この間の面談で塾講師に、

塾講師『いうて3教科じゃん。東大受ける子は6教科だぞ...』

 

と言われて複雑な気持ちになりました。今の入試は英語には4技能試験のスピーキングもライティングも入っていて、たかが3教科じゃないし、そもそも5教科をこなすキャパがないから3教科なんです。


私『3教科といっても昔から浪人する人もいるじゃないですか。』

と咄嗟に返したら

塾講師『昔は人数が違い過ぎますよ。』

と返されましたが、果たして人数の問題なのでしょうか?確かに、少子化が進んだおかげで、現役で上位大学に行ける子は増えています。しかし、しかしですよ、我が夫が今現代にいるとして現役でMARCHに受かるレベルにあったのだろうか?

帰宅後に、夫に現役時の世界史のセンターの点数を聞いてみたら、


『覚えてないけど5割くらい?浪人時は8割だったよ』

だ、そうです。予想的中です。5割ではMARCHはムリです。やっぱり現役は相当難しいよなぁと思いました。夫は現役時はあまり私立は受けていなかったのでどのレベルにいたのかは検証できませんが、1年の浪人生活で行ける大学のレベルが格段に上がったのは事実です。

 

え?私?...世界史が40点台かな...笑ううさぎ あ、社会科目のいらない大学に現役で入りました💦


高3娘の壊滅的な歴史の成績を見て、再び浮かんでくるのは『浪人』の二文字....。

 

 

過去記事でも一度書きましたが、就職以外でも思うところはあります。

「現役で入れるところに行けばいいのよ」

と言う人も多いのですが、現役で入れるところに行った私からすれば失敗だったなぁという経験があるのです。

先日、実母と電話で話して、娘のことを聞かれて、浪人になるかも、と言ってしまったのですが、

母『大学なんて行けるところに行けばいいじゃない。』


と最初は浪人に否定的な意見を言われました。うーん、私が教育熱心で娘を追い詰めているように見られているのでしょうね。(否定はできないけど💦)しかし、


私『私は現役で入れる大学に入ってレベルが低くてつまらなかったから、1年の浪人で少しでもレベルの高いところに入れるのなら浪人もいいと思っている。』


と伝えると、

母『それ、私もそうだったわ。興味もない学部でつまらなかった』


と意外にも共感してくれました。母は前にも書きましたが、前期は国立教育学部数学科が不合格で後期で県立の家政学部に入りました。卒業後は栄養士として働いていたし、母がそんな風に思っていたなんて思いもよりませんでした。


私と同じように母も大学がつまらないと感じていたなんて...。私の場合は全く興味のない分野でつまらなかったのではなく、講義内容が浅すぎてつまらなかったという違いはありますが、講義内容の他にも友人関係でもあまり合う人がいなかったという意見もすごく共感してくれてびっくりでした無気力そして


母『1年くらい浪人してもいいと思うよ。』


と賛成してくれました。

とはいえ、もちろん、娘の意見が一番です。浪人は無理強いできません。人生やり直しできるようでできないので判断って難しいですよね~タラー