そしてドル円も...
こちらも大きく値が動いた。
深夜の大幅なドル安はともかく、朝になって落ち着いた段階でも昨日から1円ほど値下がりした。
言わずもがな、FOMCの政策発表が本日朝4時にあり、「米国政策金利は据え置き」となった。
その前後で大いに荒れた、荒れた。
米国金利は長期的なトレンドとしては「利下げ」である。
これは一般的に米国株高、ドル安を誘導すると言われる。
ドル安に関してはまあ納得できる。問題は米国株も同じく下がっている。
短期的なトレンドなので何とも言えないが、なんとも不気味な感覚が漂っている。
こうなると本日の日本株はどうなるのか。今日は市場から目が離せない。
といったところで昨日の続き。
どうやって国債の金利は決まるのか?と「今日の自分」に振った「昨日の自分」を叱りたい。
難しい...というよりもかなり複雑なので一つ一つを説明しないといけない。
数記事でまとめられそうにないので、ちょっと長くなるかもしれないが悪しからず。
千里の道も一歩から始まる...そう一歩から。
まずはこの絵を頭に焼き付けておいてほしい。
そう、日本国債である。因みに今は国債も電子化されており、上記のような紙媒体は存在しないらしい。
国債は大きく3つの要素に分けられる。
①元本、②償還日、③利率
である。
機関投資家のあなたは、この2024年に出された「10年物国債」を手に入れた。
これから10年間の間、2034年に元本100万円が返ってくるまで、毎年元本の0.6%、すなわち6000円を手に入れることができる。
まずは、①元本、②償還日、③利率 の3要素をしっかりと覚えてほしい。
さてこれからこの国債はどういった運命を辿るのか。
といったところで夕回診へ。