まります。旅の途中だったのか、議員として議会にいたのか。あるいは教会にいたのか?
本の盾みたいなマークの色で区別されてます。赤が議員のまま死んじゃった人のスペース、黄色は職人のまま死んじゃった人のスペースなどなど。そのスペースが空いてれば名誉村民として村の歴史に刻まれるのです!
では・・・空いてなければ?
ハイ、共同墓地ですね。名誉村民なら最後に勝利点が人数に応じて入りますがこちらではなんも得られないんですよ。カナシキ
だからいつ誰を死なせるかが超重要!!!
では、どんどん村の歴史で空いてるところに入れるために対応するワーカーを死なせればいいのね~って思っちゃうのですが、それも正しいけどそうでもない時も。悩みます悩みます。
何故なら・・・
アクションスペースに置かれたワーカーって、出世したり、働いてくれるんですよね。
例えば議員。議員会館にコマを置くだけでなく、置いたコマをどんどん出世させることも可能。
赤い矢印みえますかね。右へどんどん進めれるんです。
そうすると、下に書いてあるボーナスの選択肢がどんどん増え、そしてボーナス自体も豪華になって行くのです。せっかく出世したワーカーを死なせるのも辛い~・・・ってなるわけですよ!
出世した奴ほど最後まで生き残れば勝利点もたらすし、生きている間にも良い恩恵をもたらす。
教会でも出世?してればゲームの途中や最後に勝利点たくさん入るし~。
旅も遠くにでかけたやつを死なせちゃうのはもったいなくない?またスタート地点から旅をやり直しですよ?
などといろいろしがらみが出てくるのが悩ましく面白い。
そしてこれだけは守らないといけないルールがあります。
それは年長者から先に亡くなるということ
なので、議会で出世させたければ、若い者を派遣しないと志半ばで死んじゃうよ~みたいな?そういうところも考えながら子孫を増やし、誰をどこに派遣するか、いつどこで亡くなるか
なんてのを考えながら遊ぶのが醍醐味でございます。
各ワーカーには数字が振ってあって、第一世代、第二世代、第三世代、第四世代とあります。
第二世代の最後の一人くらいはゲーム最後まで生き残れるかなぁって感じです。プレイの仕方によっては死んじゃいますけど。
ワーカーからするとまさにプレイヤーは神よね。
どのコマを死なせようか~。ってプレイヤーの手はまさに死神の手だわ~。
【おまけ】
個人的に私が「ゲームの世界もしょせん金かよ」って思ったのは
教会アクション!
修道士になるには、修行だけでなく運も必要。
こんな感じに、教会アクションすると時間は経過するし、すぐに教会に配置されず修行という名の(勝手に命名)袋に入れられるんですよ。
で、ラウンド終わりにミサが行われて、その修行袋から選出されるのは4名だけ。しかもお邪魔修道士が4個もデフォで入ってるし、他のプレイヤーのコマがあればそれだけ確率が下がるわけですよね。
でもね、これ・・・
お金(1コイン)払えば事前に袋から出してもらえます。
ふっ、世の中金よ!
最終得点は、どれだけ市場で品物売ったか、どれだけたくさんの街を旅したか、何人名誉村民になったか、議会や教会で生き残った人がもたらす名声点
などなど(まだいろいろある)合計して一番高い人の勝ち~!
ちょこっとだけ感想
まさに村で生きる村人たちの人生のゲームです!
毎回やりたいアクションと欲しい影響力コマが一致するかなんて運だし、疫病コマしか出ない時もある。
アクションすれば時間が経過し、せっかく育てた?ワーカーが死んじゃうシステムは斬新と思いました。今まで遊んだゲームはせっせとワーカー増やしてなんぼの世界が多かったので、え?減るの?って驚きました。
そして、死んじゃう時どこの誰を死なせるかの選択がこれまた悩みどころ!
狙って死なせるっていう戦略もあるんだけど、あ~こいつにはもっと生きてて欲しい~なんて情が移ってしまったりもするんですよね。
とっても面白いゲームなのでぜひ機会があれば遊んでみてください!
ではまた~!