ネオポン日記 : 画家 三村 稔 のblog

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絵画、衣装作品や製作風景を紹介。


[ガルボナード島のグスコーブドリ]
P8号  キャンバスに油彩
2025.5

宮沢賢治の[グスコーブドリの伝記]より
ラストシーンの火山島に一人残るグスコーブドリの姿を描きました。
宮沢賢治は、グスコーブドリの最後の姿については何の描写もしませんでした。ただ、みんなを返してしまって、一人残った。そして、翌日の朝、イーハトーブの人々は、火山が噴火するのを見た。そして、飢饉の危険がなくなり、グスコーブドリや妹のネリのような辛い思いをする子どもたちが救われたことのみを描写しています。
ブトリは、最後に何をしただろうか?
僕は、きっと彼は好きだった本を読んで勉強をしたんじゃないか、と思いました。
最後の最後まで。もう何の役にも立たないのだけど、やはり、みんなの役に立つ立派な人になるために。そして、いよいよ、という時、最後の感謝を捧げた。

これは、勝手な僕の想像です。

皆さんは、どう思われますか?




第101回 白日会展 出品作品
[火之迦具土神の頸を斬る伊邪那岐命]

F60号 キャンバス 油彩

2025年3月20日(木)〜31日(月)
国立新美術館 

今年は、11室に飾られています。
是非、ご高覧ください。