チャートを読み解く「日本国債」② そもそも国債とは? 2024年1月31日夕回診 | 外科系集中治療医による新NISAの記録

外科系集中治療医による新NISAの記録

新NISAとともに成長するpompoko2525の愛と勇気と成長の物語

本日の日本株。
 
 
前場はやや値下がり基調であったが、後場後半に差し掛かって急上昇が見られた。
月末に差し掛かっての決算の影響か。上方修正した企業が多かった印象。
そして、明日未明ようやくFOMCの会見。米国株・ドル円がどう動くかも注視が必要。
 
 
さて、チャートを読み解く「日本国債」。そもそも国債とは?
ざっくりといえば、国が税収で補えない出費を要するときに発行する債券のこと。
要するに「国の借金」である。
国は必要な金額を手に入れ、貸し手は元本が返済される日(償還日という)まで一定の利息を受け取ることができる。
 
例えば100万円で10年間、年利5%の債券であったら(そんなすばらしい日本国債あったら買いたいが...。)
1年毎に5万円が手に入り、10年後に元本100万円が返ってくるという感じである。
 
国債を発行することで、国は予期しない突然の出費を乗り越えることができる。
戦費を調達することもできるし、災害の復興支援金を集めることもできる。
借金=悪ではない。むしろ世界の経済を成立させる上でなくてはならない存在である。
 
だが、借金だから返済しないといけない。それは一国であれ例外ではない。
 
ギリシャが財政破綻したのは記憶にあたらしい。
財政赤字の進行から、2010年初頭に債務不履行の危機感が強まりギリシャ国債は暴落した。
日本だって例外ではない。
アジア太平洋戦争中の戦時国債、および戦後復興のための国債発行によりハイパーインフレとなった。
 
財政上不安定な状態で国債を乱発すると、国全体の経済がますます混乱することになる
だから、国債をどれだけ発行するのか、そういったコントロールは非常に大切なのだ。
(「どれだけ国債を発行しても財政破綻しない」という、いわゆる現代貨幣論についてはいったん置いておく。)
 
国の目線も、我々の目線も基本的には同じであると思う。
どれだけ割安でお金を調達できるか」。すなわち、「どれだけ金利を安くできるか」である。
A銀行のローンは年利3%、B銀行は2.5%。みたいな話であるが...。
 
では国債の金利はどうやってきまるのだろうか?
これちゃんと説明できるかな? 今からかなり不安です...。