後悔の嵐 | 旦那さんは天国に単身赴任中

旦那さんは天国に単身赴任中

ドライブ好きな旦那さんとワンコのお出かけや家族の日常を書いていたのですが…
2017年1月4日に旦那さんが肺がんであることがわかり、しかもステージ4。そして、たった9ヶ月で旅立ってしまいました。
時々、涙する事もあるけど、明るく楽しく元気に生きてます。

2月の月命日にお墓参りに行ってからかな、感情が不安定です。

 

人前では、以前と変わらず笑顔で話をしてます。元気そうに見えると思います。

自分でも、「けっこう強いじゃん、私」って思ってました。

 

でも、一人になると急に泣けてくることがあります。

日に何度も泣くときもあるし、大丈夫な日もあります。

何だかな~凹むパンダ

 

今朝、モコの散歩に行き江戸川土手をあるいてたら、急に子供の頃に飼っていたワンコの事を思い出して泣けてきました。

雑種のチコ。玄関の横に犬小屋があり外飼いでした。

小学2年生の時でした、チコは赤ちゃんを産みました。

母に、「赤ちゃんを産んだ後は気が立ってるから子犬を触っちゃだめだよ。取られると思って噛むかもしれないから。」と言われてました。

友達が遊びに来て、「触っちゃダメ」って言ったんだけど子犬を抱っこしてしまいました。

その時はチコは大人しく見ていました。

帰る時間になって友達が玄関を開けると、チコがいきなり友達の足にかみつきました。

友達の足に、小さな穴があいていたのを今でも覚えてます。

両親が仕事で留守だったのでおばさん(友達のお母さん)に電話して迎えに来てもらいました。

その後、おばさんからすごい剣幕で母に電話があり「人を噛むような犬は処分しろ」言われたそうです。

夜、両親が相談しているのを泣きながら聞いていました。

翌日、学校から帰るとチコはいませんでした。

 

「私のせいだ。私が噛まれればよかった。私のせいでチコは死んだんだ。

守ってくれるはずの飼い主に知らない所に連れてこられてチコは怖かったろうな、悲しかったろうな、子供たちが心配だったろうな、子供達も急にお母さんがいなくなって淋しかったろうな、そしてチコを保健所に連れて行かなくちゃならなかった両親も辛かったろうな…」と、その時の事が急に浮かんできて泣きながら歩いてました。

(大人ですから、ちゃんと誰もいないのを確認しましたよ汗

 

昼前、仕事が休みの長男が出かけました。

何の気なしに旦那さんに話しかけてたらまた急に…

「ごめんね、気が利かない奥さんで。私ただ見てるだけだったよね。もっと話しかければ良かった、マッサージをしてあげれば良かった、やりたい事やして欲しい事、言いたかった事きっとあったよね。何も聞いて上がられなかった、ごねんね、ごねんね…」と号泣してしまいました。

 

他にもいろんな「後悔」が頭をよぎり、夜お風呂でも号泣。

今も泣きながらこれを書いてます。

 

旦那さんは私が泣くのが嫌いでした、きっと「泣くな!」って怒ってるだろうな。

 

今日は、後悔の嵐が吹き荒れた一日でした。

明日は穏やかな心模様になるといいなうるうる