前のブログに娘の高校の大学合格実績を上げるためには
●出願先を増やして合格確率を上げる
とテキトーに書いてみましたが...
なんと高校の進路実績を見てみると...数字にも出願数の減少が現われていました
私立文系の早慶上智GMARCHの出願数をカウントしてみたところ、前年より約4割も出願数を減らしていました
テキトーに書いてみたことがホントーでした!!
しかも、進路の先生は
『今年も先輩方は頑張っていましたよ。』
と言っていましたが、それもあながち嘘ではありませんでした...。なぜかというと
出願数マイナス→合格人数マイナス→合格率は上昇
となっているのです!! 数字のマジックですね。割合でみると『合格確率は上がっている』と喜ばしいことのように見えますが、早慶上理GMARCHの合格人数は大幅に減少、進学者数も減少しているのです。
今年は新課程入試の前年となるので、浪人を避けたい国立受験者が私立を積極的に受けてくるという発想はなかったのでしょうか...しかも首都圏の国立第一志望勢に本気出されると非トップ校は敵うわけもなく...
河合塾の入試結果の分析でも例年通りの志願者数でしたが、国公立大併願者の私立大出願数は増加、とりわけ共通テスト方式で増加だったと書かれています。
私立大の入試結果分析 | 2024年度入試を振り返る | 河合塾 Kei-Net (keinet.ne.jp)
平均は3~4校??
娘の高校は通塾者も多いですし、学校の進路説明会でも10校は当たり前と言っていたのですが、なぜか大幅に出願数を減らしていた娘高校。
『うちは大丈夫!!』
なんて思っている楽観的な人が多かったのでしょうか??
で、何校受けるか?ですがネットで調べても5~6と少な目でした。この記事ですとなんと平均3~4。7校以上受験した人はたったの16%。
これは全国平均だからなのでしょうか?首都圏私立志願者はこんなに少ないことはないと思います。高校の進路でも10校は当たり前と言っていましたし、塾でも10~13校くらいが普通と言っていたような...
オープンキャンパスで聞いても、とある学生は
『13校受けてMARCHに2コやっと引っ掛かった』
と言っていました。なんか実態とかけ離れているネット情報は恐ろしいですね
出願技を考える?
しかし、受験料はそこそこするので出願数を減らしたいのは分かります...。30万とかすぐにいってしまいます
とりあえず、受験日程を調べてみましたら...確かに10校も受けなくてもよいのかな...という魔の誘惑が沸いてくる気持ちは分かりました。本人の希望する学部と有名大学を並べてるだけでは10校にはならないですね。
しかし、これでは娘レベルでは受からないのでしょう...。
・志望大学で似たような学部も出願しておく
ことも大事なのでしょう。初見に弱い娘には試験用紙も会場も慣れることで有利になるはず。
・節約したいなら後期入試の日程を調べておく
文系の後期入試は少な目でしたがあるにはあるので、出費を減らしたいなら後期にかけるしかないですね。
後期入試は上位私立の結果を見てから出願できるのがメリットです。上位大学が合格なら出願しなければよいので出費を抑えることができます。しかも後期入試の方が偏差値が低かったり。上位大学には後期入試は少ないので後期受験者は上位大学の不合格者が多いのでしょう。偏差値も低めとはラッキーです
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とにかく悔いのないようによく考えてみようと思います