やっぱり一人なんだな…淋しい… | 旦那さんは天国に単身赴任中

旦那さんは天国に単身赴任中

ドライブ好きな旦那さんとワンコのお出かけや家族の日常を書いていたのですが…
2017年1月4日に旦那さんが肺がんであることがわかり、しかもステージ4。そして、たった9ヶ月で旅立ってしまいました。
時々、涙する事もあるけど、明るく楽しく元気に生きてます。

最近は気持ちも落ち着いていて、以前と同じように過ごせている…と思っていました。

 

昨日、銀行から「残高不足で引き落としができないので、来てください」と電話があった。

少しですが相続があるので旦那さんの口座は凍結されたままで、ローンの引き落としだけしてもらってました。

ところが残高が数万円に、気づかなかった顔文字

 

本当はダメなんだけど、銀行の好意で他から旦那さんの通帳に入金して9月分までは落とせるようにしてもらいました。

その手続きに銀行に行くと個室に通されました。

この部屋には何度か、融資の相談やお願いで入ったことがあります。

いつも旦那さんと二人でした。

 

部屋にはテーブルをはさんでイスが2個づつあります。

いつも旦那さんが先に入り、奥のイスに座り、私はその隣に座ってました。

 

でも、その日は一人。

私は以前と同じ手前のイスに座りました。

ふと右を見て「いつもここには旦那さんがいたのにな」

 

考えてみると、いつも右に旦那さんがいた。

車の中も、歩いてる時も、座るときも、寝る時も旦那さんが右にいた。

もういないんだ…大事な事も自分で判断しないといけないんだ。

つらいな…

 

そして、今朝テレビを観ていたら…今夜やる番組の番宣で「群馬の温泉、1泊2日の湯治」

あ~良いな、でも一人じゃ淋しいかな…でも行ってみたいな…とボーっと観てました。

 

年配の女性がカメラに向かってすごく楽しそうに話している、その後ろに旦那さんが微笑んで立っている。

何を言ったのかは覚えてない、というか耳に入ってこなかった。

その場面を見たら急にワーッと感情が込み上げてきて、また過呼吸になりそうに、そして泣けてきた。

私も旦那さんと行きたかった。

 

まだまだ、ダメだな…

おひとり様を楽しんでる自分がいる、なのにやっぱり…

楽しんでるふりをしてるのか、楽しんだつもりで「自分はもう大丈夫」と思いこませようとしているのか…

 

でも頑張ろう、旦那さんに会えるまで絶対に面白い人生にするがんばるガンバ