役者紹介4 | POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~

POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~

俳優・松木円宏の個人ブログ。
日々、この広い世界に小さな足跡を残していくのです。

物事が少しずつではあるが確実に動いて行く。
一つ働きかけると、何か一つ返って来る。
うまくいくかどうかは別であっても、それが面白いし、そんなものなのだと思う。
だったらドンドンやっていかないとですよね。




本堂史子さん (カリバネボタン)

旗揚げにも関わってくれた女優さんで、付き合いはもう8年ぐらいになるだろうか。
演出と役者として関わるのは本当に久しぶりだけど、いやはや本当にやりやすい。
元々初見から掴むのがうまい女優さんだけど、ポムの世界と合うのです。
舞台に立つその居方と発する声は場に緊張感を持たせ、独特とも言える空気感を生み出す。
かと思えばコミカルな演技もサラッとやってのける。
稽古場では何かもう所々ヘンテコな動きをちらつかせ、ハプニングも多々持ち込む(笑)、そんな愛嬌と他者への愛情溢れる人柄も大きな魅力の一つ。
また一緒にやれたらいいなぁと思える、ポムでは懐かしく嬉しい再会でした。





山口祐子さん

金馬さんのご紹介で今回ご一緒することになった女優さん。
ベテランという言葉はある意味失礼なのかもしれません、何を持ってベテランなのかと。
隙のない居方にその一瞬一瞬が絵になり、その空気感、芝居における役割への高いプロ意識、遊び心、どれをとっても素晴らしいものでした。
実はあの役、役割的にもしっかりと情報を伝える必要があったため脚本的にも最初大人の女性として描いていたものの、祐子さんの芝居をキャスティング前に観る機会があり、そこからイメージがらりと変わって色々やってもらうことに(笑)
たくさんの引き出しを見せてもらい、かつ楽しませてもらって、本当に実りある時間となりました。
今後のご縁も楽しみです。