ブリーダーの失敗作として捨てられた、 チワワのこと。 | 保護犬パオとガーデニング日和

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東京在住50代前半の専業主婦です。ポメをこよなく愛し ガーデニングが趣味です。
ガガ様と同じ病気。 線維筋痛症を発症して17年です。
痛みと闘いながら 保護犬3頭をみています。
犬は 私も元気の素です。
お空組 7頭も見守ってくれていると思います。

皆さま こんにちは  カナヘイきらきら

 

昨日は 「番組予告」 の記事に関しまして沢山のリブログのご協力をありがとうございました。

 

昨日の「 クロ現 」・・・。

ペット業界の裏側を知っているとはいえ、 やはりテレビで観ると怒りと哀しみでいっぱいになりました。

「命」 を 「命」 と思わない  「モノ」 扱い。

どうして 人間のために彼らはあんなに辛い目に合わなくては、 いけないのでしょうか。

ブログをやっていない人、 犬や猫に興味をもっていない人にも観ていただきたかったなー

と思いました。

今の自分と犬や猫との幸せがあるのなら、 この幸せにある裏側を知ることも必要だと思います。

ペットショップで売られている仔犬や子猫を見て 「可愛いー!」 と言っている人たち、その可愛い仔たちの親がどんな生活を強いられているのか・・・・。

きっと 想像をしたこともないでしょう。

「可愛いーー」 ではなくて 「かわいそう」 なんだよということに早く気がついてもらいたいです。

 

今いる子の日常品やおやつ ペットフードを生体販売をしているお店からは買わないことも大切だと思います。

買わない消費者が増えれば、 犬や猫を産ませててもお金にならないから悪徳ブリーダーは消えていく。

消費者の意識が変わらなければ この先 何も変わらないのだと思います。

 

 

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今日は、

悪質ブリーダーによる誤った交配による犠牲犬の話のご紹介です。

 

ツナヨシさん~

 

Tsunayoshi 2017年1月8日記事からです

 

許されない。 ブリーダーの失敗作として捨てられたチワワには

「 脳 」 が半分しかなかった!

 

 

 

チワワの親子が保護されるも 

引用の出典元:www.facebook.com

母犬と生後6週目程度と思われるチワワは、道端の隅に捨てられていました。母犬は"ペギー"、子犬は"ピップ"と名付けられ、英国動物虐待防止協会(RSPCA)に運ばれ診断を受けることに。

なんと、母犬の左後ろ脚の指はなく、子犬のピップは全盲だったのです。当初はピップの脳内に何らかの腫瘍ができて、それが視神経を圧迫して失明しているのではないかと考えられました。

子犬の状態を詳しく調べるためにMRIを撮ったところ、獣医はショッキングな事実を知ることになるのです。

チワワの親子は人間の犠牲犬だった!

引用の出典元:www.facebook.com

子犬のピップには、脳が半分しか形成されていませんでした。そのため視神経そのものがなくピップは目が全く見えない状態であることが判明しました。

英国動物虐待防止協会、広報担当者のエイミー・デ・キーザー氏は「多くの犬や動物の治療を手掛けてきた、アニマルヘルストラストの獣医ですら、こんな状態の犬は診察したことがない。」と語りました。

子犬のピップには外科的処置ではなく、一生涯の薬と点眼薬、定期健診が必要だと診断されます。

ピップがここまでの障がいを抱えてしまった理由は、まさにブリーダーによる誤った交配です。売れるためならどこまでも掛け合わせを止めない、人間の欲の犠牲犬がピップでした。

一方、母犬のペギーの指がないのは奇形ではないことが判りましたが、もっと恐ろしいことが原因だと診断されました。人間の手によって切断された、もしくは何らかの外傷によるものではないか、と推測されたのです。

ペギーの足を守るために、外科的な治療や義足の作成が検討されています。

母犬は虐待され、子犬はブリーダーの失敗作、そして捨てられる…こんな行為が許されるはずがありません。

英国動物虐待防止協会では、このチワワの親子を捨てた人間に対する情報提供を求めています。

 

 

 

ペギーとピップは今、一時預かりのボランティアさんの家で過ごしています。しかし、治療はこれから一生涯続きます。現実問題、今後2匹の親子が生きていくためにはお金が必要です。

この2匹の身に起きた悲惨なできごとは多くの人の心を動かし、寄付金が続々と寄せられ目標額の5,000ポンド(約64万円)を超えることができました。

その額は3ポンド(約400円)、5ポンド(約640円)、30ポンド(約4000円)と小さな額が積み重なって到達した金額です。348人の小さな善意が大きな結果を生み出しました。

これからこの親子がどのような犬生を歩むのかまだ決まっていませんが、安全な環境の元で暮らせることは間違いありません。

犬に求めるものは何ですか?

引用の出典元:www.facebook.com

母犬のペギーも子犬のピップも、悪質なブリーダーによって体と心を痛めつけられました。

しかし、根本的な原因はブリーダーではなく、その販売先にいる、歪んだ価値観を犬に求める人間です。

私たち人間は数千年以上も昔から、あるいは、それよりももっと古くから犬と暮らしてきました。犬は人間の暮らしや心を支えてくれる大切な存在です。

古代は、現代のように犬に求めるものが容姿の可愛さや希少価値ではなかったはず。

私たちは今、犬に対する価値観を大きくシフトさせ、二度と不幸な犬たちが生まれないよう努力することが求められています。

100年後、さらに1,000年後も、人と犬が一緒に楽しく暮らせる世界を作れるか否かは、今を生きる私たちの意識にかかっているのではないでしょうか

 

転載ここまでです。

 

親犬の左脚・・・    痛々しくて涙が出ます あせる

人間て本当に残酷な、 生き物だ。