2026年4月1日、留萌本線の廃止
本日、令和8(2026)年4月1日付で、北海道深川市と雨竜郡沼田町を結んでいた留萌本線の最後の営業区間、深川駅〜石狩沼田駅間が廃止となりました。(最終営業日は3月31日)国鉄時代に鉄道要覧などで「本線」ならびにそれに準じた扱いをされていた路線は34ありましたが、路線名ごと消滅する「本線」は平成元(1989)年5月に廃線となった名寄本線以来、約37年ぶりとなるかと思います。留萌本線(留萠本線)は深川駅から増毛郡増毛町の増毛駅までを結んでいた地方交通線で、留萠駅(当時)からは特定地方交通線となった羽幌線が分岐し、留萌市と天塩郡幌延町の幌延駅までを結んでいました。羽幌線の全通は昭和33(1958)年と遅く、幌延駅側から先に開通していた幌延駅〜遠別駅間は当初「天塩線」と称していました。羽幌線も全通から29年という若さで昭和62(1987)年、全線が廃止となっています。留萌本線は留萌駅〜増毛駅間が平成28(2016)年、石狩沼田駅〜留萌駅間が令和5(2023)年に廃止となっています。留萠本線や羽幌線には沿線に炭鉱が点在し、石炭輸送を担う私鉄路線も接続していましたが、産業構造の変化によって鉄道の在り方も変わってきました。留萠本線が最初に深川駅〜留萠駅間で開業したのが明治43(1910)年。それから100年以上の長きにわたって地域の足、ひいては日本の産業をも支えてきた留萌本線。ありがとう、お疲れ様でした。