本日はこれから精算会です。
帰るまでが遠足なら『色のない虹』もこれで帰宅といったところですか。
終わってもう既に皆が別々の道を歩き出しているというのに、何とも不思議な気分です。
でも、稽古場と違って何も考えずに今回のメンバーに会えるのは今日ぐらいのものなので、それはそれで楽しみ。
そう考えると、主宰とか演出家というのはやはり特殊なポジションですね。
相手との距離がいつだって明確に存在していて、立ち入る程近くに行くことはできない。
でも、僕にとってその距離が相対して心地よく感じる役者は、きっと尊重をしてくれているのだと思う。
「私は役者で、あなたは演出家である」ということを、仕事として、良い意味で馴れ合わずに、故に芝居に対して密に接することができる。
プロだなと思う瞬間である。
さて、溜まっていた仕事をすべく動き出さなくては。
これからのことも考えたい。
いつだって今のままじゃダメなわけで、動けるのも今。
具体的にやるしかないってことでね、頑張って参ります!
でも、まずは飲みます!!